金属加工の設備:鍛造用語と解説

▶︎【鍛造】44種類

「鍛造」とは、金属加工の塑性加工法の一種で、常温または加熱した金属材料を工具で加圧して塑性変形を与え、結晶を微細化し、所定の寸法形状に加工する加工方法である。昔から刃物や武具、金物などの製造技法として使われてきた。

「設備」とは、建築物や車両・船舶などに備え付けられた機器のことや、その機器を設置するもの。

アジテーター

アジテーターとは、被処理物の材質や形状に合った回転数を選択し、冷却液・焼入油などを撹拌するファンのこと。

アプセッター

アプセッターとは、素材を径方向からグリップするグリップダイで素材を保持した状態で、パンチ型が軸方向に前進し、素材先端の据込みを行う鍛造機のこと。

アトマイザー

アトマイザーとは、熱間鍛造において、離型潤滑剤とエアを混ぜ合わせ霧化する装置のこと。

ウェッジプレス

ウェッジプレスとは、ウェッジの前後運動を行わせることでラムを上下にストロークさせ、ラムとベッドの型で材料を圧縮成形させるプレスのこと。

エア式ショットブラスト機

エア式ショットブラスト機とは、ギア歯車の強化のため圧縮空気を利用してショット粒をノズルより噴出させる装置のこと。

エキセントリックプレス

エキセントリックプレスとは、動力軸にエキセントリックシャットを使用し、ラムの上下運動を行い、材料を圧縮成形するプレスである。

エクスツルードホーン

エクスツルードホーンとは、ホーニング加工法の一種で、砥石のかわりにと粒を混ぜたペースト状のメディアを用いて加工する加工設備なので、いろいろな種類の磨き加工が可能になる。

エジェクター

エジェクターとは、てこの原理でプレス機を製品の金型から突き出す装置のこと。

オープンハイト

オープンハイトとは、機械プレスでは、スライドが上死点にきた状態のスライド下面とヘッド上面間の距離のこと。

オールケース炉

オールケース炉とは、1000℃以上の高温加熱が可能で、焼入油槽がついているガス導入が可能なバッチ炉のこと。

カウンターブローハンマー

カウンターブローハンマーとは、上のラムと下のラムがスチールベルトで結ばれていて、上下から型打するため衝撃力が大きいが外部への振動は少ないハンマーのこと。

ガス変成炉

ガス変成炉とは、熱処理炉の雰囲気ガスをつくる炉のことで、RXガス変成炉、NXガス変成炉、AXガス変成炉などがある。

キャッチャーミット

キャッチャーミットとは、高速多段ヘッダーの完成品取り出し装置のこと。中間工程の未完成ワークが完成用シュートに飛び込まない防止の蓋を取り付け、完成品のみ取り出せるようにした装置のこと。

コールドフォーマー

コールドフォーマーとは、切断から成形加工まで一貫生産が可能な、冷間鍛造品を製造するための横型多段成形機のこと。

高周波誘導加熱機

高周波誘導加熱機とは、強磁性体にコイルを巻き、交流電流にて電磁誘導作用により金属に誘導電流が発生する。

高周波誘導加熱コイル

高周波誘導加熱コイルとは、高周波誘導加熱機に組み込まれて、ビレットを鍛造温度(1250℃付近)に加熱して型打ちする加熱コイルのこと。

高周波焼入装置

高周波焼入装置とは、誘導加熱を利用して焼入を行う装置の総称を呼ぶ。

シャットハイト

シャットハイトとは、機械プレスではスライドが下死点にきた状態における、スライド下面とヘッド上面間の距離のこと。

スコッチヨークプレス

スコッチヨークプレスとしても、クランクシャフトの偏心部に取付けたコンロッドを介してラムが直線運動を行うものであるが、スコッチヨークブロックを上下に連結させたプレスのこと。

