品質保証を行う上で、重要な12の考え方

品質保証とは

品質保証とは、「消費者が安心して満足して買うことができ、それを使用して安心感、満足感を持ち、しかも長く使用することができるという、品質を保証すること」と新版品質保証ガイドブックには定義されています。

品質保証を行う上で、重要な12の考え方

   

内容

1

PDCAサイクル

「仕事を効果的・効率的に進めるための手順(定石)のこと」
仕事には、QCDSM(品質・コスト・納期・安全・モラル)の目標があり、それに沿ったP(計画)・D(実施)が重要です。そして、どの程度狙い通りにいったのか?というC(確認)・A(処置)を確実に実施することも重要です。PDCA(計画・実施・確認・処置)のサイクルを回すことは、よい仕事の基本です。

2 ファクトコントロール

「事実に基づいてデータでものをいうこと」
データほど、事実を客観的に表しているものはありません。“データ”という“事実”によって現象を把握することにより、的確な判断ができます。つまり、ファクトコントロールとは“データでものをいう”ということです。

3

プロセス重視

「結果でなく、仕事のプロセスを管理していくこと」
良い結果・悪い結果に関わらず、そのプロセスを押さえることが重要です。PDCA(計画・実施・確認・処置)の“C(確認)”に絡めていえば、“結果”をチェックするだけではなく、その結果を出した“プロセス”をチェックすることが重要です。

4

標準化

「標準を作り、守り、それを活かしていく」
標準化とは、書類にして“標準化が完結した”とするのではなく、その標準を守り、活かしていく行為が“標準化”であり、改善し続ける行為が重要といえます。

5

源流管理

「プロセスの下流でなく、プロセス上流で管理すること」
問題が起こると対症療法で対応し、それで対策完了としてしまいがちですが、それでは真の解決にはなりません。源流管理で根本から解決すれば同じ問題でも、トータル的な手間が少なくて済みます。

6

現地現物

「問題が起きた現地に足を運び、現物を見ながら考えること」
事実を大切にし、盲点を作らないよう物事を客観的に見るという姿勢・価値観です。実際に問題が起きた現場に出掛け、自分の目と足で確かめ、頭で考える「現地現物主義」の徹底は問題解決の基本です。

7

品質第一

「品質優位により利益確保を目指すこと」
品質(Q)・コスト(C)・納期(D)のバランスをとった上で、品質(Q)を最優先とする考え方のことです。ここでいう「品質」とは製品やサービスの質だけでなく、仕事の質など、すべての質のことを意味します。

8

顧客志向

「お客様の真に要求するモノ・サービスを提供すること」
顧客ニーズを掴み、顧客が求めるモノ・サービスを提供していこうという考え方のことです。消費者指向やマーケットインなどとも言われます。

9

後工程はお客様

 「後工程に喜んでもらえるモノやサービスを提供すること」
ここでいう”後工程”とは、自分の仕事の結果が影響する工程のことです。つまり「後工程はお客様」とは、自分より後の人に喜んで受け取ってもらえるように仕事を進めることです。

10

重点指向 

「複数の問題から重要問題を選定し、優先的に取り組むこと」
考えられる限りある資源(人・モノ・金・時間など)を有効に使い、最大限の効果を得るために、様々ある問題の中から、重要問題を選定し、これに優先的に取り組むという考え方です。

11

再発防止 

「根本原因を見極め対策することにより問題を再発させないこと」
同じトラブルが二度と発生しないよう、問題の根本的な原因を究明し、その原因を取り除く改善や対策を行うことです。

12

未然防止 

 「一歩も二歩も先を読み、想定される問題に対してあらかじめ手を打つこと」
問題が発生して、あたふたと対策するのではなく、事前に問題を予測して発生しないように、予め、その原因に対策しておくという考え方です。

まとめ

品質保証とは、「消費者が安心して満足して買うことができ、それを使用して安心感、満足感を持ち、しかも長く使用することができるという、品質を保証する」こと。

日本製は商品が良くて当たり前の世の中で、いかに他社と違うポイントで勝負できるか?それでいて、消費者が安心できる品質保証体制を築くことが、今後企業にとって重要ポイントであることは間違いありません。

「なぜ、御社の商品は品質が良いのですか?」と明確に答えれらるようにしておくと差別化しやすいですね。

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