誰でも簡単に作れる!強みを引き出す101の集客コンテンンツ

溶接やNC旋盤で金属加工を長年やっている製造メーカーの社長さんより質問を受けました。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-20-16-07-08【質問】:元々、自社ホームページはありましたが、ホームページ制作会社に費用を払ってきれいなホームページはありましたが、問合せはほとんどありませんでした。

何の会社なのか、分かりにくいホームページだと思います。どういった内容を書けば新規の問合せが増えるのでしょうか?

という質問をいただきましたので、弊社クライアントの事例をご紹介してお答えします。

A【答え】:多くの企業が「どんなコンテンツを書けば新規受注を得られるのか?」と悩まれています。このページでは、集客できるコンテンツを作るためのアイデアを101個準備しています。

ものづくりのプロセスには「製品企画〜製品設計〜生産技術〜製品製造〜製品検査」などがあり、そのプロセス全てから顧客からの信頼を得る素晴らしいコンテンツが生み出すことができます。ぜひ、101個のアイデアからコンテンツを生み出し、多くの受注を獲得してください。

目次

私がご説明します!

こんにちは、見える化集客を運営するコンサルタントの山下裕司です。

強みを引き出す101の集客コンテンンツ

売上を伸ばすコンテンツ作るために、このページに辿り着いたあなたに「このページを見れば、集客コンテンツ作りには困らない!と思わせたい。」そういう想いでこのページを作りました。

過去10年の集客コンサルティングで効果を出してきた、製造業やモノづくり企業の売上の伸び悩みを打破するコンテンツを作るための101の質問を一挙公開します。

はっきり言って「あれもこれも面白いコンテンツにできる!」と、素敵なアイデアが溢れ出てきます。既に答えている質問もあると思いますが、まだ答えてない質問もたくさんあると思いますので、是非チェックしてみてください。

なぜ、「コンテンツ作りに困らないようにしたい」のか?

その理由は、あなたに”ものづくりに注力してもらいたい”からです。

シマテック社長アイデム「はたらくすがた受賞作 今まで日本の製造業の構造は、親企業から安定的な受注を受けられれば、新規の販路開拓に積極的に取り組まなくても問題はありませんでした。これにより、下請け企業は新製品や新技術開発に集中できるメリットがありました。しかし、大企業の製造拠点の海外進出など取引構造の大きな変化で、自社での取引先開拓が必要になってきました。最近では、新規顧客を獲得するためにインターネットを活用して自社のwebサイトを持つ企業も増えてきましたが、まだ新規顧客獲得をできている状況ではありません。多くの下請け企業が「この先、大丈夫だろうか?」という不安を感じたことがあると思います。

 「その不安を解消するには、どうすればいいか?」

あるお客さまの話で、製作に行き詰まった製品の製作途中をお客さまに公開して「こんなにも丁寧に作るの?」と喜んでくださったという話を聞きました。その話を元に素直な私は、製造業のクライアントである大阪府の町工場のコンサルティングで、お客さまから見えてない製造プロセスを見えるようにブログでコンテンツにして公開しました。その結果は、6ヶ月で問合せ3.1倍と業績を伸ばすことができました。つまり、誰もが同じように「製造プロセスにおける品質管理を可視化」すれば、企業の情報をコンテンツにすれば、新規受注獲得に対する下請け製造業の不安は解消されるのではないか?と考えています。新規受注を獲得するための情報はインターネット上に溢れています。それをトヨタ自動車の品質管理を経験してきた私が、製造業での新規顧客獲得で成果の出たやり方をご紹介させて頂くとお役に立てるのでは?そう考えて作成しました。

コンテンツ作りは、他人に任せてはいけない

webコンテンツのマネジメントを他人に任せてはいけない理由は2つあります。一つは、あなたの製品の製造プロセスを把握できてないということです。ものづくりには繊細で高度な技術や、多くのカン・コツが隠されています。あなたの会社以外の人間に、それを把握して表現できる人はいません。もう一つは、現実問題として、ものづくりの奥深さを表現できるマーケターやホームページ制作業者はほとんどいないということです。

 「だからこそ、このページを活用して頂きたい」

このページが提供するのは、あなたが新規顧客獲得のために作るコンテンツ作成リストです。今までお会いした、製造業やモノづくり企業の経営者が頭を悩ませるのが「何を書けばいいのか分からない・・・」ということでした。しかし、この101のリストを活用すれば、何を書けばいいのかは明確になります。このリストに挙げているコンテンツを作り込めば、新規受注獲得の近道になります。

「コンテンツ」を作る目的

具体的なコンテンツ制作の話に入る前に、コンテンツを作る目的について確認しておきましょう。そもそもコンテンツとは、情報の内容や中身という意味です。そのコンテンツの目的は、次の3点にあると考えています。

  1. 【製造プロセスの見える化】顧客からの信頼を得ることで高額製品や法人向け製品が売れる
  2. 【自社製品の価値を新発見】顧客視点で、数多くの新しい製品価値を見つける事ができる
  3. 【業界ライバルとの差別化】ライバルが同じ製品を売っていたとしても、違う製品に見える

①:製造プロセスの見える化

 『ブログ成約率をアップするための見える化101の方法』でも紹介していますが、あなたの主張を顧客に信じてもらうことができれば、セールス力は10倍になります。そのあなたの主張を顧客に信じてもらえるようにする一つの手法が、製品を作るこだわりを見えるようにする製造プロセスの見える化です。今まで見えなかったことを、丁寧に見えるようにすることで顧客からの信頼が高まります。

 製造者や販売者が、ここまで”こだわって”作っているんだったら、高額な価格でも「当たり前だよね」と納得して購入していただけます。

▶︎【お客さまの声】実際に、製造プロセスにおける品質管理を見える化したお客さまから、このような声を頂いています。

『6ヶ月で売上が4000万円アップ』
ブログからの問い合わせが3.1倍に増加。
大手企業・中央省庁から1000万円以上の受注獲得。

↑中心のボタンを押すと再生(11分08秒)↑
(音が出るので、ご注意ください)

シマテック

生産財メーカー製造業

②:自社製品の新たな価値を発見できる

 コンテンツを作ることは、品質管理の見える化に繋がります。今までにない新しい視点で、見えてなかった価値を見つけ出すことができます。今まで、自分では当たり前だと捉えていたことが、お客さまにとっては素晴らしい価値に感じることがあります。つまり、視点を変えれば、当たり前のことが大きな価値に変わるということです。コンテンツ作成で視点が変わることで、お客さまが喜んでくれる数多くの新しい価値を見つける事ができるのです。

▶︎【推薦の声】「株式会社リコー」の元開発設計エンジニアで、現在webマーケティングを行う株式会社アイデアプレイス代表の斎藤さんから、製造プロセスにおける品質管理を見える化することについて、こんな推薦を頂けました。

見えてない価値を見つける方法が、
体系的にロジカルになっているので、
誰がやっても上手くいく要素があると思います。

エンジニア推薦 今まで、お客さまにとってブラックボックスになって見えなかった「製品やサービスを提供するまでのプロセス(手順や工程)」を目に見えるようにする事で、数多くの新しい価値を見つける事ができます。

 この信頼性を高める価値を見つける方法が、体系的にロジカルに見つけていく手法があるので、ここがポイントですね。勘でやっているのではなく、仕組みでキッチリできるということが、大きいと思います。だから誰がやっても上手く行く要素があると思います。

ブラックボックス


※推薦の声は『斎藤氏(元RICOHの開発設計エンジニア)』をご覧ください。

③:業界ライバルとの差別化

 製造プロセスを見える化すると、業界のライバルが同じ商品を売っているとしても、顧客から見れば違う商品に見えると思います。なぜなら、ライバル企業は、製造プロセスなど顧客から見えないようになっているので、商品の価値が顧客に上手く伝えられてない状態で販売しています。これでは「なぜ、こんなに高いの?」と思われてしまいます。

 一方で、製品にこだわりを持った顧客に対しては「こういうこだわりを持って作ってます!」という製造プロセスを見える化することで「あなたの会社は信頼できる」と思って頂きやすくなるので、ライバルとの差別化が可能になります。

▶︎【推薦の声】「イベントプロデューサー」で延べ1万人以上を動員してきた、エフジーコーポレーション株式会社の代表である齋藤さんから、製造プロセスを見える化することについて、こんな推薦を頂きました。

本格的にお金になるコンテンツマネジメントです。
トヨタで叩き込まれた徹底したデータ分析と改善は、
ちょっと学んだ程度のノウハウでは太刀打ちできません。

齋藤氏ツーショット この売れる品質管理は、ブログ集客という言葉は適切ではなくて「本格的にお金になるコンテンツマネジメント」です。製造業やモノづくりのメーカーさんにとっては、大きく活用できるものだと思います。

 トヨタで叩き込まれた徹底したデータ分析とエンドレスな改善は、ちょっとやそっと学んだだけのノウハウでは太刀打ちできません。集客の本質を抑えているから、製造業や整体院をメインに、講座やスクール集客でも成果が出ているのは納得です。


※推薦の声は『齋藤氏(イベントプロデューサー)』をご覧ください。

「現状を打破するコンテンツを作る」基本的な考え方

 売上や問合せを増やすには、「良質なコンテンツ」を作る必要があります。ここでいう「良質」とは、他にない実際に使えるコンテンツのことをいいます。では、その良質なコンテンツをどうやって作成すればいのか?そのために必要なのが「製造プロセスの見える化」になります。

 下記のフレームワーク(横軸:製造プロセス・縦軸:4M)を使えば、今までとは違う新しい視点で製品を見ることで、新しい製品を価値が目に見えるようになります。

 例えば「①:製品企画」の段階で「A:方法」に、こだわっていることは何か?ということを改めて確認することで「そういえば、こんなことやってたな!」と、今まで見過ごしていた価値を見つけることができます。これと同じように各製造プロセスで「B:人」「C:材料」「D:設備」にこだわっていることは何か?という4つのジャンルでこだわりを整理する事により、提供している価値を見つけやすくなるメリットがあります。 

▶︎製造プロセス

 



M

 

 

 


 製品企画 


 製品設計 


 生産技術 


 製品製造 


 製品検査 

A:方法
(method)

 1-A  2-A  3-A  4-A  5-A

B:人
(man)

 1-B 2-B  3-B  4-B   5-B

C:材料
(material)

 1-C 2-C  3-C 

4-C

5-C 

D:設備
(machine)

 1-D 2-D  3-D  4-D  5-D 

●【4Mとは?(縦軸)】
安定した工程を作り、高品質でバラツキの少ない製品を生産するため、4M「方法(Method)・人 (Man)・材料 (Material)・設備 (Machine)」を使った品質管理手法で、これを4M管理といいます。

