ブログ初心者でもコンバージョン率UP!自社独自の研究コンテンツ

一級建築士が行う住宅リフォームメーカーとして長年やっている社長さんより質問を受けました。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-20-16-07-08【質問】:最近、どの企業も自社webサイトを持つので、他社との違いをあまり打ち出せなくなってきました。その影響を受け、技術や実績面では他社に勝っていると思いますが、受注件数は右肩下がりで減っていきます。新規受注を増やすためには、どうすれば良いでしょうか?

という質問をいただきましたので、お答えします。

A【答え】:批多くの企業がwebサイトを持つことで、簡単に差別化できなくなってきましたが、まだまだ差別化して新規受注を獲得していくことは十分に可能です。他社では真似できない今まで品質改善に取り組んできた「自社研究コンテンツ」を掲載することをオススメします。

私がご説明します!

こんにちは、売れる品質管理を運営するコンサルタントの山下裕司です。

私が説明します

自社独自の研究コンテンツでコンバージョン率を高める

ブログからの集客を増やすためにブログを書きたいが、何を書けばいいのか分からない・・・という方も多いです。具体的な質問をしてくれれば上手く答えられるけど、一人で考えても何を書けばいいか分からない・・・と悩んでいるのではないでしょうか?

 実は、ブログ記事のネタは豊富にあるが、ネタを見つけられない、という声も聞きます。
そんな方のために、今日は顧客の信頼獲得に繋がる記事ネタ「自社独自の研究」について、実践されている創業60年の京都二条にある京菓子店『よし廣』の二代目店主である水内さんにお話を伺います。

(出所:独自の研究をやっている『ブログのコンバージョン率UPさせる!見える化101の方法』)

今回、お話を伺ったした「よし廣:水内啓介」氏とは?

mainbnr01※(画像:よし廣HPより引用)

水内さん紹介

研究とは?

研究とは、、、
物事を学問的に深く考え、調べ、明らかにすることです。地球温暖化対策のために排ガスの研究をする、、、そんなのは大企業でないとできません。しかし、自分なりの研究(その道を極める)は誰にでもできます。

ここでお伝えしたいのは、自分なりの研究をするということです。あなたのビジネスを極めるために深く考え、調べ、改善していくということです。

京菓子「よし廣」での参考事例のご紹介

京都府京都市にある京菓子店『よし廣』は、創業50年以上の歴史があり、発売以来手焼きの美味しさを追求しているお店です。そして手焼きにこだわっているのが「手焼きどら焼き」です。

 和菓子の定番だからこそ美味しくなければならない。ということで、国家資格一級技能士を取得し独自の研究を続けているそうです。常にもっと良いものを作りたいと目指す素晴らしい事例です。

どら焼きを20年も研究って、どういうこと?

よし廣:店主 私がどら焼きを焼き始めたのは、自分のお店にどら焼きがなかったからなんです。昔は販売しておりませんでしたので、一からの研究ということで作り始めました。ですので、それだけ思い入れがあります。

 そもそもインターネットのない時代でしたので、大学時代の友達など地方にいる友達に電話をかけて、地元で美味しい有名店のどら焼きを送ってもらって調べました。すべて一個一個の大きさや糖度や重さや値段や原材料などを調べて作りました。

 どら焼きというお菓子は、どこのお菓子屋さんにも置いてあるお菓子なんです。スーパーなどでも置いてありますし、どこでも目に付くところにあると思います。有名店と言われるお店のほとんどは購入して研究を重ねてきました。

研究って、何をするの?

