金属加工の品質:計測用語と解説

目次

▶︎【計測】80種類

「計測」とは、ある目的に役立てるためものの数量的状態をはかること。

「品質」とは、工場で生産された製品や、サービス業が提供するサービスの特性をいう。 

当りゲージ

当りゲージとは、球面、テーパーなどの形状が正しくできているか、光明丹を薄く塗り、当りを確認するゲージ。

アルメンゲージ

アルメンゲージとは、ショットピーニング処理後のアルメンストリップの反り量を測定するアークハイトを測定するための測定具のこと。

アルメンストリップ

アルメンストリップとは、ショットピーニングの程度を測定するための試験板のこと。

アンバランス測定・修正機

アンバランス測定・修正機とは、回転中に、振動・騒音・軸受部の疲労破壊などが生じないよう、回転体のアンバランスを測定し、バランスを修正する機械のこと。

インプロセス

インプロセスとは、加工中のワークを直接自動計測し、その情報で工作機械の加工ユニットを制御することで、ワークを狙い寸法に加工するための、加工寸法監視法の一つ。

インライン三次元測定機

インライン三次元測定機とは、製造ラインのワークの位置・寸法・形状などを測定し、結果をリアルタイムに処理することで、早期解析や制御目的で使用される三次元測定機のこと。

エアゲージ

エアゲージとは、エアマイクロメーターを用いた測定具のこと。

エアマイクロメーター

エアマイクロメーターとは、寸法の変化を空気の流量や圧力の変化に変換し、寸法を測定する比較測定器のこと。

オンライン計測

オンライン計測とは、不良品を作らない流さないため、プリプロセス計測・インプロセス計測・ポストプロセス計測など、工程内での計測のこと。

型内ピーク圧力

型内ピーク圧力とは、型内圧力波形の最大値のこと。

型内圧

型内圧とは、射出成形において、金型に充填される樹脂の溶融樹脂の圧力のこと。

型内圧波形

型内圧波形とは、射出成形で金型内に射出、充填される溶融樹脂の金型内製品における圧力波形のこと。

カールフィッシャー法

カールフィッシャー法とは、固体・液体・気体など不安定な化合物の水分の定量分析法の一種。

加法混色理論

加法混色理論とは、光の3原色である赤、緑、青の単色光を足し合わせることで色を合成すること。

可使時間

可使時間とは、2液型の塗料、エポキシ樹脂・ウレタン樹脂など接着剤や液状樹脂に硬化剤を加え、粘度が上昇して使用出来なくなるまでの時間のこと。

ギアチェッカー

ギアチェッカーとは、ギアの誤差を測定する装置のこと。

器差

器差とは、測定器が示す値と、真の値との差のこと。

機械調整用ゲージ

機械調整用ゲージとは、出来栄え確認のために機械加工での刃具交換、調整後にワークを測定するゲージのこと。

キュアタイム

キュアタイムとは、プラスチック成形において、材料を注入して樹脂の硬化開始から硬化度に達するまでの時間のこと。

繰返し精度

繰返し精度とは、同じ方法で測定器を用い、同じ箇所の測定を繰り返したときの、個々の測定値が一致する度合のこと。

クリームタイム

クリームタイムとは、原料が攪拌されると炭酸ガスを発生するウレタン発泡成形における反応性を表わす指標の一つ。

形状測定

形状測定とは、形状を触針でトレースし図形を拡大記録するコントレーサー、非接触で光学的な測定を行う測定顕微鏡、輪郭投影機などを用いて、平面の凹凸や曲面、球面、テーパーの形状などを測定すること。