スラグヘッダー

スラグヘッダーとは、切断、据込加工を専用に行う、冷間鍛造用の前素材を製造するのに使われる横形の高速鍛造機のこと。

ダミーバー

ダミーバーとは、ビレットヒーターの加熱運転終了時に、加熱コイル内のビレットを加熱継続しながら、排出する押棒のこと。

ダブルヘッダー

ダブルヘッダーとは、1個のダイに被加工材を挿入したまま、パンチ側を2回作動させる。2個のパンチをもつヘッダーのこと。

ツイスター

ツイスターとは、予備成形品をねじることにより最終形状を得る成形法に使用する設備のこと。

電気アプセッター

電気アプセッターとは、素材に電流を流し加熱すし、据込みシリンダーにより加圧され、所定の寸法に据込むアプセッターの一種のこと。

ナックルプレス

ナックルプレスとは、ラム駆動にナックル機構を使ったプレスのことで、加圧力の持続を必要とする圧縮加工に適している。

ノックアウト

ノックアウトとは、鍛造機で成形された製品をスライド駆動軸から伝達される動力によりカムとレバーによって作動する金型から突き出すための装置のこと。

ハンマー鍛造

ハンマー鍛造とは、ハンマーを用いた自由鍛造だが、騒音・振動等より廃止の方向にある。

バーヒーター

バーヒーターとは、1250℃の鍛造温度に加熱する高周波誘導加熱機の装置のこと。

ビレットヒーター

ビレットヒーターとは、ピンチローラー式、プッシャー式、ウォーキングビーム式など、高周波誘導加熱機の一種であり、ビレット(鋼片)を1250℃の鍛造温度に加熱するもの。

ビレットシャー

ビレットシャーとは、鍛造の前素材を製造する棒材を切断するための専用プレスのこと。

ファインブランキングプレス

ファインブランキングプレスとは、パンチの外側に強力な板押えでそりとだれの少ないファインブランキング(せん断)加工を行う専用プレスのこと。

フォージングロール

フォージングロールとは、回転軸が平行で回転方向の異なる一対のロールを用い、鍛造する設備のこと。

ヘッダー

ヘッダーとは、リベットやねじの冷鍛加工機として使用されている横形自動鍛造機のこと。

ボードドロップハンマー

ボードドロップハンマーとは、電動機で駆動される2個のローラーで板をはさみ、ラムを落下させ打撃力を加えるハンマーのこと。

ホットフォーマー

ホットフォーマーとは、熱間鍛造品を製造するための横型多段成形機のこと。成形温度に加熱されたバー材を、トランスファー搬送を用いて切断から多段成形までを一環して行う。

ボルトメーカー

ボルトメーカーとは、ラムスライドの往復運動を利用してねじ転造行うボルトフォーマーの一種。

ボルトフォーマー

ボルトフォーマーとは、切断から成形加工までを行うボルトを専用に冷間鍛造するための横型多段成形機のこと。

ねじ転造盤

ねじ転造盤とは、平ダイ式、丸ダイ式、ロータリー式などねじ転造を行うための専用機械のこと。

レキュペレータ

レキュペレータとは、燃焼炉の燃焼排ガスの熱を、200〜300℃の燃焼用空気の予熱に利用する熱交換器のこと。

ロータリーハース炉

ロータリーハース炉とは、加熱されている回転炉床で品物の昇温速度が早く搬送するタイプの炉のこと。

ローラーハース炉

ローラーハース炉とは、炉内に駆動ローラーを並べ、品物やトレーやバスケットを搬送する熱効率の良いタイプの炉のこと。

ローリングミル

ローリングミルとは、リングローリング鍛造を行う装置のこと。

レバープレス

レバープレスとは、テコ比の割合でクランクの発生荷重をラムに伝達するレバー機構によってスライドを駆動するプレスのこと。

ワイヤー矯正機

ワイヤー矯正機とは、冷間鍛造用の線材の湾曲を線材径に応じてロール間隔を矯正するための装置のこと。

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