  • 【方法(Method)】:計画、作業方法、システム、知恵などのこだわり
  • 【人(Man)】:各工程の作業者や管理者へのこだわり
  • 【材料(Material)】:素材、原材料、環境などへのこだわり
  • 【設備(Machine)】:各工程の設備や道具へのこだわり

●【製造プロセスとは?(横軸)】
製品の製造過程で必要となる製造工程のことである。ここでは「企画・設計・生産技術・製造・検査」を代表的なモノとして表現しています。

どう使うのか?活用する2つのタイミング

島原さんシマテック いきなり「売上の伸び悩みを打破するコンテンツ」の作り方を紹介されても、あなたが、いつ、どのように使えばいいのか?その使い方を理解していないと効果も半減してしまいます。

 ですので『6ヶ月かけて問合せ数を3.1倍にした製造業サイトのコンテンツ改善ノウハウを公開』のページで、大阪府にある町工場「株式会社シマテック」での改善事例をもとに説明します。

【活用タイミング①】ステップ1:売れるコンセプト作成

101活用タイミング①

 一つ目は『1-2:何を提供するのか?(提供する価値を見つける3ステップ)』で活用します。ここでは、製品を作る流れが見えるよう製造プロセスを可視化して「何を目的にどんな作業をしているのか?」「どこにこだわっているのか?」を明確にしていくステップです。

【活用タイミング②】ステップ2:顧客が求めるコンテンツ作り

101活用タイミング②

二つ目は『2-3:信頼獲得記事:顧客との信頼構築するコンテンツ』で活用します。ここでは、あなたの製品に興味がある人をwebサイトに集めて、顧客との信頼関係を構築するためのコンテンツを作成します。

「伸び悩みを打破するコンテンツ作成リスト101」一覧表

売上の伸び悩みを打破するコンテンツを作る101の質問リスト(一覧表)は下記のとおりです。

製造プロセス111

 この101のコンテンツリストを利用して、問い合わせを増やすためのコンテンツ作成を行ってみてください。というのも、メニューとそれに続く説明に「形式的」にしたがってコンテンツを作成していけば、誰でも顧客に納得してもらえるコンテンツを作成できるようになっているからです。

【①:製品企画から生み出すコンテンツ(20項目)】

 お待たせしました、ここからようやく本題に入ります。まずは、製造プロセスの上流である「製品企画」から解説していきます。

製品企画画像

【1-A:方法】

 顧客が興味があることは「舞台裏」です。その製品が完成するまでの舞台裏を見せることで顧客にとっては、とても魅力的なコンテンツになります。ほとんどの企業が顧客に見せていない、企画・開発段階の裏側、特に企画の方法は興味をそそるコンテンツになります。

製品企画A

▶︎1:どんなアイデア発想法をしているの?

 大ヒットした商品の企画アイデアを知りたいと思ったことはありませんか?例えば、秋元康さんがプロデュースする”会いに行けるアイドル”「AKB48」を生み出した時、どうやってそのアイデアを生み出したのか?ヒット商品を連発させるアイリスオーヤマの製品を生み出すアイデアは?営業利益を2兆円出すトヨタ自動車の新車開発は、どのようにやっているのか?

 その会社によって、担当者によってアイデアの出し方は違ってきます。散歩している時やお風呂に入っている時などリラックスした時に生まれたのか・・・?デスクで苦悩しながら無理矢理1000件くらいのアイデアを出したのか・・・?商品の裏側には、多くの人の苦悩が隠されています。

▶︎2:どんな方法で企画を作るのか?

 どのような方法で企画を作っているのか?例えば、トヨタ自動車では、大部屋制度というやり方を取り入れています。それまでは新車開発の際に、車種担当の責任者が設計・開発・技術などの責任者と根回しして意思決定していたやり方を、設計や生産技術など各担当の意思決定車が一箇所に集まって、情報共有と意思決定を早めて開発期間の短縮をはかる制度を取り入れています。

 今では業界の標準になっているかもしれませんが、当時は他社とは違う企画の作り方として大きな注目を浴びました。このように他社とはちょっと違う企画を作る方法というのもコンテンツにしてみると面白いでしょう。

▶︎3:新企画を作るとき、どんな人からヒアリングする?

 新しい企画の構想段階では、市場調査のために「質と量」の両方の調査を行い市場のニーズを探ります。例えば、量の場合は、統計データなどの確認やアンケートによる調査が行われます。一方、質の場合は、見込み客となる人から直接インタビューを行い、考えや嗜好などを聞き取ります。

 そもそも、このインタビューの場合も、会社に呼んでグループインタビューや街頭インタビューや、個別インタビューなど、様々あります。質問の仕方によって返ってくる答えも様々です。実際に街頭インタビューをされた方は分かると思いますが、結構な人に断られます。ここにもストーリーがありますよね。

▶︎4:今まで作った面白い企画は?ダメだった企画は?

 世の中に生み出される、ほとんどの企画はボツになったり売れなかったり。わずか1%くらいがヒット商品となる訳です。残りの99%の企画は、陽の目を見ないまま忘れ去られてしまいます。苦労して生み出されたものの、陽の目を浴びることがなかった企画たちの中に、どのんなものがあったか?

 ヒット商品は、多くの人が知っていますが、その裏にはどれくらい数、どのような内容のダメ企画があったのか?顧客に紹介してみるのも面白いのではないでしょうか?

▶︎5:この企画は、誰のどんなニーズから生まれた?

 今、顧客に購入されている製品は「誰のどのようなニーズから生まれたのか?」そんな企画開発の根幹をご紹介するのも面白いのではないでしょうか?ヒット曲の中には、恋人のために捧げた歌もありますし、締め切り前の15分間で完成させた曲などもあります。「まさかこんなにヒットするとは思わなかった・・・」という話、たまに聞きますよね?

 あなたの会社で販売している製品が、どのようにして生まれてきたのか?誰のための商品なのか?ここにも、面白いストーリーが隠されていると思いませんか?

【1-B:人】

 企画を作るのは人です。どんなヒット商品も最初は、誰かの人の頭の中にあったものです。それが形になりヒットしました。そのヒット商品を作る人を紹介するコンテンツのご紹介です。

製品企画B

▶︎6:企画を作る人は、どんな人?

 あなたが、発想がユニークな面白い何かの商品を購入したとき「この製品の企画を作った人って、どんな人?」と、単純に知りたいと思ったことありませんか?「ユニークな発想の製品を作るくらいだから、人間性もユニーク何だろうな?」とイメージすることもあると思います。でも実は、その商品を企画したのは、「え、この人が?」と疑うような、すごく真面目そうな青年だったりもする訳です。このギャップがまた面白いと感じていただける要素だったりします。

 『プロフェッショナル 仕事の流儀(NHK)』をご存知でしょうか?10年以上続く人気番組です。まさに、企画の仕事に情熱を傾ける社員の、その仕事ぶりや仕事における信念などを映像とインタビューで多角的に紹介する。仕事の舞台裏をご紹介するものです。舞台裏で働く人を知りたいというニーズが高いのが伺えます。

▶︎7:どんなスキルや技術を持っている人?

 企画を作る人たち、一体どのようなスキルや技術を持っている人なのでしょうか?例えば、企画の道30年という企画のプロフェッショナルが作り出したのか?どんなスキルを活用したのか?それとも、全く別部署の人間が担当を任され、今までの企画の作り方を一新して作り出されたのか?今までとは違う企画の発想を用いたのか?

 企画を作る人が持つスキルや技術、今まで経験してきたバックグラウンド(背景)によって、企画の作り方や出てくる企画自体が大きく変わってきます。どのような人が、どのような技術やスキルを活用して作ったのか?それも面白いコンテンツとなります。

▶︎8:どんな想いで企画を作っているのか?

 人が行動するのは、何かしらの”想い”があるから行動しています。「何かを達成したい!夢を実現したい!お金持ちになりたい!お客さんに喜ばれたい!上司に認められて出世したい!」などなど。会社組織でいうと企業理念と呼ばれる社長の想いです。

 今回の場合は、その製品を企画した担当者が、どのような想いで企画を作ったのか?その背景には何があるのか?スタッフや社員の想いをコンテンツにすると面白いでしょう。企業理念が社員に浸透しているかが、顧客にも伝わります。

▶︎9:企画の仕事で面白いところは?

 アイデアとして出される、ほとんどの企画が陽の目を見ないまま消えていく。企画とはそんな仕事ですが、そんな仕事の何が面白いのか?自分はやりたくない!と思うような仕事を楽しそうにやっている人に対して、「なぜ、こんなことやってるの?」と興味が沸いたことはありませんか?

 それと同じで、ほとんどがボツになる企画の仕事をやっている人に興味を持つ人はいます。仕事の面白みというのは、人それぞれだと思います。アイデアを出すことが面白い、ヒットさせることが面白い、人それぞれが感じている仕事に対する面白みをコンテンツにしても面白いと思いませんか?

▶︎10:企画という仕事へのこだわりは?

 人は誰でも、何かに真剣に取り組むときには、”こだわり”があります。職人という域に達すれば達するほど、常人では理解できない”こだわり”があります。このこだわりが「誰にも負けない!」技術やスキルを支えています。製品の企画を生み出すスタッフや社員の仕事に対するこだわりは、どのようなものがあるでしょうか?

 私自身は、前職がトヨタ自動車の品質管理を担当していました。こだわっていたことは「事実」です。思い込みを捨てて、目の前で起きている事実を見ることを重視してきました。思い込みほど盲点を作るものはないからです。世界を歪めて見てしまいます。

【1-C:素材】

 企画を構成する素材にも様々なストーリーが隠されています。自動車を作るにも、車は何万点という部品から構成されています。一つ一つの小さな部品や素材にもストーリーがあるのです。

製品企画C

▶︎11:なぜ、その素材を使うのか?こだわりは?

 あなたの会社は、製品企画の段階で、どのような素材にこだわって企画立てているのでしょうか?その素材に対して、どのような思い入れがあるのでしょうか?「今まで使っていたから・・・」とか「過去の失敗で学んで、この素材を使い始めた・・・」など、その素材を使っている理由が、何か必ずあるはずです。その使っている理由も面白いコンテンツになります。

 例えば「ザク豆腐」なんてどうでしょうか?なぜ、豆腐にザクを使うの?超がつくほどのガンダムマニアの社長だからって、商品に使おうと商品化するまでには紆余曲折があったはずです。そのストーリーを社長や社員に聞いてみたいと思ったことありませんか?