計量式ゲージ

計量式ゲージとは、検出部にダイヤルゲージ、電気マイクロメーター、エアマイクロメーターなどを用いる測定値を計量的に指示するゲージのこと。

ゲージの使用限度

ゲージの使用限度とは、摩耗や経年変化による寸法変化が許容される限度、つまり測定具の寿命のこと。

ゲージマチック

ゲージマチックとは、測定具で加工寸法・精度を確認しながら、規格の寸法・精度に入るように加工する方法のこと。

ゲージ公差

ゲージ公差とは、製品機能に影響をおよぼさない範囲でのゲージを製作するときの許容差のこと。

減法混色理論

減法混色理論とは、色の3原色であるマゼンタ、黄、シアンを足し合わせる事によって色を合成すること。

限界ゲージ

限界ゲージとは、通・止ゲージ製品許容寸法の最大最小寸法をゲージで製品が公差内にあるかどうかをチェックするときに用いられるゲージのこと。

校正

校正とは、温度、振動などで狂いを生じることがあるため基準計器の指示値を正しい値と比較して、調整すること。

コントレーサー

コントレーサーとは、測定物の表面の形状を触針によって直接測定し、正確な拡大図形を記録する測定機のこと。

サーフタッチ

サーフタッチとは、金属表面の粗さを静電容量の変化としてとらえたスタンプ式簡易粗さ計のこと。

三次元デジタイザー

三次元デジタイザーとは、非接触のレーザースキャナーで物体の三次元形状を点群データとして計測する装置のこと。

三次元自動計測機

三次元自動計測機とは、登録しておいた基準点と測定点を比較することで、被測定物の精度を知ることが可能な直交3軸で可動する接触式計測機のこと。

三次元測定機

三次元測定機とは、高精度、高能率で被測定物の寸法、形状、位置をX、Y、Zの座標値として測定する機械のこと。

姿勢誤差

姿勢誤差とは、測定する際に発生する誤差で、測定ヘッドと測定物との相対的な姿勢の乱れによって発生する測定誤差のこと。

磁気式スケール

磁気式スケールとは、磁気を利用して、30mの長さ・位置を精度良く計測するセンサーのこと。

シリンダーゲージ

シリンダーゲージとは、測定子の変位を機械的に直角方向に伝達し、長さの基準と比較する機械式内径測定ゲージの一種。

自動定寸装置

自動定寸装置とは、ワークを狙い寸法に仕上げるために加工寸法を自動計測し、加工機を制御する計測器の総称。

射出率

射出率とは、射出成形機において単位時間あたりに射出可能な樹脂量のこと。

定盤

定盤とは、測定の基準面となるもので、表面を正確、平滑に仕上げた鋳鉄製の平面盤のこと。

芯出し

芯出しとは、鋳造で鋳物粗材の寸法、肉厚、形状などを、粗材図に指示されている寸法や公差と比較調査すること。

振動テスター

振動テスターとは、駆動系など大きなトルクの掛かる用途に使われる一対のハイポイドギアをかみ合せて回転させた時の振動レベルを測定する計測機のことで、ピニオンコーンモーションとハーモニックスイープがある。

