エンジン無しの小型ヨットで”クック海峡”横断達成!

ついに、ニュージーランドにあるクック海峡を、エンジンの付いてない全長11フィートの2人乗りの木製小型ヨット「Obsession 号」で、風の力だけを頼って横断してきました。サポートとして乗り込んできた山下裕司です。

見事!ニュージーランドのクック海峡、横断を達成してきました!!

自分たちが乗船するヨット探し、サポート船の手配を行う中で、まあ途中で「クレイジー!」「自殺行為だ!」などなど、世間からの反発を受けながらも、きちんと自分たちでパッセージプラン(航路計画)を決め、現地でサポートしてくれるセーラーとなんども検討を重ね、見事に横断してきました。

このクック海峡は、オーシャンズセブン(Ocean’s Seven)という、世界オープンウォータースイミング協会が定める、各大陸にある7つの海峡の一つです。

僕らは、昔からヨットに乗っていた訳ではなく、大人になってヨットに乗り始めたメンバーばかり。経験豊富なセーラーから見ればまだまだ素人なのかもしれません。今回クック海峡横断にチャレンジしたメンバーもヨットに乗り始めて6ヶ月程度。しかし、その仲間とともに「7大海峡横断〜OCEANS7 PROJECT〜」を立ち上げて、全海峡制覇を達成させます。(2018年5月時点では4海峡を制覇)

  1. 制覇!!ジブラルタル海峡(スペインとモロッコを隔てている海峡)
  2. ノース海峡(イギリスにある海峡)
  3. 制覇!!クック海峡(ニュージーランドにある海峡)
  4. 制覇!!ドーバー海峡(イギリスとフランスを隔てている海峡)
  5. 制覇!!津軽海峡(北海道と青森県を隔てている海峡)
  6. カタリナ海峡(アメリカカリフォルニア州にある海峡)
  7. カイウイ海峡(アメリカハワイ諸島にある海峡)

今回チャレンジした、クック海峡とは?

このクック海峡の「クック」という名前は、18世紀のイギリス海軍士官キャプテン・ジェームズ・クックの名前から取られています。ジェームズ・クックは、1766年、英国王立協会に命を受け、金星の太陽面通過の観測を目的に南太平洋に派遣されました。彼の第1回太平洋航海となります。彼が船長を務める帆船は大西洋から南アメリカ大陸の南端を超え、タヒチへ到着し、観測を行いました。
 
タヒチでの天体観測終了後、クックは航海の後半についての海軍本部の追加命令を受け、伝説の南方大陸を求めて南太平洋を探索せよという指令でした。クックは南太平洋に極めて詳しいタヒチ人の協力を得て、1769年10月6日、ヨーロッパ人として史上2番目にニュージーランドに到達しました。そして、彼はニュージーランドの海岸線のほぼ完全な地図を作成し、さらにニュージーランドの北島と南島を分ける海峡を発見しました。それがクック海峡です。

やった〜!クック海峡横断

マナマリーナを出発し、マナ島北端を抜け、海峡中央にはフィッシャーマンズロック、ここからが難所で、ブラザーズロックあたりは、洗濯機と呼ばれる渦がある場所。ケープコアマルを通り過ぎ、クイーンシャーロットサウンド湾内に入ってゴール。というコースを約6時間のセーリングで、何度も襲いくる高波としぶきに翻弄されながらも、仲間の想いを力に変えて執念でゴールしました。

サポート艇のアローナ号でサポートしてくれた現地のセーラー歴40年のマイク、デイビッドに「ディンギーヨットでクック海峡を渡ったのは、世界で君たちが初めてだよ!」と。さらに、奥に入ったところにシップコーブという場所があります。今回渡ったクック海峡の名付け親であるジェームズ・クックのモニュメントがあるため、サポート船からゴムボートで砂浜まで行き、しっかりとそのモニュメントをこの目に焼き付けてきました。

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