品質管理の考え方「データ」とは?

データとは?

「それをもとに推理し結論を導き出す、または行動を決定するための事実」

一般にデータの種類は大きく分けて、以下の2つに分類される。

  1. 「計量値データ」:連続的に変化するもので、通常は計って得られるデータのこと。例えば、長さ、重さ、厚さ、温度、強度、成分%、時間など。
  2. 「計数値データ」:断続的に変化するもので。通常は数えて得られるデータのこと。例えば、不良個数、不良個所、不良率、生産数、人員など。

正しいデータをとるためには?

まずは、正しいデータであること

データは私達の判断や行動の基準となるものになりますので、正しいデータでなければいけません。データがとりやすいからといって、たくさんとったり、自分の都合のよい部分だけのデータを取り出してはいけません。全く意味のない、使えないデータになってしまいます。

データを取る目的をはっきり把握する

  1. 現状を掴むためのデータ
  2. 解析を掴むためのデータ
  3. 管理のためのデータ
  4. 調節するためのデータ
  5. 良品、不良品を決めるデータ

データは事実を忠実に示すように取る

データーはサンプルを代表するようにとる。例えば、1000個の部品の中から5個のデーターを取る場合、部品パレットをよくかき混ぜて上、中、下からランダムにとる。1日に4個データーを取る場合、毎日決まった時間、朝の掛かりから2時間毎にとる。

データをとる条件を5W1Hで、明確にする

  1. 何を?(What)
  2. どこで?(Where)
  3. どのように?(How)
  4. 誰が?(Who)
  5. いつ?(When)
  6. なぜ?(Why)

何でもデータにする

欲しいデータが明確でいても、数値化しにくいとか、測定器がないとか、時間がないとか、様々な障害が出てきます。ここでくじけずに、「何が何でもデータにする」というあきらめない努力となんでもデータにするという工夫が必要です。

データの素性をはっきりさせておくこと

データの目的や内容がはっきり明確に分かるように、データの素性をはっきりさせておくことが重要。測定の目的、特性値の種類、測定日、測定器、測定者、測定法などをきちんと書いて記録しておく。

まとめ

品質管理を行う上で、客観的な事実を見る道具として、正しいデータはなくてはならないものです。中小企業100社以上の集客コンサルティングを行ってきましたが、ほとんどの企業は、生産効率化などに向けてはデータを活用していましたが、データを有効に集客に直結させている企業は、ほとんどありませんでした。

こういった品質向上のためのデータ収集など、売上に直結するwebサイトの改善にも十分に活用できますので、正しいデータを正しい改善に使いましょう。

また、問題解決(QC手法)を活用したwebサイトの新規開拓で、売上4.1倍になった整体院の事例や、1300万円・2200万円の受注成功している製造業の事例など、成功事例もたくさんありますので『トヨタで学んだ問題解決(QC手法)を使ったwebサイトの新規開拓改善事例』を参照して活用ください。中には、1億2000万円の受注を獲得した事例もあります。

QC七つ道具

道具

内容

チェックシート

データが分類項目別にどこに集中しているか?視覚化する
データの取得・整理を容易にし、また点検・確認項目がもれなく行えるように、あらかじめ設計された様式・フォーマット。(QC7つ道具の一つ)

パレート図

「原因を分類して視覚化。重点指向、優先順位を付けやすい」
パレート図とは、値が降順にプロットされた棒グラフとその累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフ。(QC7つ道具の一つ)

特性要因図

「要因解析の時に使う特性と要因の関係を線で結んで表した図」
この特性要因図は、問題解決の7ステップの中の「要因解析」で“原因と結果との関係を明らかにする”一番重要になるステップの一部です。(QC7つ道具の一つ)

バラツキ管理

「バラツキに注目し、ばらつく原因をつかむこと」
製品の品質を保つためには、このバラツキを管理していくことが重要であり、品質を一定の水準に安定させることを品質管理といいます。

層別

「データを何らかの基準(尺度・視点)によって分類すること」
データの共通点や特徴に着目して分類することで、複雑な事柄を解きほぐし問題点を具体化していくことです。

データ

「それをもとに推理し結論を導き出す、行動を決定するための事実」
連続的に変化する計量値データや断続的に変化する計数値データがあり、正しいデータ収集が重要になります。

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