スキミ法

スキミ法とは、製品形状や寸法を相対した模範形状と、その間にできたすきまにより正寸に対し判定する目視測定法のこと。

スパイラルコントラクトメーター

スパイラルコントラクトメーターとは、めっき皮膜に生じる内部応力により金属箔が伸縮し、その回転角により内部応力を算出し測定する装置のこと。

スパイラルフロー試験

スパイラルフロー試験とは、射出成形で成形材料の金型中での流動性を試験する方法のこと。

スプラインゲージ

スプラインゲージとは、スプラインの歯形状および寸法の管理に使用するゲージのこと。

寸法自動補正

寸法自動補正とは、インプロセス制御、ポストプロセス制御など、工作機械に計測器を装着しワーク寸法を機械にフィードバックすることで自動的にコントロールすること。

寸法測定

寸法測定とは、設計図面に指示されたはめあい部、加工基準部などの製作寸法箇所を、計測機器を使用して測定すること。

背圧

背圧とは、射出成形工程で射出シリンダー内の樹脂を可塑化する際にかける圧力のこと。

接触測定

接触測定とは、測定面に直接測定子を当てて行い、接触により確実な測定動作が得られ信頼性が高い測定のこと。

栓ゲージ

栓ゲージとは、限界ゲージの一種で、最小許容寸法基準を通り側、最大許容寸法基準を止り側といい、穴径の測定に使用するもの。

測定基準

測定基準とは、製品寸法・位置・形状の測定で、測ろうとする面・穴・ねじ・輪郭が関係づけられる面・点・軸線を用いた基準のことで、穴基準・軸基準・面基準などがある。

測定力

測定力とは、接触型の検出器で、加工品の寸法や形状を測定する場合に測定子が測定面に加える力のことで、測定誤差や測定面へのキズ発生要因ともなる。

ダイヤルゲージ

ダイヤルゲージとは、測定子の直線・円弧運動を機械的に拡大して、指針と目盛りで読みとる長さ測定器のこと。

テーパーゲージ

テーパーゲージとは、テーパー基準径からの面位置、テーパーの当りを測定する道具のこと。

デジタイジング

デジタイジングとは、テーブル上のモデルを倣い動作で連続的に追従し、加工用のNCデータを出力する機能のこと。

デプスゲージ

デプスゲージとは、測定基準面とそれに直角にスライドする測定軸で、深さを測定する測定器のこと。

電気式ゲージ

電気式ゲージとは、検出部に電気マイクロメーター、リニアスケールなどの電気計測機器を使用した測定具のこと。

トップガイド

トップガイドとは、容易に穴に軸を挿入するために軸の先端部に設けた段、面取りなどの形状のこと。

ねじ付栓ゲージ

ねじ付栓ゲージとは、穴位置の精度が確保されたブッシュプレートで、軸部が穴に入るかどうかねじ穴の位置度を測定するための計測部品のこと。

ネッキング

ネッキングとは、材料素性、板厚、温度の不均一さなどの影響で、材料を延伸した時、材料全体が均一に伸びずに局所的にくびれを生ずる現象のこと。

倍率調整

倍率調整とは、計測機器の計測範囲での感度や直線性を保証するために行なう調整のこと。製品寸法を測定する場合、下限寸法マスターで零点調整を行い、上限寸法マスターで倍率の調整を行う。

発泡倍率

発泡倍率とは、発泡性の樹脂の発泡体を成形する際の成形前後の体積変化率のこと。

ピッチゲージ

ピッチゲージとは、2つの穴の中心の直接距離を測定するゲージのこと。

品質チェック用ゲージ

品質チェック用ゲージとは、製造工程で品質異常を検知する測定具のことで、初品チェック、定期チェックや加工後のワークの精度を測定などで使われる。

プリプロセスゲージ

プリプロセスゲージとは、不良品の発生を防止するため、加工前に測定し、取付位置や取代などを制御する加工機に取付けられた計測装置のこと。

ブロックゲージ

ブロックゲージとは、正確な長さの基準として用いられる長方形断面をした焼入鋼製ブロックのこと。

ボーメ計

ボーメ計とは、中子表面に塗布する塗型剤の比重計により濃度管理を行うガラス管状の計器のこと。

ボールマイクロメーター

ボールマイクロメーターとは、マイクロメーターのアンビルとスピンドルの先端に穴部を設け、オーバーボール径を測定できるようにした測定器具のこと。

ポストプロセスゲージ

ポストプロセスゲージとは、加工終了後の加工物を測定し、良否判別などを行うポストプロセス計測を行う計測機のこと。

ポストプロセス計測

ポストプロセス計測とは、工程内計測の一つで加工後のワークを測定すること。

マイクロビッカース試験

マイクロビッカース試験とは、荷重と圧痕の面積比より硬さを算出する、めっき皮膜硬さの測定方法のこと。

マシンゲージ

マシンゲージとは、機械加工で使用される品質チェック用の限界ゲージ、計量ゲージ、官能ゲージなどの計測機のこと。

耳かきゲージ

耳かきゲージとは、ねじの有効深さをおおまかに簡易チェックできる測定具のこと。

ユニット式ゲージ

ユニット式ゲージとは、ユニットの組合せ精度がゲージの総合精度となるユニットで構成・組合せたマシンゲージのこと。

歪取り機

歪取り機とは、機械加工、熱処理工程などでの長尺物部品の歪量を測定し、部品の塑性域まで加圧変形させて修正する装置のこと。

溶着強度

溶着強度とは、樹脂部品を振動溶着・超音波溶着した部分の溶着界面の引張り強度のこと。

ライズタイム

ライズタイムとは、原料が攪拌され炭酸ガスを発生し泡状になりながら膨張するウレタン発泡成形における反応性を表す指標の一つ。

リークテスト

リークテストとは、漏洩があってはならない部品の鋳巣、ワレ、ピンホールを、特殊ガスなどで加圧封入や排気密閉して真空装置で検査すること。

零点調整

零点調整とは、計測機器の測定精度を保証するため、計測範囲で定められた基準位置に零点をセットする調整のこと。

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