▶︎12:いつ、どこで、その素材を見つけたのか?

 あなたの製品に使われている、その各それぞれの素材は、どうやって見つけたのでしょうか?「国産なのか?海外産なのか?」「ダイヤモンドのように希少なのか?」「一般的な素材を自社開発で特殊な素材に作ったのか?」「健康を考えた素材」など、どうやって素材を見つけたのか?ということだけでも一つの興味性が高まる面白いストーリーができます。

 例えば、うちでは1枚ものの楓の木で作ったテーブルを購入しました。無垢材で作られたテーブルは、使えば使うほど味が出てきます。このようなお気に入り商品は、どこで、どのように育てられた楓の木なのか?気になるものです。知ることで、より愛着も湧いてきますしね。

▶︎13:どうやって、その素材を活かしているのか?

 「良い素材を使っています!」と謳っている製品は、世の中に山のようにありますが、「その素材がどう活かされているのか?」というところまで、伝えている企業はほとんどありません。つまり良い素材を使っても、その素材の良さがどうなっているのかまでは、見えない訳です。(そもそも、本当に良い素材を使っているのかも分かりませんが、、、。)

 企画の段階として、「その素材の良さをどうやって活かそうとしているのか?」「なぜ、そうやって活かそうとしているのか?」顧客もその企画の狙いが分かると、実際の商品を手に取りながら確認することができますので、作る方としては大変ですが面白いコンテンツになります。

▶︎14:その素材の特徴やメリットは?

 その製品に使われている素材が「なぜ、使われているのか?」は、11で話したがもう少し突っ込んだ話をここではしましょう。とても大事な質問を2つしますので答えてください。「①:その素材の特徴は何か?」 「②:それが顧客にどのようなメリットを生むのか?」この二つの質問に答えることで、顧客が得られる価値が見えてきますので、製品の価値が伝わりやすくなるのです。

 素材によっては、特殊な特徴もあるでしょうし、特に特徴がないという素材もあります。でも、その中から見つけ出すのです。そして顧客のメリットに結びつけてあげましょう。

▶︎15:その素材は、誰が、どう作っている?

 あなたの会社の製品で使っている、その素材や部品は、誰がどのようにして作っているものでしょうか?どんなに小さな素材や部品であれ、モノを作るということは誰かによって作られている訳です。複雑な素材や部品だけど、意外にと簡単に作れるモノもあるでしょう。逆にシンプルな作りだけど、簡単に作ることができないモノもあるでしょう。

 「海外でファーストフードに使われる材料が、地面に落ちても、洗わずにそのまま使われていた・・・」とか「車の安全部品の機能不具合があったのに、そのまま使われていた・・・」など、問題があって、製造プロセスを知りたいと考えている顧客は、最近は増えてきました。

【1-D:設備・道具】

 製品を作る上で、設備や道具は欠かせないものです。企画段階では、どのような設備や道具を使って製品作りをしようとしていたのか?製品作りを支える裏方の設備や道具へのこだわりの紹介です。

製品企画D

▶︎16:使う道具のこだわりは何?

 製品を作る上で、欠かせないのは道具や設備です。正しい道具や設備の選定ができないと、良い製品を作ることはできません。そしてきちんとメンテナンスもできてないと安定的な量産は難しくなります。どんなに良い魚を仕入れても切れない包丁で捌けば、身がボロボロに潰れてしまい、せっかくの素材の良さも台無しです。これは、どのような業界でも同じことが言えます。例えば野球選手のイチローは道具を大切にすることで有名です。バットやグローブ、スパイクなどしっかり手入れをすることで、練習で鍛えた高度な技術を、いつも通りに発揮することができています。

 製品作りに活用している設備や道具へのこだわり。過去に失敗したこともあると思います。道具選定や設備メンテナンスの失敗など。そんな経験をコンテンツにすると面白いストーリーができます。

▶︎17:過去トラブルを繰り返さない仕様の工夫は?

 どんな大きな企業でも、必ずトラブルや失敗はあります。それを繰り返さないのが、大きな企業の強さでもあります。私は13年間、トヨタ自動車の製造工場で品質管理の業務を担当していました。生産中の車両で発生した問題は「次の新型モデルチェンジへ持ち込まない!」という活動を徹底して行い、設計・生産技術・製造と原因を明確にして再発させないように、プロセスの上流で問題解決を行っていました。

 企業として問題を繰り返さない取り組みが、顧客から信頼を得るのは間違いありません。企業としてのノウハウ集という宝にもなります。もちろん、その活動は時間がかかり大変なのは理解できます。だからこそ、そこにドラマが生まれると思いませんか?

▶︎18:なぜ、その設備や道具を使うのか?

 製品を作るために、その設備や道具を使うということは、何かしらの理由があるはずです。例えば「精度が高く信頼性が高いから・・・」「安いから・・・」「納期が早いから・・・」「サポートが付いてるから・・・」など、様々な理由があると思います。なぜ、その設備や道具を使っているのか?どんな理由でも構いません。その理由をコンテンツにしてみては如何でしょうか?

 例えば、プロ野球選手がバットについて語っているのを見たことありませんか?「ホームランを増やすために、芯に当たるようにヘッドの部分を1mm太くした」など、いろいろ試行錯誤して試している姿が見えます。企業としてもより良い製品を作るための試行錯誤の姿を見せても面白いのではないでしょうか?

▶︎19:どうやって、その設備や道具を使うのか?

 製品を作るときに、その設備や道具の使い方で、製品の良し悪しは大きく変わってきます。顧客に喜ばれる良い製品を作るためには、設備や道具の使い方を間違っていては、まず作れません。その設備や道具の使い方は、企業としてのノウハウがあると思いますが、企業秘密ではない公開できる部分を顧客に公開してみては如何でしょう?

 製品にこだわりを持って購入する顧客に、製造プロセスを公開することで、信頼を構築することができます。そもそも公開している時点で「ここの企業は自信があるんだな」と思ってもらうことができます。

▶︎20:その設備は、誰が、どうやって作っている?

 製品だけでなく、製品作りに使う設備や道具も、誰かが作っているモノです。そこには、「お客さんが使いやすいように作る・・・」とか、その設備や道具を作っている人の想いやこだわりなどが含まれています。

 私もトヨタ自動車で勤務していた時代に、設備メーカーさんへ新型モデルの設備の出来栄えを計測して、目視や稼働チェックなど行い、依頼通りの品質なのか?を確認していました。そこにはメーカーさんも「トヨタに負けない!」と品質を造り込んでくる、良い意味でライバル意識がありました。そういったメーカーさんの製品作りに対する熱い想いをコンテンツにすることは顧客にとっても面白いコンテンツになります。

 

【②:製品設計から生み出すコンテンツ(20項目)】

製品設計画像

【2-A:方法】

  続いては、製品設計の方法についてのコンテンツ造りです。普段、なかなか設計の裏側を知ることはありません。ほとんどの企業は設計の部分も公開していませんので、これも面白いコンテンツがたくさん作れます。

製品設計A

▶︎21:どういう方法で設計するのか?

 コンテンツを作る目的は、顧客からの信頼を獲得するためです。設計に素人な顧客に安心して頂けるための設計方法をお伝えするだけですので、同業者に企業秘密を漏らすということではありません。設計の素人である顧客が「こんな風に設計してるのか〜」と安心できる設計方法を示してあげることが重要です。

 どうやって設計しているのか?というのは、新入社員の最初の受け入れ教育でやるような簡単なことで構いません。家を建てる時でも「地震が来ても大丈夫ですよ」と言われても何を根拠に?と思いますが、設計図を見せながら「なぜならば、ココがこうだから・・・」説明されると妙に納得してしまいます。安心してもらえる材料を増やすという意味で、設計方法を公開すると面白いと思います。

▶︎22:設計で、最も重要な事は何?

 設計をやる中で、最も重要なことは何でしょうか?設計という仕事は奥が深くて、重要なことは星の数ほどあると思いますが、その仕事に精通しているプロフェッショナルであればあるほど、シンプルな答えを返してくれるものです。

 例えば、「ホームランを打ちたい!」という選手に、3度の三冠王を獲得した落合博満氏が、その選手にボールの下を打つ練習だけをさせていました。結局ホームランは打てませんでしたが、わすか2時間の練習で、明らかに飛ぶ打球がホームラン性の打球に変わっていました。重要なポイントを一つ教えることで、結果が全く変わる。そのポイントをお伝えすることで顧客からの信頼を獲得することができます。

▶︎23:設計する手順は?

 どのように自分が購入した製品ができているのか?というのは、高額製品になればなるほど、気になるものです。品質の高い確かな製品がいいですから。それを顧客が確かめる術は、購入した製品を見る以外にありません。ですので製造プロセスを公開することで、製品の確からしさは確認できませんが、どのように作られているのかは確認できるようになる訳です。

 自動車メーカーや住宅メーカーなどが、製造工程やプロセスを公開しているのは、顧客の信頼を獲得するためでもあります。製造プロセスを確認できることで、「私が買った製品は、こうやって作られているんだ」となんだか安心できます。手順を示すというのも面白いコンテンツになります。

▶︎24:なぜ、その設計が大丈夫だと言えるのか?

 高額な製品になればなるほど、購入時は慎重に考えますし、購入後も丁寧に扱います。高額な買い物で失敗は絶対にしたくありませんので、「なぜ、それが大丈夫だと言えるのか?」その材料を示してあげることで、顧客も安心して購入できます。

 その根拠を全て示すことは難しいですが、何も説明してないライバル企業よりも、丁寧に「これこれ、こうだから安心してお使いして頂けます。こういう工程で作られています。」という説明があると、安心できますし、そこから信頼が生まれてきます。

▶︎25:他社との設計の違いってあるの?

 他社との設計の違いを調べている企業は、明確にできると思いますが、多くの企業にとってはなかなか難しいことだと思います。ここで伝えたいのは「他社との違いはなんですか?」という明確に違うポイントを作りましょうということです。他社と機能や性能もほとんど変わらない製品を販売するとすれば、違いが金額などしかありません。価格競争に巻き込まれてしまいます。

 設計の部分でも他社とは明らかに違うポイントを作ってコンテンツにしておくと、マーケティングの時、とても販売しやすくなります。他社との違いを調べて、設計の上流段階から差別化を考えていきましょう。設計という要素は顧客にとってよく分からない部分です。分からないからこそ、知りたい、とても面白いコンテンツになります。

【2-B:人】

 設計の技術がどれだけ向上しても作るのは人です。企画という形のない抽象的なものが、この設計で初めて形になります。製作する人の想いが、初めて形になる面白いコンテンツになります。

製品設計B

▶︎26:誰が、どうやって設計をするのか?