どら焼きの工程 私の場合は、市場調査をして自分が「美味しいな〜」という私好みのどら焼きを見つけます。それよりも美味しいどら焼きを作るということで、研究がスタートします。

 材料・焼き方・作り方など、今の時代のようにインターネットがなかった時代ですから、本を読み漁って「こんな作り方もあるのか・・・」と知識を知ることで、どら焼きを分類分けしました。大きく違ったのは、手焼きと機械焼きの2つが違雨ということが分かりました。全国の友達からたくさんのどら焼きを送ってもらって研究した結果、どら焼きのタイプが2つに分類できるようになりました。それが、”手焼き”で焼いたのと”機械”で焼いた2つのタイプでした。

 私もこの京菓子の業界長いですから、どら焼きの機械焼きの機械を作っている製造メーカーさんを知っていましたので、業界TOP3に全部電話をかけました。このようなどら焼きの機械を作る製造メーカーさんは研究室を持っておられます。ですので、自分のレシピを作って研究室にお邪魔して、そのレシピを流してもらって「機械だったらどのような味になるのか?」を確認させて頂きました。一方で、自分のさじで手焼きを作り込んでいくという、機械と手焼きの両方を試みました。そうすることで、機械と手焼きの長所と短所というのが明確になりましたので、私の場合は手焼きを選ぶことになりました。

 今の時代でしたら、インターネットで作り方なども簡単に検索できますので楽なんですけれど。全国の有名店のどら焼きを集めて研究するのが大変でしたね。数も覚えてないくらい、他県に行った時は必ずどら焼きを買って「どんな種類があるのか?」というのを調べましたね。

 基本的にどら焼きというのは、”あんこと皮二つ”で構成されているシンプルなお菓子です。確かに、皮で挟んだだけのお菓子なのですが、皮もどら焼きの場合は1個に2つの皮が必要になります。100個のどら焼きを作る場合は200枚焼かなければなりません。この手間がかかるというところが手焼きのマイナス面です。機械生産の場合でしたら大量の皮を同時に作れるのですが、機械に合わせた生地作りをしないといけません。この機械用の生地作りが非常に難しく、私が思うような生地ができませんでした。ですので、手焼きのどら焼きを選ぶことになりました。

 研究する時は、私が目標とする相手を見つけて、そのお店からどら焼きを購入します。しかし、有名店だからといって美味しいとは限りません。当然、自分の好みに合うか?合わないか?はありますので。ですので、自分が「これは美味しい!」と思うどら焼きを見つけてベンチマークにして、それを超えるどら焼きを作っていきます。そうしないと、自分で作って自分で絶賛してもただの自己満足になってしまいますし、井の中の蛙になってもいけませんので。できる限り、いろいろなどら焼きを集めて、それ以上の商品を作るという目標を立ててやってきました。

手焼きどら焼き※(画像:よし廣HPより引用)

HPに研究内容を少し紹介してますが、この目的は?

水内さん お客さまから購入していただく時、何も情報がないと普通のどら焼きと思われて当たり前だと思います。別に「自分がこれだけ作ってきたので、食べてください!」ということではなくて、職人としてこれだけ追求してきたどら焼きですので、自信を持って提供しています。

 当然、味の評価を決めるのはお客さまですので、別に押し売りでも何でもないのですが「これだけ私自身が突き詰めて、自信を持って売っているどら焼きです!」という意思表示です。こだわりを持って作り込んだどら焼きです!と意思を示すためのホームページへの掲載になります。

 そして実は、どら焼きも挟む中身によって皮を全部変えているんです。みなさんに「中身の具材を変えるだけじゃないか?」と、よくおっしゃられるのですが、どら焼きにも様々な種類があります。粒あんを挟んだもの、生クリームを挟んだものなどありますが、この2つを単純に同じ皮で作って食べても、全く美味しくないのです。

 私が最初研究していたのは、粒あんのどら焼きでした。この粒あん用の皮は、粒あんには最高に合う皮なんです。その皮を使って生クリームを挟むと全く美味しくないんです。「バラバラなものをただ挟んで食べているだけ・・・」という感じで一体感が全くありませんでした。ですので、生クリームに合う生地作りというのをゼロから始めました。

今では、どんな生地があるのですか?

