金属加工の治具:鋳造用語と解説

▶︎【鋳造】28種類

「治具」とは、加工や組立ての際、部品や工具の作業位置を指示・誘導するために用いる器具の総称。日刊工業新聞社刊「機械用語辞典」によると、治具(冶具)は当て字と説明されている。 

「鋳造」とは、金属を熱で溶かし鋳型に流し込んで器物を作ること。

アンダーカット

アンダーカットとは、型を用いて成形する場合、成形した製品形状の中で、抜き方向に対し負角をなす部分のこと。

受圧プレート

受圧プレートとは、射出成形金型の型締め圧を受け、パーティングラインがへたるのを防ぐため、金型のシール部以外に設定するプレートのこと。

エジェクターピン

エジェクターピンとは、射出成形金型の成形品を金型から押出すために設ける。

エジェクタープレート

エジェクタープレートとは、射出成形金型の型内の複数のエジェクターピンを同時に押出すためのプレートのこと。

エジェクタープレートガイドピン

エジェクタープレートガイドピンとは、射出成形金型のエジェクタープレートが押出し方向に対して面直状態を保つために設ける。

エジェクター補助ロッド

エジェクター補助ロッドとは、射出成形金型の成形機の押出しロッドと金型のエジェクタープレート間に設け、押出し時間を短縮する機構のこと。

回転コア

回転コアとは、製品のアンダーカット部回転機構を有するコアのこと。

ガイドピン

ガイドピンとは、射出成形金型のキャビティとコアの相対位置を決めるため型開閉方向に設ける。

ガス抜きコア

ガス抜きコアとは、射出成形金型のキャビティやコアの分割面から樹脂の流れの差により発生した空気の溜りを抜く構造のこと。

カルフォンゲート

カルフォンゲートとは、トンネルゲートの製品押出し時にゲートが金型から容易に抜けるように、トンネル部分が牛の角のように曲った形状のもの。

キャビティ

キャビティとは、成形品を直接形づくる部分を全てキャビティと呼ぶことが多い。

強制脱型コア

強制脱型コアとは、射出成形金型の特にバンパー型において、製品端末のホイールアーチ部のアンダーカットを処理する為のコアのこと。

ゲート

ゲートとは、射出成形金型の溶融樹脂をランナーからキャビティとコアで囲まれた空間へ注入する入り口のこと。

傾斜コア

傾斜コアとは、スライドコアの押出し時製品を持ち上げながら内側に逃げる事によりアンダーカットを処理する機構のこと。

コア

コアとは、射出成形金型の板裏面側の金型全体や押出しコア、傾斜コア、スライドコア等、機械的に駆動する部分入れ子部も指す。

コッター

コッターとは、射出成形金型の型締め圧・射出圧によって、固定型と可動型の位置がずれるのを防ぐ為に、金型のパーティングラインを凹凸にした部位のこと。

コールドランナー

コールドランナーとは、熱可塑性樹脂の射出成型用金型内で製品部、スプルー、ランナー共冷却して型外へ取り出すようにした構造のこと。

スライドコア

スライドコアとは、ダイカスト鋳造において、製品形状より2分割で成形できないアンダーカットの部分を鋳抜く中子をいう。

サイドゲート

サイドゲートとは、金型構造を簡素にできるキャビティの側面に設けられたスタンダードなタイプのゲートのこと。

ダイレクトゲート

ダイレクトゲートとは、射出成形品の製品部に直接樹脂を注入するタイプのゲートで、ゲート部の圧力損失が少ないため、製品端末へ樹脂が届きやすくなる。

直押しコア

直押しコアとは、成形品から押出すのが目的の射出成形金型のブロック状の押出し機構で、成形品押出し方向に動くコアのこと。

電鋳マスク

電鋳マスクとは、製品に厚膜の電気めっきを行い、めっき後に製品から剥がし補強して作られるマスキング治具のこと。

トンネルゲート

トンネルゲートとは、樹脂の流れ道が型板の中を潜ってキャビティに流入させるタイプのゲートのこと。

抜き勾配

抜き勾配とは、射出成形工程で金型から成形品を取り出し易くするためにつけるテーパー形状のこと。

発泡型

発泡型とは、型材質はアルミ入りエポキシ等の熱硬化性樹脂で、一体発泡成形で用いる型のこと。

ベントホール

ベントホールとは、金型内のエアや樹脂から発生するガスを型外に逃がすために金型に設ける孔、または溝のこと。

ポーラス型

ポーラス型とは、絞りや模様などを転写するストレート成形に使われる型のこと。

マッチドダイ

マッチドダイとは、強化プラスチックの成形加工に用いられるカットオフエッジのかみ合い部分を持った雌雄一対の金型のこと。

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