 製品の紹介で、設計者が表に出てくることって、ほとんどないと思います。顧客から見ると営業マン以外の担当者は、完全に影に隠れている見えない裏方さんです。だからこそ、顧客に見えるように表に立って「設計者が、どんな人物なのか?」「どのように設計するのか?」を説明することで、大きな信頼を得られるのです。

 最近では、野菜や肉など食品販売では「生産者の 顔」が掲載されています。これぞまさに、製造業でいう設計などの顧客からは見えない「生産者の顔」になるのではないでしょうか?設計した人から考え方や設計方法が聞けるなんて、とても面白いコンテンツになります。

▶︎27:どれくらいの人が、どのくらいの期間で設計するの?

 あなたの会社の設計部門は、優秀な精鋭集団だと思います。その設計する部署は、どのような組織になっていて、どのくらいのスタッフ数がいて、どんな製品の設計を行なっているのでしょうか?その担当者は、何人いるのでしょうか?そして、どのくらいの期間で設計されているのでしょうか?

 この設計部門は、顧客からは全く見えない想像もできない世界です。顧客から見ると、自分が購入する製品を、どんな人たちが、どうやって、どのくらいの期間をかけて設計したのか?それを教えてくれるコンテンツになります。こんなに面白いコンテンツがあるでしょうか?

▶︎28:設計部署の責任者は、どんな人で、どんな仕事してる?

 ほとんどの企業のコーポレートサイト(公式サイト)で、紹介されているのは会社役員の数名程度です。役員以下の管理職である部長や課長などが、顧客の前や表の舞台に出てくることは、ほとんどありません。なぜなら経営陣ではありませんし、人数も多いですので、紹介するのも大変です。投資家などにとっては、重要なことではないでしょう。

 しかし、顧客の立場に立って見てみるとどうでしょうか?社長の経営方針に沿って、良い製品を作るために部門を動かしている設計担当の部長や課長には、どんな人がいて、普段どのような仕事をしているのか?組織を動かして目標を達成させる難しさ。とても面白いコンテンツだと思いませんか?

▶︎29:設計の仕事で、面白いところは?

 これは設計を担当する個人の話になりますが、「設計のどんなところに面白みを持って取り組んでいるのか?」をコンテンツにするものです。設計担当者が感じている個人個人の仕事の面白みですので、顧客にとっては購入した製品を設計した人たちが、どういう気持ちで仕事に取り組んでいるのかが見えてきます。

 面白さを知っている人は、設計という仕事に対して情熱的ですし、こだわりを持っています。こんな設計士が設計する製品なら、他社の製品よりも安心して購入できると思いませんか?購入の背中を後押ししてくれるコンテンツになります。

▶︎30:設計するには、どのようなスキルが必要なのか?

 設計を担当する人にとって、設計のスキルや技術は、絶対に必要なことです。しかし、会社組織となると、ベテラン〜中堅〜新人など、様々なレベルの人がいます。それぞれのレベルのの担当者が「どんな技術を持っていて、どんな仕事を担当しているのか?」それぞれのレベルにあった仕事を担当しているはずです。

 設計の一人前になるためには、どんな道を歩んで、どのようなスキルを習得して行くのか?例えば「技能習得の年間計画一覧表」などがあるなら、公開できる部分を公開するもの面白いコンテンツになります。

【2-C:材料】

 設計での材料選定は、具体的な形にする一歩手前の図面段階。とても重要なステップと言えます。このステップでは、どのようなことが売上に繋がるコンテンツになるのでしょうか?

製品設計C

▶︎31:材料の強度は、どうやって調べるの?

 過去に「一級建築士による耐震強度構造計算書偽装」や「マンションが傾く杭打ちデータ改ざん」など、法令を守らないコンプライアンス違反を行う問題が世間を大きく賑わせました。ですので、顧客は「自分が購入した製品は大丈夫なのか?」と心配しています。

 あなたの会社には、設計する際の強度保証など「◯◯が◯◯だから、大丈夫です」と証明できるものや説明できるものはないでしょうか?私がトヨタで品質管理を担当していた時も設備設計の確認のタイミングで「なぜ、強度が保証できると言えるのですか?」と必ず聞いていました。もちろん、納得できる答えを頂いていました。

▶︎32:材料を活かした設計って、どうするの?

 最近よく聞かれるのが「自然素材を活かした家」など、素材を活かした家造りが人気あるそうです。例えば、体内リズムを整えるための太陽光をコントロールして取り入れる設計。空気の自然な流れを考慮して設計された家造り。木の良さを活かした耐震性や耐久性を考えた家造りなど、快適に住むために素材や材料を活かす活動が行われています。

 あなたの会社が作っている製品で「素材や材料で、こだわっているポイントは何ですか?」「そのこだわりが顧客のどんな役に立っていますか?」という2つの問いに答えるコンテンツは、顧客にとって魅力的なコンテンツとなります。

▶︎33:設計の時に材料で苦労することは?

 例えば、製造時に熱などを加えて変化させる材料など、製造プロセスの中で変化が加わるものは、何かしらの問題も起きる可能性があります。もちろん、その特性を踏まえての設計を行いますが、自然素材の木は、温度や湿度など気候の変化に影響を受けますし、自動車などの大量生産する設備なども経年変化します。

 今までの材料設計の中で「どのようなことで苦労してきましたか?」また「どのような対策を打ってきたのですか?」このようなコンテンツは、顧客から見て設計の奥深さや難しさを伝えることができる素晴らしいコンテンツになります。

▶︎34:新素材を取り入れるときの注意点は?

 今までに使ったことのない新しい素材や材料を取り入れる時は、取り扱うノウハウがないため注意が必要になります。そんな新しい素材や材料を使う時、あなたの会社の設計部署は、どのような対応をしていますか?例えば、安心できる製品を作るため、メーカーから資料やサンプルを取り寄せたり、担当者に来社してもらい説明を受けたりしていますか?

 そのような活動をコンテンツにするというのは如何でしょうか?なぜなら、新しい素材や材料を使っているということは、顧客の幸せに繋がるための製品を提供するために、チャレンジしているという証になります。

▶︎35:過去、不良があった素材への対応は?

 過去に使った材料や素材で、不具合を引き起こしたものはありましたか?新しいことにチャレンジすれば、問題も起きます。大事なことは、その問題が起こった時の対応です。どのような対応を行いましたか?仕入先の図面や製造工場に於ける製造プロセスの確認や出荷状況の確認など。品質の高い製品を作るために、どのような対応を取ってきたでしょうか?

 この対応の内容も、顧客視点からすると面白いコンテンツだと思います。この対応の内容が、会社としての姿勢を示すものであり、確かな製品を作る努力を惜しまないという行動そのものです。このような日々の活動をコンテンツにしても面白いのではないでしょうか?

【2-D:設備】

 良い製品を作るためには、良い設備が必要です。その設備を作るために、どのようなこだわりを持って設計しているのかをコンテンツにすると面白いでしょう。どんなコンテンツがあるでしょうか?

製品設計D

▶︎36:安定して高精度の製品を造る設備とは?

 大量生産で精度が求められる製品であれば、バラツキの少ない安定した製品を造れる設備が必要になります。私はトヨタ自動車で品質管理を担当でしたので、まさにこのような設備作りを行っていました。製作するのは設備メーカーさんですが「安定して高精度の製品を作る設備になっているか?」そのようなチェックも行っていました。

 このような設備を作るためには、過去の不具合を繰り返さないような設備仕様にする必要がありますし「なぜ、バラツキが少ない設備と言えるのか?」という上司からの問いに根拠を持って答えられなければなりません。顧客から見ると安心できる材料になります。これも面白いコンテンツになると思いませんか?

▶︎37:図面通りの製品精度を造り込むには?

 図面通りに製品を作るというのは難しいですよね?言うほど簡単なことではありません。自動車で例えると、モノは大きく重量がありますので、材料がたわんだり重力との戦いがあります。また、構成部品の数が非常に多いので、部品同士の精度によって干渉や隙間などの問題も出てきます。さらにシンプルな部品であればあるほど、小さな不良でも目立ってしまいます。

 あなたの会社では「どのようにして、図面通りの製品精度を造り込んでいますか?」この造り込むプロセスを公開するコンテンツを作ることで、あなたの会社のモノづくりに対する熱意や技術の高さを顧客にお伝えすることができます。

▶︎38:設備製作で、最も重要なことは何?

 あなたの会社の設備製作で「これが最も重要だ」という価値観やポイントは、一体何でしょうか?経営者によって、その価値観は大きく変わると思いますが、バラツキを低減させるための精度管理ができる設備・作業性が高い生産効率を考えた設備・保全性の高い壊れにくい設備・不具合を後工程に流さない設備など、さまざまなると思います。

 顧客の幸せに繋がる製品を作るためには、材料・設備・方法など、総合的に品質が高くないと作れません。あなたの会社が取り組む”設備作りのこだわり”をコンテンツにすることで、どのような製品を作ろうとしているのか?を顧客に伝えることができます。

▶︎39:モノづくりのノウハウをどう設備に織り込んでいる?

 長年、モノづくりを行っている企業であれば、モノづくりに関するのノウハウが豊富にあると思います。新型モデルに変更するときや設備の改良の時など、より高い品質を作るためにノウハウを設備に織り込んでいると思います。その会社の財産であるノウハウを「どのように設備に織り込んでいますか?」

 モノづくりのノウハウは、会社の財産ですので企業秘密の部分も多くあると思います。全てを公開する訳ではありませんが、ノウハウを織り込んでいる内容をコンテンツにして公開することで「この会社は技術に自信があるんだな」と顧客に信頼して頂けるようになります。

▶︎40:生産性を高める設備設計のポイントは?

 モノづくりで、とても重要なことは「生産の3条件:品質(Q)・コスト(C)・納期(D)」のバランスです。生産性を高めるために、早く作っても不良が出てしまえば手直しが必要になりますし、不良の数が多ければ在庫を増やすことにも繋がります。納期だけにフォーカスするのではなく、品質・コスト・納期のバランスを取ることが重要です。

 「生産性を高めるために、あなたの会社で取り組んでいる設備設計のポイントは何ですか?」品質高く、そして利益を出すための実際に行っている企業努力は、とても面白いコンテンツになるのではないでしょうか?

