オテル・ド・パリ公演に向けてサックス合宿in福岡

相棒のテナーサックスのおかげで人生が間違いなく変わった山下裕司です。

この11/19〜11/20 この2日間は、福岡市中央区天神の音楽スタジオに篭り、計12時間の集中練習。合宿をやってきました。今回の合宿の目的は「音程」にフォーカスして、他のことは何も考えず、演奏する5曲だけに集中して練習やってきました。まさにドラゴンボールで言う所の「精神と時の部屋」!!

まさに、音楽を愉しむということは、それはつまり”練習で苦しむ”ということ。東京・福岡・佐賀から仲間と集まり、真剣に曲を作り込む。最高です。その中で、気が付いたことを何個か挙げます。

●【体全体を使って演奏する】

今回の合宿で、最大の学びは「体全体で演奏する」ということを身をもって体験できたということ。体全体で演奏することで、音を愉しむ、音を曲を表現するということをより体験できました。今までの個人練習では、椅子に座って音を追うだけという練習が多かった。布袋寅泰のような格好良さはなかった訳です。

音の抑揚やアクセントも弱いので、一つ一つの音に気持ちが乗せられていなかったんです。
運指だけはできるようになるという目標だけを追っていたんだと改めて気付きました。音楽を体全体で楽しみきれてなかった。体全体を使って、音楽という芸術を表現して愉しんでいきます。

●【原曲をもっと聴き込もう!】

これは、演奏する前に原曲をしっかりと聴き込むこと、そして自分のパートの役目を把握しておく。
自分のパートの役割をキッチリ把握した上で、練習前に原曲をしっかりと聴き込めば、どこが重要なポイントになるのか?というのが、すごくよく理解できます。この小節の頭は自分しか演奏してないので、 バッチリとタイミングを決めるポイントだとか。つまり、このポイントが決まらないと、この後の演奏がグタグタになるということ。

なんてバカ真面目なことではなくて、気分はロックンローラーだぜ!布袋寅泰が楽譜見ながらLIVEで演奏しますかって話ですよね。当たり前といえば当たり前の話なんですが、何のために音楽を始めたのか!音楽を究極に上手くなりたいだけではなく、その音楽を世界中で演奏したい。音楽は全ての創作に繋がっている。自分の仕事も全てに繋がってます。

僕、多くの人に言われるんですよ。遊んでばっかりって。

でもね、そうじゃないんですよ。創作活動は全て繋がっているんです。遊びだろうが仕事だろうが、境界線なんてないんです。境界線があるのは、管理したい人が作り出したものだけであって。もっともっと遊ばないと芸術を創り上げて触れないと、仕事だって良いものができる訳ないじゃないですか。

みんな真面目だから、マーケティングの本読んで売上UPのために生かそうとしてるけど、そんなことやってもみんなと同じになるだけ。差別化とか言いながら、最終的には皆と同じようになってしまうんです。

●【自分の演奏中の動画を撮ろう!】

やはり男はカッコよくないと!何度も演奏中の動画を撮影して、自分の動きを何度も確認しました。体全体を使って演奏するに繋がる話ですが、自分が思っている以上に体は動いてない!ということがよく分かります。それを博した上で、どう表現するか?客観的に自分を見ることは重要です。

特にサックスは、体で表現しやすい楽器です。体全体の動きもそうですし、指の動きも撮影することで、よりカッコよく、より美しく演奏できるためのポイントが見つかりました。

●【Lupin III Theme ’80は原曲リズムで練習!】

今回の合宿の最後の締めは、ルパンを10曲連続ノック!!!もちろん連続ノックの前に、ポイントとなる小節を何度も合わせて、その後に10曲連続ノック開始。
曲が終わり、次の曲が始まるまでのインターバルは約10秒間。連続10曲が終わるころには、額から汗が大量に流れるくらい弾けました。

最初は、リズムが早くて正確に再現できなかったポイントも、人間って慣れてくるもので、1曲目はできなかったポイントが2曲目には演奏できるようになる。10曲終わった頃には、「ルパン、普通に演奏できるわ」と思っている自分がいました。自分から曲に慣れていくというのは大事だと再認識。

人間の能力を舐めたらあかんです。結局、自分の能力を制限しているのは自分。能力なんて無限大なはずなのに、制限かけて生きているなんて、アホらしいですよね。制限なしでいきましょう。

●【仲間との練習は最高に愉しい!】

書くまでもないですが、改めて思ったので書きますが、個人練習も大切ですが、仲間と一緒に練習することは、その100倍愉しい訳です。一人だと諦めてしまうことも、仲間がいるから踏ん張れる。仲間がいるからハモった時が最高に気持ち良い。音楽の魅力は仲間と創り上げることで一人では見れない景色をみんなで見れるというところです。

これがあるからやめられない!もっとやりたい!もっと上手くなりたい!僕をここまで引き上げてくれた仲間に恩返しするために、もっともっと上手くなります!だから音楽は面白い!

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA