推薦の声:古閑邦宏さん(トヨタ自動車で勤続40年の元工長)

古賀さんからのエール

古閑さんのご紹介(トヨタ勤務時代の元上司)

古閑さんご紹介

山下の推薦(というよりエールを頂きました)

時代の流れは早い

 今の世の中、ものすごいスピードで移り変わってきている。新聞を見ると、社長になる人はみんな50代の若手で、60代70代の人はほとんどいなくなってきた。過去の成功事例はもういいという時代になってきた。これは時代の流れでもある。

 いくら会社の規模が大きくても動きが遅いと潰れてしまっている。会社の規模が大きければいいというものではない。

やはり”人”が一番大事

 だけど、昔でいう大きな企業には優秀な人材がたくさんいる。そこは、いろいろな社長と会うとよくわかると思う。その会社の社員の受け答えの仕方だけを見ても、よく分かると思う。「ちょっとこれは・・・」と思うような社員がいる会社は、よくないのかもしれない。どういう形であれ、社長の意志が会社の文化として根付いている。

 だから、”人”が一番大事。人が最優先。

 根底に人を大事にするという気持ちがある企業のトップじゃない限りは、会社は大きくならない。自分の私服を肥やすとか、自分の子供に財産を分け与えるような人間は、トップとしてダメ。昔の財閥のトップは、お金を福祉に回したり、学校を作ったりしてきた。

何のために生きているのか?

 一代で会社を大きくした起業家は、ほとんど過程がバラバラになっている。仕事と家庭のバランスを取りながら生きていかないといけない。山下自身も会社の業績が良くなって、十分にやっていけるようになった時が落とし穴だと思わないといけない。そうしないと何のために生きているのか分からなくなる。

 元ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカさんが言っていた。「お金に執着するような人は政治家になってはいけない」日本の国民レベルが低いと言われるが、でも日本ほど汚職が少ない国はない。日本で文字が読めない人はほぼいない。他の先進国に行けば、字が書けない読めない人が多くいる。日本ほど、格差が少ない国はないと思う。

 だから、今のうちに足元を固めるということが大事だと思う。山下自身も会社が大きくなった時こそ、大きな豪邸を建てるんじゃなくて、家の中を固めるとういうのが一番だと思う。「襤褸を纏えど心は錦」という気持ちが大事だから。

大胆さも必要だし、慎重さも必要

 今まで70年生きてきたけど、70年なんてあっという間だった。大胆さも必要だし、慎重さも必要。今は、全力出走しているが、時々は踏みとどまって振り返って見るということも必要な時があるのかもしれない。あんまり慌てても良いアイデアは浮かばないかもしれない。

 俺たちも若い頃は全力で突っ走ってきたけど、その年齢にならないと分からないことは沢山ある。それを一つ一つ噛み締めて行くだけ。

 失敗はしてもいいけど、同じ失敗はしてはいけない。若い時は失敗をしなければならない。俺も失敗ばかりしてきたけど、トヨタをクビにならなかった(笑)自分の子どもにも「若い時は始末書をたくさん書け」と言っている。若い時の失敗は小さくて済むけど、年取ってからの失敗は取り返しがつかなくなる。

「やるのか?やらないのか?」これだけを考える

 あんまり物事を難しく考えてもダメだし、あんまりシンプルに考えすぎるのもダメ。物事というのはあんまり捏ねくり回してもいいことはない。「やるのか?やらないのか?」これだけ。

 simple is best

 会社経営でも「出る金と入る金」を見るというシンプルに考えた方がいいと思う。いろいろ諸表はあるが、トヨタでも言っていたが、くだらんデータは取る必要はない。それに費やす労力を考えたら、とんでもない。山のようなデータを書類にまとめて「赤字でした。原因は分かりません・・・」だと意味がない。

ものづくりの原点は、自分で汗水垂らしてやってみること

 トヨタのいいところは、「現場を見る !」ということを徹底してきたことだと思う。人の言うことを信用しない訳ではないが、自分で確認して確実なものにするために現場を見なければいけない。そうしないと話が進まない。

 みんな物事を複雑に考えて「ああでも、こうでもない・・・」と考え過ぎてしまって、全部ダメになってしまっている。理屈が多いというのは、そのこと。トヨタが一番嫌う行為。

 理屈いうなら、体を動かせ。

 実行してみてやってみて失敗したことは怒らないが、理屈だけで失敗したら、どえらい勢いでどやしあげていた。ものづくりの原点というのは、自分で汗水垂らしてやってみること。必ずそこから、何か得るものがあるので。

 山下のやっている仕事でも、自分の最大限の能力を活かして、クライアントさんの売上を上げて、ホッとしないことが大事。もっと良い改善ができる。もっと良い改善ができる。という意識が大事。

 元ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカさんの言葉でもあるが、人間の社会だから「人が幸せになるお手伝いができる」というとても良い言葉だと思う。ムヒカさんの言葉は、自分の実体験に裏付けられた言葉だから、言葉に重みがある。

謙虚な姿勢は忘れるな

 起業したりものを販売するというのは、必ず相手がお客さんだから「お客さんのお手伝いさせてもらう」という謙虚な姿勢というのが絶対にいると思う。お客さんに気持ちが絶対に伝わる。自分の会社が大きくなった時に従業員に対しても、そういう対応の仕方をするようになる。

 自分の会社の従業員にもお客さんに対して「お手伝いさせてもらっている」という対応をしてもらうから、社長が従業員に対してもそのように接しないと従業員は絶対にしない。その会社に行った時の社員を見れば、すべてが分かるというのはそこのこと。従業員は、社長の鏡。

 たまには、”損して得取れ”というのもしないと、give・give・giveだと会社が潰れてしまうので、営業の考え方と同じでgive & takeという考えを持ってないと。

苦しかった頃を思い出すといい

 苦しかった頃を思い出すといい。どうやって切り抜けてきたか?というのをたまには思い出す方がいいかもしれない。「あの時は、こうやって切り抜けた・・・」と、何かのヒントが得られるかもしれない。

 最後に、体を壊さないように頑張ってください。立ち居振る舞い・礼儀・作法というのは、営業なんかやるときは絶対に必要。日本は古い伝統のある国なので、自分の立ち居振る舞い・礼儀作法・身なりだけは、きちんとしていた方がいいと思う。病気しないように頑張ってください。

古閑さん1

 

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