【③:生産技術から生み出すコンテンツ(20項目)】

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【3-A:方法】

 ここからは直接製造に関わる段階です。生産技術は、モノづくりの設備や工程を作るステップです。どのようにして設備や工程を作っているのかをコンテンツ化すると、情報量ではライバルに圧倒的な違いを作ることができます。

生産技術A

▶︎41:生産技術の仕事って、何をするの?

 生産技術とは「高品質で、作りやすく、効率的に」生産できる工程や設備などを作る技術のことです。仕事としては「工程設計、生産性検討、生産準備、設備計画、改善、技術開発」などの業務を行っています。とても重要な業務ですが、イメージも湧きにくく、正直よく分かりません。

 設計業務と同様、顧客からは全く見えない部署になりますので「製品の製造にどのように関わっているのか?」「どんな仕事をするのか?」という会社にとっては当たり前のことが、顧客にとっては面白いコンテンツになります。

▶︎42:高品質でも安く生産する工夫は?

 企業である以上、利益を出していかないと会社として存続できません。「どのようにして、高品質でもコストを抑えて生産しているのか?」品質を向上させながら、少しでもコストを抑えて作るため、ムダを省いて生産性を向上させる改善を、どの企業も行っています。

 真剣に行っている改善だからこそ、そのコンテンツには熱がこもります。モノづくりに対する想いが、その本気度がしっかりと顧客に伝わります。改善の取り組みをコンテンツとして公開してみては如何でしょうか?

▶︎43:生産技術の仕事で、最も重要なことは?

 生産技術部は、製品をローコストかつ短納期で高品質での生産を実現させるための部署です。あなたの会社の生産技術部の仕事で「最も重要なこと」は、何でしょうか?もしくは「最も大切にしていること」は、何でしょうか?その重要にしていることが、全て製品の形となって現れます。

 顧客の立場になってみると「どうやって作っているか?」も知りたいことですが「何を大切にして作っているのか?」の方が知りたいところではないでしょうか?

▶︎44:不良を作らない生産技術のノウハウは?

 モノづくりは、どこかに人が関わる以上、不良を撲滅させることは非常に難しいです。企業は、不良0件に極限まで近づけるように、毎日毎日地道な改善を行っています。あなたの会社の生産技術部が行っている「不良を作らないための工夫」は、どのようなものがあるでしょうか?

 不良を作らないために、現状の生産体制のトラブルや問題を抽出し、改善した内容を織り込んだものを新規生産ラインとして立ち上げます。その改善した内容を一部公開してみるのも面白いとは思いませんか?顧客としては信頼できる材料が増えることで、安心して購入することができます。

▶︎45:モノづくりの技術向上のために何をしている?

 あなたの会社は、モノづくりの技術向上・技術革新のために、企業として「研究開発や他社製品のリサーチなど」、個人として「技術報告会や専門的な外部研修」など、様々なことに日々取り組んでいると思います。多くの企業が技術向上の取り組みを公開していますが、詳細は掲載されてません。

 企業秘密まで公開する必要はありませんが、技術向上の取り組みは日々の業務の中でも行われているはずです。例えば、OJT(職場で実務をさせることで行う従業員のトレーニング)など、技術向上のために取り組んでいることはたくさんあるはずです。これをコンテンツとして公開してみては如何でしょうか?

【3-B:人】

 生産技術は「製品をローコストかつ短納期で高品質での生産を実現させる」ための業務です。それを実現させるのは人です。人の考え出したアイデアや熱い想いです。顧客からは見えない生産技術を担当する人のコンテンツを紹介してみましょう。

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▶︎46:どんな人が、生産技術を担当しているの?

 設計担当者と同じように生産技術の担当者は、ものすごい価値ある仕事をしているのに、顧客から見ると完全な裏方さんで、表に立つことはありません。ほとんどの企業も生産技術の担当者が顧客に見えるところには出ていません。「どんな人が、生産技術を担当しているのか?」あなたの会社だけは、生産技術の担当者が前面に出てきていることになれば、顧客から見ると「よほど技術に自信があるんだろう!」という印象を受けます。

 この生産技術の担当者をコンテンツするということは、会社の生産技術を支える人、製品の技術の裏付けとなる人に関する情報ですので、顧客にとってもとても価値を感じる情報です。

▶︎47:生産技術の担当者は、どんな技術やスキルを持っているか?

 生産技術の業務は「工程設計、生産性検討、生産準備、設備計画、改善、技術開発」など、多岐に渡ります。また、担当スタッフも「ベテラン〜中堅〜新人」と様々なレベルの担当者がいる上、各人それぞれ経験してきたバックグランドが違います。ですので、それぞれの担当業務ごとに担当者を決めて「どのような技術やスキルを持っているのか?」コンテンツにしては如何でしょう?

 顧客は今まで見えなかった技術的な部分が「どんな業務があって、どんな人が担当しているのか?」が見えるようになります。今まで見えなかった技術的な部分も見えるようになると、安心・信頼を得られますので、顧客にとっても大きな価値を生むコンテンツになります。

▶︎48:生産技術の仕事で、面白いところは?

 生産技術者は、顧客から見たら完全に裏方さんですが、会社の生産技術を支えている技術部門の大黒柱となる頼りになる部署です。業界ライバルが表に出してない技術部門のスタッフを公開することで、技術に関しても「この会社だったら安心できる」「この担当者がやってくれているんだったら大丈夫」と信頼して頂けるようになります。

 多岐に渡る生産技術の業務の中で、担当している各個人が感じている仕事の面白さをコンテンツにします。仕事の面白さなので、とても前向きなコンテンツで、仕事に情熱を傾けていることが、顧客にも伝わるコンテンツになります。

▶︎49:誰が生産技術の責任者で、どんな仕事をしているの?

 あなたの会社の会社方針を達成させるために、生産技術という技術部門を動かしている部長や課長は、どんな人でしょうか?技術部長と聞くと、優秀な大学を出てエリートコースを歩み、すごく難しそうな顔をしているイメージが湧きますが・・・。個人的な見解です(笑)

 このように顧客の立場からすれば、生産技術の裏方のスタッフなんて、全く見えない訳です。他社も同じように裏方の生産技術の責任者は見えませんので、「どんな人なのか?どんな仕事をしているのか?」を見えるようにすることで顧客からの信頼を生みます。

▶︎50:どのようなこだわりを持って、生産技術という仕事をしている?

 あなたの会社の技術を支えている生産技術の担当者は、どのようなこだわりを持って仕事をしているのでしょうか?こだわりとは、”想い入れ”のことです。真剣に仕事に取り組んでいる人ほど、自分の担当している仕事への想い入れは強くなります。

 顧客としても、仕事熱心な人が作ってくれる方が、給料泥棒と言われる人が作る製品より価値を感じます。このコンテンツは「あなたのために一生懸命に作ってます」というメッセージを顧客に送る役割にもなります。

【3-C:材料・環境】

 生産技術を駆使して、低コストで早く高品質な製品を作るために、様々な企業努力があります。生産するための環境を整える全てのことにもストーリーが隠されています。

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▶︎51:良い工程、良い設備とは、どんなもの?

 あなたの会社の生産技術が目指す「理想の工程」とは、どういったものでしょうか?それに対して、今の現状の工程はどのような状態なのか?そして、どう改善しながら「理想の工程」に近づけているのでしょうか?全ての製造工場が、理想の工程を目指しているものの、実現はできていません。

 そもそも、こんなコンテンツを公開している企業は、どこにもありません。あなたの工場は、その理想の工程に向けて、着々と改善を進めていく。そうすると、何を言っても説得力があります。その改善の経過を、顧客に見てもらい信頼関係を築くためのコンテンツです。

▶︎52:どういった設備を保有しているの?

 顧客視点で工場を見た時に、保有設備を見ることで”ある程度”の「生産能力・技術能力」を把握することができます。公開することで「大きな仕事が入ってこないんじゃないか?」と心配されますが、実は公開したほうが、理想とする顧客を獲得しやすい環境になっているのです。自社の保有設備を公開することで、それに対応できる顧客が来るようになります。

 ですので、あなたの会社が保有する設備を公開するようにしましょう。メーカー・形式・型番などの基本情報とともに、その設備を活用した生産実績も一緒に掲載すると、顧客にとっては判断基準になる分かりやすい資料になります。

▶︎53:生産技術の確からしさを証明するには?

 あなたの会社の生産技術の確からしさを「証明する方法はないか?」もしくは「安心や信頼できる材料はないか?」顧客は、実際に製品を見ても、スペックを知っても「本当に?」と信じきれません。だから、実際に作っている現場を見せたり、計測値を見せたりなど、技術の確からしさを証明する材料を準備する必要があります。

 確からしさを証明するために、多くの製造業やモノづくり企業は、自社のwebサイトで工場の様子などを公開しています。大手になると工場見学を受け入れる企業もあります。小さな町工場はどうすればいいか?やはり生産技術の確からしさを証明したいなら、生産技術担当のスタッフの生の声をwebサイトなどに掲載することが、一番信じれる材料となるでしょう。

▶︎54:新工法や新設備を導入する時の注意点とは?

 製品ライフサイクルの期間がどんどん短くなり、競争に勝つために新工法や新設備の導入が行われています。技術的にも優位に立つための投資です。しかし、新工法や新設備の導入により、今まで経験したことのないトラブルの発生など問題が起きることがあります。

 その対策や改善をきちんとした上で、新設備の導入経緯などをコンテンツとして公開するのも面白いと思います。トラブルがない会社なんてありません。「どのように対処して、より良い製品を作ろうと努力しているのか?」その企業姿勢が、顧客から「この会社に任せたい!」という信頼に繋がるのです。トラブルを乗り越えている、その一生懸命な姿を公開していきましょう。

▶︎55:老朽化設備を長持ちさせるコツとは?

 大量生産を行う製造工場の悩みの一つが、製品精度を保ったまま設備を長持ちさせるということです。原価低減のために、同じ設備を流用して使い続けるということがあります。そのため経年変化により設備の磨耗や腐食が激しく、製品精度に大きな変化を与えることがあります。

 その経年変化による設備の老朽化対策を、あなたの工場ではどのようにやっていますか?その対策内容をコンテンツ化してみては如何でしょうか?ライバルにマネされる可能性もありますが、顧客に普段の設備メンテナンスの様子を伝えるコンテンツとなることでしょう。

【3-D:設備】

 生産技術の業務は「工程設計、生産性検討、生産準備、設備計画、改善、技術開発」など、多岐に渡ります。特にこの設備の項目は、生産技術の業務内容をコンテンツ化できる豊富な材料が眠っていますので、その一部をご紹介します。

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▶︎56:保全性の高い、壊れにくい設備作りとは?