 今では4種類あります。蒸気で蒸して作る生地や、食べた時にお餅のようにモチモチとした食感になっている生地ですね。例えば、ミスタードーナッツさんでもドーナッツしか売っていませんけど、いろいろ食感が違いますよね。そういった生地の違いも追求してきました。「そこまでやらなくてもいいじゃないか?」と言われましたけど、自分が納得いかない部分もありましたし、これだったらお客さんに喜んで食べて頂けるという商品ができましたので。やはり私の性格上、そこそこでは抑えられないんです。

 私の商品開発のやり方として、まずは利益や手間など度外視して、業界のピラミッドの頂点の味を追求して作り出します。最高の商品ができてから、お客さんにとってのマイナス面を削っていくというやり方です。最初は、本当に美味しい商品を作りますので、高い材料だとしても、手間がものすごくかかったとしても関係なく、ベンチマークしたものと比較しても自分の中で一番美味しい頂点目指して作っていきます。

 その中で、手間がかかりすぎるので手間を省くために改善するとか、高い材料を使いすぎているので、1個あたりの値段が高すぎると提供できなくなる価格になるので、お安くするために自分の中で妥協していく部分があります。

 そうしないと、最初の試作品は何も考えずに、最高の美味しい味だけを追求した商品ですので、本当に高くて買って頂けませんので、自己満足な商品になってしまいます。やはりお客さまに喜ばれて私たちの商売は成り立っていますので、価格というのは非常に大切な部分です。

お客さんの反応はありますか?

 メールで「すごく美味しかったです!」などの声を頂く時もありますし、そんなお声がなくても何度もリピートで購入して頂けている方もいますし、「モンブランどら焼きは、いつから発売ですか?」とか、そういった様々な形でお客さまからお声は頂きます。

 どら焼きを作っているのは、私だけではなく他の職人もだいぶ出来るようにはなってきました。今は半分半分でどら焼きを作っています。学んでもらうために手伝ってもらいながら、焼いている状態です。

 どら焼きを焼くだけなら誰でもできます。ご家庭のフライパンでも作ることができます。しかし、美味しい状態というのが私は分かるというのがあります。今まで何万枚も焼いてきた訳ですから、美味しい状態というのは数をこなさないと分かりませんので、私が合格を出すまでは作らせてはいません。これも教えていかないと繋がっていきませんので、そこは上手く技術の伝達できるように工夫しています。

研究してきたことを掲載してよかった?

 もともと、普段からやっていることですので、ホームページに掲載したから、何だということではないかもしれません。私たちの場合は、基本的に普段やっていることが新たにホームページに掲載しただけのことですね。

 人間ですので、例えばお腹が減っている時におやつを食べれば美味しく感じますけど、お腹いっぱいの時にさっき食べた美味しいおやつを食べてもお腹一杯の時に食べたので美味しく感じなかった。同じお菓子でも「美味しく感じる、感じない」ということがあります、人間の口はあてにならないとよく言われますが、お菓子の場合はよくあると思います。

 私ども作り手としましては、どんな状況にして食べて頂いても、毎回以前食べて頂いた時と同じお菓子を作らないといけませんので、そこが一番気にしているポイントですね。売り手の耳に入ってくるのは、一番最後だと思いますので、我々の耳に入ってくるのがお客さまに気に入られているということが分かれば、一番ありがたいと思います。

まとめ

ブログの初心者やマーケティングに強くない方が、集客を成功させる秘訣の一つとして挙げられるのが「自社独自の研究コンテンツ」です。

これは、あなたがお客さまのために、今までの製品よりさらに良い製品を提供するために、開発・設計・生産技術・製造・検査・アフターフォローなど様々な面で、品質改善を行ってきたと思います。これを自社独自の研究コンテンツと言っています。

この独自の研究をコンテンツにするメリットは、”自社だけ”のコンテンツになりますので、差別化できます。ですので、顧客を納得させられるコンテンツであれば、非常に信頼を得られるコンテンツになります。

できる限り、細かく具体的なデータなどを示すことで、顧客の信頼を高めることができる最強コンテンツを作ることができます。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA