ピション・ラランド1981:ワイン会in福岡

エレガンスと力強さを秘めたポイヤックの貴婦人と言われる女性的で優美な「ピション・ラランド」にメロメロ!山下裕司です。

シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド 1981

本日のワイン会のルール、、、

  • 予算2万円
  • 当日ワインショップで購入

という限られた条件で、ワインを選びました。

本日のメインゲストは女性ということもあり、「シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド 1981」貴婦人と言われるワインに決定。50年くらい待った方がいいが、コルクの状態を見て、今が飲み頃だと判断。

ピション1981を購入して飲むまでの6時間。この6時間は「ピション1981で、どう愉しむか?」ということを頭に入れて、会話を愉しみながら飲む準備をしました。

じっくりと飲む体勢を整えながら、すぐには飛びつかない。そして、いよいよピション1981の出番。抜栓が始まり、コルクと呼吸を合わせるように、ソムリエナイフのスクリューの角度を確かめながら、1ミクロンずつ慎重に慎重に、じっくりじっくりと抜いていく。それは、ワインと分かち合っているような時間でした。

抜栓開始30分で、コルクの頭が1mm見えるくらいしか抜けない状態。そう簡単に貴婦人は、心を開いてくれない。これが、さらに男心を燃えさせます。

そして、今回の抜栓者の抜栓仕草の美しいこと。この時間の全てが美しく最高でした。抜栓始めて1時間、少しづつ漂ってくる柔らかく甘い芳香で、会場が満たされていました。少しずつ少しずつ、心を開いてくれる貴婦人。

少しづつ少しづつコルクが引き上がる度に、女性らしい優雅な甘い香りが、ゆっくりと会場に漂って、僕は完全に惚れました。まさに貴婦人というイメージが湧き立つような、甘くてしっかりとしたエレガンスという言葉がしっくりくる香り。

実際に口に含んでみると、こんなに美味しいワインを初めて飲んだ!というくらい、美味しかった。とても優しく滑らかで、少しの酸味が優しいだけじゃない芯の強さを感じさせ、高貴な香りはまさに貴婦人。

一度口に含んだら、その貴婦人と、もっと時間を過ごしたい。他人に邪魔されたくない感じ。他のものは口に入れたくない。時間が経つにつれ酸味が柔らかくなり、心を許してくれた貴婦人とさらに分かち合えました。

最初の印象と、最後の印象が全く違うものになっていました。時間が経たつほど、さっきまで凛としていた貴婦人が、しっとり甘えてくるような女性に変わっていくのですから。僕はもうメロメロ。完全に恋に落ちました。

短時間で、グラスに入っているワインが大きな変化を遂げていくのには、驚きました。1本のワインで、人生を変える。これ本当ですね。ワインを愉しむだけではなく、ワインでどう愉しむか?が、僕らのワイン会。ワイン会とは何か?を教えていただけた、人生を変えた時間でした。

今回のワイン会では、女性的で優美なシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド 1981。次は、男性的で豪壮なシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンも、みんなと愉しみたいです。愉しみが増えました。

ちなみに、シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド 1981の空き瓶は、僕の家で大切に保管しています。

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