 製造工場の設備作りは、生産3条件(品質・コスト・納期)を満たすことが必要です。その上で、生産性を工場させるために自主保全(TPM)活動を行います。その考えで重要なのが「保全性の高い、壊れにくい設備作り」です。自主保全をやりやすくすることで、日々のメンテナンスをきちんと行い、故障の少ない壊れにくい設備を作ることが重要です。

 あなたの会社の生産技術部では「保全性の高い、壊れにくい設備」を作るために、どのような活動が行われているでしょうか?日々のメンテナンス活動などをコンテンツとして公開すると、顧客からは「丁寧に造り込んでいる」と信頼を得ることができます。

▶︎57:不良を作らないための設備作りとは?

 高品質の製品を製造する上で「不良を作らないための設備作り」は必要です。不良を作らない設備作りには「過去トラブルの適切なる整理と把握」をして、設備に折り込む必要があります。現場が毎日どのような可動をしているか?という情報を、どれだけ吸い上げられるかが、重要です。製造工場のスタッフとの共同作業になると思います。

 あなたの会社の生産技術部では「不良を作らないための設備作り」を作るために、どのような活動が行われているでしょうか?日々の生産活動の情報収集状況などをコンテンツとして顧客に伝えるというのも、会社の姿勢が見える信頼を生むコンテンツになるでしょう。

▶︎58:作業性を向上させるための設備作りとは?

 良い製造工場は、生産3条件「品質(Q)・コスト(C)・納期(D)」のバランスが整っています。効率よく高品質の製品を作れるから、手直しもなくコストも安くなり、生産も計画通りに進み予定通りに納品することが可能になります。そのためには、作業性を向上させるための設備作りが必要ですが、そのためには「作業性に関する問題点を把握する」ことが重要です。

 あなたの会社の生産技術部では「製造工場の作業スタッフからの作業性に関する問題点の聞き込み、その実作業の状況を明確に把握できていますか?」生産技術と製造工場の各担当が、どのようにして作り込んでいるか?会社が一丸となって取り組んでいることを顧客に知ってもらえるコンテンツになります。

▶︎59:バックアップまで考えた、生産ストップを最小限押さえる設備作りとは?

 どんな生産工場であれ、設備の故障は必ずあります。故障して設備の代用がなく生産できない状態になっては、納期が遅れて顧客に迷惑をかけてしまいます。購入した顧客としては、早く製品を使いたい訳ですから、納期が遅れると困ってしまいます。納期は遅れる、品質が低い状態だと、顧客からの信頼を失ってしまいます。

 顧客からしてみると「バックアップまで考えた設備作り」のコンテンツは考えてもないでしょうし、どのライバル企業もそこまでのコンテンツは公開していません。考えてもないと思いますが。作成の優先順位は低いコンテンツですが、顧客の安心と信頼に繋がります。

▶︎60:バラツキ精度の少ない設備作りとは?

 良い製造工場は、生産3条件「品質(Q)・コスト(C)・納期(D)」のバランスが整っている上、さらに高みを目指し、品質向上・コスト低減・生産性向上を目指して、終わりのないエンドレスな企業努力を続けています。その中の一つ、品質向上活動で「バラツキの少ない高精度の製品を作る」ための設備作りも面白いコンテンツとなります。

 バラツキ低減させるということは、製品競争力を高めることになり、手直し工数の低減や生産性向上に繋がります。コンテンツとして、企業の改善ノウハウを顧客だけでなく、自社の財産としても残して人材育成にも活用できます。

【④:製品製造から生み出すコンテンツ(20項目)】

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【4-A:方法】

 この項目は、製品を製造するステップです。実際のモノづくり現場には、コンテンツになる材料が溢れています。顧客もイメージしやすいので、他社との違いを分かりやすく伝えられるコンテンツが作れます。

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▶︎61:誰が、どういう手順で、製品を造っているのか?

 トヨタ自動車では、業務プロセスのムダ取り改善では、業務フローの見える化(可視化)を行うことから始まります。全体の業務フローを見える化し「誰が、どういう手順で、造っているのか?」を可視化して、細かな改善を積み重ねて、大きな成果や大改革に繋げていきます。つまり、全体の業務フローを見える化(可視化)すれば、全体の流れが分かりやすく、ムダが見えてきますので、全体最適する材料になります。

 顧客に業務フローの一部を見せることで、どう作るのかが見えるので安心できます。あなたの会社にとっても「業務フローのムダ取り改善」を行える材料になるため、大幅なコスト削減にも繋がります。

▶︎62:安定的に高品質を造るための製造方法は?

 もしあなたの会社の製造工場に「QC工程表」があれば、この意味が分かって頂けると思います。QC工程表とは、製造品質を保証するため、各工程で「どのように作るか?製造条件」や、「誰がいつ、何を確認するか?品質特性」を表したもので、確かな品質を安定的に造り込むために文書にしたものです。

 QC工程表の一部分をコンテンツとして公開してみては、如何でしょうか?なぜなら「どんな人が、どのように製品を造っているのか?どんな品質保証をしているのか?」が顧客に伝わる信頼を獲得できる素晴らしいコンテンツになります。

▶︎63:不良を発生させないための製造方法とは?

 トヨタ自動車では、不良を発生させない仕組みの一つとして「ポカヨケ」という仕組みがありました。これは、不良や故障などの不具合、数量間違いの防止などをするために工夫された簡単な仕掛けのことです。誰もが間違いなくできるしくみであり、間違いを起こしそうになったとき、未然に防止できるしくみのことです。つまり、作業者のうっかり・ぼんやりがポカミスにつながらない様、工夫した仕掛けがポカヨケです。

 あなたの会社もこのような「ポカヨケ」のような、不良を発生させないための自社独自の工夫や改善はありませんか?その改善内容をコンテンツにすれば顧客に対しても品質を向上させようとする企業努力を伝えることができます。

▶︎64:品質管理は、どのように行っているのか?

 品質管理とは、顧客に提供する商品およびサービスの品質を一定に安定させ、製品品質を向上させるための様々な管理活動です。「顧客満足を高めるための全社的な取り組み」のことでもあります。品質管理の基本は、工程を良い状態に維持・管理することであり、検査を厳重に行うことではありません。

 この品質管理活動は、あなたの会社では「どんな部署の誰が?どんな項目で?どういう管理を?」しているでしょうか?。その全社的に行われている品質管理活動は、顧客の安心感に繋がる最高のコンテンツになります。

▶︎65:日常の品質管理は、どのような状況なのか?

 製品品質を安定させ向上させるための品質管理活動。あなたの会社では毎日どのように活動されているのでしょうか?製造部門であれば、品質は工程で造り込むために「今、何が起きているのか?」現状把握で正しい事実を掴むため「製品の出来栄えを計測し、データを取得し、バラツキ管理している」といったことや、バラツキを抑えるための変化点管理を行っているなど、様々な活動があると思います。

 あなたの会社で、毎日行われている品質管理は何でしょうか?あなたから見ると、毎日行われている当たり前の事なので、価値を感じられないかもしれません。しかし、顧客から見るとあなたの会社を信頼できる一つの材料となります。

【4-B:人】

 毎日、製造工場でモノづくりを行っている人たちは、どんな人なのか?毎日、モノづくりをしているので、作業者はレベルのスゴ技の高い技術を身に付けています。そんな人たちにフォーカスを当てたコンテンツ作りのご紹介です。

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▶︎66:職人の技術って、どんなレベルなのか?

 何度も伝えていますが、私はトヨタ自動車の製造工場の品質管理で、13年間働いた経験があります。ですので、よく分かるのですが、製造現場で働く方の技術レベルは、とてつもなく高いです。職人と言われるようなスタッフは特にです。例えば、凹んだドアを直す自動車鈑金などの手直しをよく見てきました。

 社内で見ると、当たり前の仕事なので、価値を感じないかもしれませんが、顧客から見ると神業レベルです。手直し後は、凹んだ部分がどこか全く分からないレベルです。このような車内では当たり前と捉えられている事でも顧客から見ると目からウロコというような大きな価値を感じていただけるコンテンツが眠っています。

▶︎67:誰が、どういう製品を作っているのか?

 製造工場のモノづくりは、実際に製品になるものを作っているので、多くの企業がwebサイトで製造プロセスを公開しているように、顧客から見て製品を作っているイメージしやすく価値を感じやすいコンテンツです。

 あなたの会社の製造工場にも、ベテラン〜中堅〜新人と、いろいろなスタッフがいると思います。ベテランは、いかに技術を伝承するか?を考えていたり、中堅は一人前になるために必死に腕を磨いていたり、新人は職場に慣れるために基礎的な練習を行っていたり。それぞれ個人にストーリーがあります。その人の仕事内容や考え方などをコンテンツとして公開すると面白いでしょう。

▶︎68:製造の仕事で、面白いことは?

 実際にモノづくりをしている製造スタッフは、顧客がイメージしやすいので、コンテンツ作りには最適です。製造スタッフにも「ベテラン〜中堅〜新人〜中途採用〜アルバイト」と、いろいろな人材が入り混じっています。このいろいろな立場の人から「仕事の面白いところ」を聞くのは、顧客にとっても安心材料になります。

 また、製造工場の中でも、様々な職場がありますので、製品がどういった部署の人たちの手によって完成するというモノづくりの奥深さを感じていただけるコンテンツにもなると思います。

▶︎69:誰が、製造責任者で、どんな仕事をしているの?

 あなたの会社の製造工場の責任者は、どんな人なのでしょうか?工場長・部長・課長など、様々な部署を受け持つ、各担当者は工場で働いているので、顧客から見える人たちではありません。企業としての競争力を高めるため、生産3条件「品質・コスト・納期」の改善をエンドレスで続けているすごい人たちです。

 各立場の責任者は、もっと良い製品を作るために、どのような仕事をしているのでしょうか?その問題を解決させようとする奮闘ぶりは、顧客にとって信頼を生むコンテンツになります。

▶︎70:製造という仕事に、どんなこだわりがある?

 他の部署と同じで、製造というモノづくりも奥が深い仕事です。効率化を行って生産する大量生産、職人が手作りする少量生産、管理職には管理職としての、それぞれの奥深さというものがあります。担当する部署こそ違え、こだわりを持って仕事に取り組むプロフェッショナルには、様々なストーリーがあります。

 現代では許される事ではありませんが、昔はプレス加工の仕事など「指を落として一人前」と言われていたと先輩上司に聞いたこともあります。100人いれば100人のこだわりやストーリーがあります。モノづくりに真剣なスタッフのこだわり物語もコンテンツとして面白いですね。

【4-C:材料・道具】

 製造工場で使われる材料や道具は、毎日製品作りに使われています。毎日のメンテナンスが必要なものもあったり、材料絡みの不良で泣かされたり、道具に助けられたりとコンテンツの宝庫です。

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▶︎71:製造では、どのような材料を使っている?

 あなたの会社では、どのような材料を使っているでしょうか?モノづくりといっても様々な業種があります。例えば「飲食良品製造 、木材・木製品製造、家具・建具・宗教用具製造、パルプ・紙・紙製品製造、印刷・製本、化学工業、プラスチック製品製造、石油・石炭製品製造、ゴム製品製造、皮革・毛皮製造、窯業・土石製品製造、繊維工業・繊維製品製造、鉄鋼業、鉄金属製造、非鉄金属製造、一般機械器具製造、電気機械器具製造、輸送用機械器具製造、精密機械器具製造、貴金属・日用雑貨類製造、ガラス製品、産業用機械器具製造」など。

 あなたの会社で作っている製品に活用する材料をご紹介するコンテンツは、顧客にとっても興味があるものです。安心できるものを使っているという信頼に繋がります。

▶︎72:なぜ、その材料を使っている?

 あなたの会社は「なぜ、その材料を使っていますか?」その材料を使っているということは、何かの理由があると思います。「今まで使っていたから・・・」とか「過去の失敗で学んで、この素材を使い始めた・・・」など、その素材を使っている理由が、何か必ずあるはずです。

 コンサルティングでよく聞いたのが「昔からのよしみで・・・」という理由も多くありました。それがダメだということではなくて、信頼関係があるから使い続けているのであれば、その使い続けている理由をコンテンツにすると、顧客から見ると人情味ある優しい社長さんだと映るかもしれません。

▶︎73:材料は、どういった品質管理を行っているのか?

 製品に使う材料は、どういった品質管理をされているでしょうか?例えば、住宅建築を作っているとした時に、家を支える柱・窓枠サッシ・壁紙・水回りなどの品質管理の状態は業者任せで、顧客で知っている人はほとんどいないと思います。何が欠陥住宅なのか?すら分からない人もいるのですから。

 住宅に関して素人なので、詳しくは分かりませんが、家を支える柱の管理状態など教えてくれる業者だと信頼できますよね。過剰品質にしすぎることはありませんが、顧客が安心できるコンテンツとして面白いです。

▶︎74:どこから仕入れている材料なのか?

 顧客がこだわりを持つ高額な製品をほど、仕入先を紹介するコンテンツを作成するとファンになってくれます。仕入先を紹介や仕事ぶりを紹介するコンテンツは、絶大な安心感を顧客に与えます。そこまで徹底して見える化(可視化)させている企業がないからです。

 あなたの会社の製品に使われている部品や材料の仕入先で、仕事内容や材料の詳細を紹介させてくれる仕入先はありませんか?顧客の安心と信頼を獲得する強力なコンテンツになります。

▶︎75:仕入先の品質向上のために行っている取り組みは?

 あなたの会社の品質向上だけでは、いずれ頭打ちになってしまいます。製品は仕入先の部品や材料を使っている訳ですから、仕入先も巻き込んだ活動でより高品質な製品作りが可能になります。仕入先を巻き込んで品質向上の活動を行っているものがあれば、それをコンテンツにしてみましょう。

 品質向上の活動は、コツコツ小さな改善を行う地味なものですが、小さな積み重ねが自社の改善ノウハウを生み出すので人材育成にも繋がりますし、顧客の信頼獲得にも繋がります。

【4-D:設備】

 製造工場には、製品を作るための設備が数多くあります。新規の設備もあれば、何十年も使い続けている老朽化した設備もあるでしょうし、トラブルが多く手のかかる設備もあることでしょう。コンテンツになる宝の山です。

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▶︎76:製造設備の定期点検は、どうしている?

 毎日、製品を作る設備が壊れてしまうと、モノが作れません。突発の事故など防げないモノはありますが、人間の健康診断と同じで、日々の定期点検やメンテナンスを行えば、傾向が掴め故障を未然に防ぐことができます。

 あなたの会社では「設備点検は、どのように行われていますか?」健康診断と同じで健康的な人は、元気ですし魅力がありますよね。確かな製品を作るために、毎日どのような点検を行っている様子をコンテンツにすると面白いモノができそうですね。

▶︎77:どのような精度管理を行っているのか?

 大量生産となると、特に老朽化の設備では、経年変化の影響で精度変化が出てきます。繰り返し繰り返し同じ動作を何年も続けていると、この経年変化は避けられないことです。あなたの会社では「どのような精度管理を行っていますか?」

 設備を精度計測で管理したり、製品の精度計測を行ったり、様々な精度管理の方法があると思います。私も品質管理として経験しましたので、難しさは理解できます。精度管理は数字として現れますので、辻褄が合わないといけませんし、非常に時間もかかり難しい管理です。その取り組みをコンテンツとしてみては如何でしょうか?

▶︎78:造りやすい設備にするための工夫は?

 高品質の製品を作るためには、作業者が作りやすい設備であることが必要です。作業者に無理をさせても、絶対に高品質な製品を作り続けることは不可能です。作業しやすい設備を作るために、あなたの会社では、どのような工夫をしているでしょうか?

 作りやすい設備を作るためには、過去の不良内容などを知り尽くしている経験者からのフィードバックが必要不可欠です。作りやすい設備作りのために行った内容をコンテンツとしてみると面白いのではないでしょうか?顧客から見ると、とても詳しいスタッフが製造にいる安心感があります。

▶︎79:TPM(予防保全)の取り組みは?

 品質の向上や生産性向上やコスト削減のために欠かせないのが、故障を予防することです。「壊れたら修理する、部品を交換する」という事後保全ではなく、故障の予防のために行うことが、このTPM(予防保全)です。

 あなたの会社では「予防保全は、どのように行われていますか?」保全部門だけでなく、会社全体として取り組むものですので、様々な部署の保全状況をコンテンツにすると面白いでしょう。「現場は生き物だ!」と昔の上司に教えられましたが、毎日良いモノを作るための努力をお伝えすると顧客にとっても価値になります。

▶︎80:品質向上や生産性アップの取り組みは?

 企業の中で、製造工場の役割は「製品を作り、その品質の維持管理」をすることです。「現場は生き物だ!」と言われるように、モノづくりは奥が深く、そして繊細なものでもあります。ですので、経年変化など様々な変化により製品精度が悪化し、生産性の低下などに繋がります。これは、どこの企業でも経験することです。

 その中で品質向上や生産性向上の活動が行われますが、これをコンテンツとして公開するというのも面白いと考えます。やり方や手順を記録として残しておくことで、繰り返し使えるノウハウになりますので、一番得られる効果としては、人材育成です。もちろん顧客にとっても安心材料として信頼できるコンテンツになります。

【⑤:製品検査から生み出すコンテンツ(21項目)】

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【5-A:方法】

 最後の項目は検査です。検査は無くしていくべき業務だとは思いますが、流出防止の役割が弱くなってしまうと困ります。検査も技術が必要とされる業務となります。検査についてのコンテンツをご紹介します。

製品検査A

▶︎81:誰が、どのような検査をしているのか?

 検査とは、製品を何らかの方法で測定し、判定基準と比較して、不良品を後工程に流さないように流出防止することです。責任重大な役割があります。その責任重大な業務をあなたの会社では「誰が、どのような検査を行っているのでしょうか?」

 どの企業もここまで検査スタッフにフォーカスしたコンテンツは公開してはいません。なぜなら、公開することで得られる効果が見えないからではないでしょうか?裏方さんにフォーカスしたコンテンツは間違いなく顧客からの信頼度をアップさせます。それが新規受注に繋がるのです。ぜひ、試してみてください。

▶︎82:なぜ、その検査が必要なのか?

 検査は、不良品を後工程に流さないように流出防止することが目的の業務です。検査が必要となるケースは「自工程完結の完成度が低い・工程能力が低い・部品が重要特性に影響が大きい」時に検査が必要になります。検査の素人である顧客視点で見ると「全数検査すれば不良品でないから、全数すればいい」と思うのですが、経営者としては、会社の利益アップのために、工程保証後を向上させて不良の発生源を潰すことで、検査は減らしていきたいですよね。

 ですので「なぜ、その検査が必要なのか?」という根拠を解説するコンテンツを作るのも面白いと思います。まず誰も作ってないですし、コンテンツにするとなるときちんと検証しなければなりません。「なぜ、その検査が必要なのか?」が明確になると、検査業務を削減する第一歩も踏み出せます。

▶︎83:検査の体制は、どのようなものか?

 あなたの会社の製品検査体制まで、知りたい人はいないかもしれません。しかし、新規の取引先があなたの会社とライバル企業を比較するということは、必ずあります。必ずどこかの会社が、あなたの企業とライバル企業とをインターネット上で丸裸にして、比較しています。

 インターネットでの比較となれば、情報量と情報の質が重要です。「コンテンツの質と量」の差が取引獲得に大きな影響を及ぼすのです。ライバルと比較されている時に「検査体制」の情報まで細かいコンテンツがあったら、選ばれる可能性は高まりますよね。

▶︎84:製品検査で、最も重要なポイントは?

 顧客からしてみれば、検査という仕事は「簡単で楽そうな仕事」に見えます。そこに凄さを感じることはありません。私自身、新入社員で検査業務を見た時に「楽そうだ」という印象を受けました。そんな認識の方が多いのです。でも実際は、とても難しく経験と知識がいるタフな仕事です。

 あなたの会社の「製品検査の業務で、最も重要なことはポイントは?」何でしょうか?検査業務の難しさや重要なポイントをコンテンツとして伝えることで、「作るのが難しい製品なんだ・・・」と、顧客にとっては製品の価値が上がるポイントになります。

▶︎85:製品を検査する手順は?

 製品を検査するにしても「そのような順序で、いつ、何を、どのように検査するのか?」が理解できてないと精度の高い検査はできません。しかし、検査をする手順なんて、顧客は別に知りたいとは思いません。これは、顧客も含めたステークホルダーに確かな仕事をする企業だということをお伝えするコンテンツになります。

 過去には、焼肉店で食中毒でお客さまが亡くなった事件など、商品の安全性について「これは確かな商品なのか?」と、心配されるケースが増えてきました。ですので「ここまで具体的に細かな情報を掲載する企業だから・・・」という信頼を得られるためのコンテンツ作りです。

【5-B:人】

 製造工場の検査をする人は、どんな人たちなのか?流出防止の役割を担う検査員でも人間ですから失敗はあります。だから毎日、努力してスキルを高めていく。そんなドラマを伝えられるコンテンツです。

製品検査B

▶︎86:検査員の技術って、どんなレベルなのか?

 検査スタッフの技術レベルの高さって、世間にはほとんど知られてないと思います。例えば、私が勤務していたトヨタ自動車の塗装前の車両の外板面検査の作業員は、手の手感で凹凸や歪みを検出していました。初心者では全く分からない感覚ですが、ベテランになってくると手の肌触りで感じるようになってくるんです。

 毎日、検査をしている訳ですからベテランになるととんでもない技術を身に付けている訳です。社内では当たり前かもしれませんが、顧客から見るととんでもない技術です。顧客も安心できる価値あるコンテンツになります。

▶︎87:どういう人が、検査を担当しているのか?

 顧客視点で考えると、検査を担当する人は「几帳面な人が多いのか?」と思います。細かい検査項目を淡々とこなす冷静さがあるイメージです。しかし、実際はそうでもありません。あなたの会社の検査スタッフにも、いろんな人がいますよね?

 この検査スタッフも「ベテラン〜中堅〜新人(中途社員)」など、様々なレベルの人が担当しています。同じものを見ているのに、ベテランになる程、奥深く見れるようになっています。やはり経験の差が出てくるのでしょう。こういった各担当スタッフの一人一人にフォーカスしたコンテンツは、面白いです。

▶︎88:誰が、どういう検査を行っているのか?

 あなたの会社の製品検査業務を行う人は、どのような人が、どういう検査を行っているのでしょうか?製造工程には、様々な検査工程があります。検査専属の部署もありますし、製造担当者が検査も同時に行っている事もあります。要は、抜け目のない仕組みがきちんとできているか?という事を証明できなければなりません。

 誰が、どのような検査が行われているのか?をコンテンツにする事で、安心して購入できる商品だと認識してもらえるようになるのです。検査の全てを公開する事はありませんが、抜け目のない仕組みや体制だという事を証明しましょう。

▶︎89:検査の仕事で、面白いことは?

 検査という仕事は、製品や設備を計測したり、目視チェックなどで、基準に照らして異状や悪い所がないか調べることです。その中で「ベテラン〜中堅〜新人(中途社員)」という様々なレベルのスタッフがいますが、それぞれに仕事の面白みがあります。

 もともと、検査という業務が自分に合って、最初から面白さを感じてやれてた人や、最初はイヤイヤだったけど、途中から面白さを感じれるようになった人など。人間ですので、それぞれにストーリーがあります。検査スタッフ一人一人のストーリーをコンテンツにするのも面白いですね。

▶︎90:どんな人が検査の責任者で、どんな仕事をしているの?

 会社によっては「検査課」とか「品質課」とか「品質保証部付」など、いろいろな部署に配属されている製品検査の担当部署。製造スタッフとは一線を引いて客観的に判断することが求められながらも、生産現場と協力して良い製品を作る部署です。

 ちょっと複雑なポジションにある部署ですが、その検査担当の責任者は、どんな人なのでしょうか?工程を強くすることで、検査を少なくすることが、最終的には良い形になると思いますが、どのように仕事に取り組んでいるのか?これは顧客に向けたコンテンツというよりは、社内の人材教育のために活用できるコンテンツにもなりそうです。

▶︎91:検査という仕事に、どんなこだわりがある?

 検査という仕事は、製品や設備を計測したり、目視チェックなどで、基準に照らして異状や悪い所がないか調べる業務です。この検査という仕事に、誇りを持ってこだわりを持って、取り組んでいる頼もしいスタッフが、あなたの会社にはたくさんいると思います。

 検査スタッフ、それぞれ個人的に持っている誇りやこだわりは、職位や経験など置かれている立場によって違うと思います。その各個人の検査という仕事に対する、誇りやこだわりをコンテンツにすると、顧客にとっても「この人達が見てるなら安心だ」と安心して購入できる判断材料の一つとなります。

【5-C:材料・道具】

 検査で使う材料や道具は、こだわり抜かれたモノが多いのではないでしょうか?例えば、計測機器などは、正確な計測が出来なければ正しい評価は出来ませんので、きちんと計測できるモノが必要です。使い方も要注意な点が多い計測道具などは、コンテンツになる要素がいっぱいです。

製品検査C

▶︎92:計測業務では、どのような計測機器を使っている?

 あなたの会社では「どのような計測機器を使って、製品や設備の計測を行っているでしょうか?」特に、製品の精度を求める企業であれば「どのような計測機器を使って、どのように管理をしているのか?」ということは、購入前の段階で把握しておきたいポイントです。

 私も品質管理の担当の時には、計測解析作業も行っていましたので、手測の場合は、チェッキングフィクスチャーを使って、製品精度をノギスやダンチノギス、シクネスゲージ、ボールゲージなど。設備や車両精度の計測の場合は、トヨタ自動車の企業公式サイトにも掲載されている「可搬式計測器ベクトロン・直交座標型三次元測定機(レイアウトマシン)※いずれも東京貿易テクノシステム株式会社」などを用いて精度測定を行っていました。

▶︎93:なぜ、その計測機器を使っている?

 あなたの会社で使われている計測器は「なぜ、使われているのでしょうか?」使われている何かの理由があるのだと思います。「使いやすいから・・・」「信頼できる計測器だから・・・」理由は何でも構いませんが、その理由を明確にしてみましょう。

 そして、先ほどの「92:計測業務では、どのような計測機器を使っている?」の紹介と共に「なぜ、この計測機器を使っているのか?」という補足説明を付けておくと、精度を求める顧客も納得できる材料になります。信念を持って仕事をしていることが伝わりやすくなります。

▶︎94:どういった計測を行っているのか?

 あなたの会社では「どのような計測を、何のために行っているのでしょうか?」嘘のような本当の話ですが、あるクライアントが「製品を計測して、見える化するようにしました!」と報告をしてくれた事がありました。しかし「何のために?」という計測の目的が抜けていたため、結果に繋がらない”見せるためだけの計測(自己満足)”が行われていたのです。

 「製品の計測項目とその計測目的」をコンテンツとしておくと、顧客やステークホルダーにも適切な管理が行われている企業だという事が伝わり、確かな安心と信頼を生み出します。

▶︎95:どこから仕入れている計測機器なのか?

 計測という仕事をする以上「その計測機器は、信頼できるモノのか?」「本当に大丈夫なのか?」という心配が出てきます。以前、大人気ドラマ「下町ロケット(TBS)」の中で、サヤマ製作所が製作した人工心臓コアハートのデータ偽装が問題になっていた回がありました。

 私が以前勤務していたトヨタ自動車の企業公式サイトには、当時使っていた計測機器「可搬式計測器ベクトロン・直交座標型三次元測定機(レイアウトマシン)※東京貿易テクノシステム株式会社」が掲載されています。また、ISO9000を取得している企業ですと、計測機器の管理が求められるますので、顧客にとって安心できる材料にはなります。

▶︎96:検査の向上のための取り組みは?

 あなたの会社の「検査力を向上させるために取り組んでいる事は、何ですか?」流出防止として検査業務がある訳ですが、検査があるからといっても100%防止できる保証はありません。何重もの流出させない仕組みがあると思いますが、競争力を高めるため検査力の向上も行っている事だと思います。

 スタッフが自分の意見を出して検査の質が向上する改善活動を行う。流出させないための改善やその取り組み自体が面白いコンテンツです。自社の改善ノウハウとしても活用できる資料となります。

【5-D:設備】

 安定した高い検査力を維持させるためには、信頼できる良い設備が必要です。特にこの設備の項目は、検査の業務内容をコンテンツ化できる豊富な材料が眠っていますので、その一部をご紹介します。

製品検査D

▶︎97:安定した質の高い検査をするには?

 安定した質の高い検査を実現するために「あなたの会社では、どのような工夫をして、維持するためにどんな改善を行っていますか?」トヨタ自動車では、近年のリコール問題などで品質保証体制を一新し、品質保証の強化を行っています。もちろんトヨタは、世界トップレベルの大企業でありリーディングカンパニーですので、中小企業や町工場とは社会的な立場が違います。

 もちろん、あなたの会社でも「もっと良い製品を作る!」ために、様々な改善や取り組みを行っていると思います。その日々の改善を行っているコンテンツ内容は、顧客の信頼を生み価値のあるコンテンツになります。

▶︎98:検査に使う設備や道具は、どんなものがある?

 検査といえば、部品受け入れ検査・工程での抜き取り検査・最終検査など、検査も様々なタイミングで、様々な目的で行われると思います。あなたの会社には「どのような検査設備や道具があるでしょうか?」

 例えば、自動車の雨漏れ検査をするシャワーテストや溶接の検査をする非破壊検査や溶接部を破壊する破壊検査など。このような検査設備を公開する事で、顧客に検査項目が伝わることになるので、安心と信頼を生むコンテンツになります。

▶︎99:どのようなメンテナンスを行っている?

 普段使っている検査の設備や道具は、どのようなメンテナンスを行っているでしょうか?いつも活用する検査設備ですので、年数が経てば老朽化で経年変化が出てきますし、思ってもいなかった突発の事故などもあると思います。

 安定した検査を実現するために、日々行っている検査設備や道具のメンテンンスはどんな事があるでしょうか?日々の生産活動の情報収集状況などをコンテンツとして顧客に伝えるというのも、会社の姿勢が見える信頼を生むコンテンツになるでしょう。

▶︎100:検査の設備や道具に、どんなこだわりがある?

 検査で使っている計測機器や設備や道具には、どのようなこだわりを持っているでしょうか?アメリカ大リーグで活躍するイチロー選手は「道具を大事にする気持は、野球が上手くなりたい気持ちに通じる」と、道具を大切にする事で有名です。

 あなたの会社の検査スタッフは、道具や設備にどのようなこだわりを持っているのか?コンテンツにすると「どのように仕事に取り組んでいるのか?」という検査業務への取り組み姿勢が見られます。

▶︎101:全ての活動が、どのように品質の向上に繋がっている?

 あなたの会社で行う活動が、どのように製品品質の向上や仕事の質の向上に繋がっているでしょうか?計測機器で計測して数字を見える化させるという事は、正しい現状把握をするための第一歩です。検査設備をメンテナンスをするという事は、4Sの第一歩です。

 今、会社として取り組んでいる活動が、製品や仕事の質の向上に役立っているのか?をコンテンツにする事で、顧客やステークホルダーからの信頼を獲得するだけでなく、自社ノウハウになり人材育成に繋がります。

【P.S】
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