大好きを仕事にする方法

写真はニュージーランドのクック海峡を目の前に、夕日を浴びながらヨットでの海峡横断を振り返っている、冒険家の山下裕司です。僕にとってヨットは大好き。

大好きを仕事にする方法、、、。

使い古された感じのするこの言葉。 でも、どうにも心惹かれてしまうこの言葉。 私は、どんな人にもキラリと光る才能があると思っています。 誰にでも生まれ持ったダイヤの原石みたいな天賦の才能、 すなわち天才があると思っています。 本来、みんな天才なんですよね。

じゃ、才能って何でしょう?

これいついても、いろんな意見があるでしょうけど、 私は「才能=好きであること」だと思ってます。たとえば、マーケティングの天才は、 マーケティングが大好きだから 常にマーケティングのアイデアにアンテナを張り、勉強をし、努力をする。だから当然いい仕事をするわけです。

ビジネスに関して言うならば、好きなことだけをやって生きていきたいって言っても、本当にいま現在好きで、やりたいことだけをやって 生きていくなんてことは、まあかなり難しいわけです。大好きなことをやるためには、その大好きなことに付属する本来やりたくないことも一緒に引き受ける必要があるケースがほとんどです。特に最初のうちは。

結果出してある領域で尖って目立ってくると、自分が得意なところだけにフォーカスしても、カバーしてくれる人を雇うことができたり、尖った企業同士でより大きなシナジーを発揮したりできるんです。 だから、最初のうちは好きなことだけやって生きていくのは 難しいわけです。

じゃあ、どうすればいいのか?

答えは簡単! 好きなことに付属する好きでないことも含めて好きになればいいんです。で、そのためには「今やりたいと思っていることがどれくらい好きなのか」が、重要なんです。 娯楽とか趣味程度に好きなことを仕事にするのは結構難しい。

たとえば、プロ野球選手はかなり苦労していると思うけど、やっぱ野球が好きだからプロ野球選手としてやっていると思います。 野球が嫌いなプロ野球選手ってあんまりいないと思す。 この「野球が好き!」というレベルが 草野球愛好会の人とは桁違いなわけです。

娯楽レベルではなく、趣味レベルではなく、 誰よりも上手くなりたいと思ってるわけです。やりたくないことだってたくさんあったはずです。 真夏に何十キロも走りたい人なんてそうそういないはずだから。 でも、より上手くなるために一生懸命練習するわけです。一軍で活躍するために苦労をいとわないわけです。むしろより野球が上手くなるトレーニングや練習が好きなわけです。

それには、明確な意志の力が必要なんです。

じゃあ、あなたが好きなことが娯楽や趣味レベルなのか それとも本気レベルなのかをどう判断すればいいの? というと、結局“やってみないとわからない”わけなんです(笑) まあ、覚悟を決めればいいだけです。

好きなことが見つからない、やりたことが見つからないなんていう人がたくさんいますよね。好きなことをまず見つけてからそれをやろうとするのは、泳げるようになりたいからと、床の上で必死でバタ足を繰り返してるみたいなもんです。「まず水に入れよ!どうしないと、一生泳げねーぞ!」みたいな(笑)

とりあえずやってみるしかないんですよ。

残念ながら。魔法はないんです。だから、特に若いうちはいろんなことをやったらいいと思うんです。 しかし、特に若い人の間で「何をしたらいいか分からない」「やりたいことが見つからない」なんて声が多いです。

あなたもひょっとしてそうですか?

実はいままで偉そうにお話してきましたが、私も今自分がやっていることが 本当にやりたいことなのかと聞かれると100%の確信をもってYesとは言えません。 でも今現在は楽しいし、やりたいことをやらせてもらっているけれど、3年後、5年後、今の仕事をしているかどうかはまったくわからないからです。

だからね、私は最近こう思ったりもします。『やりたいことなんて実は見つからない方がいいんじゃないか?』と、いやはや、やはり私はひねくれもんです(笑) やりたいことが見つからないもどかしさが、 明日への活力をくれるんじゃないかと。やりたいことが見つからないから、何かに固執することなく、まったく新しいアイデアを見つけることができるんじゃないかと 。

そういった時は「どんな自分になりたいか?」を焦点にするといいんです。

でもこういうと「はあ?どんな自分になりたいかってどういうこと?」と疑問に思う人もいると思います。 そういう人は、そもそも人間はどうして仕事をするのか? これについてまず考えてみましょう。僕らがなぜ働くのか?その理由は、生活の糧を得るため、もちろんこれもあるでしょう。売上が上がると面白いから、こんなゲーム感覚も大いにあるでしょう。

でも、それ以上に重要なポイントがあります。何が重要なポイントかというと『人間が仕事で得たい感情』です。人間には仕事を通して常に感じていたい感情があるのです。それは、誰かの役に立っているという実感です。 この「誰かの役に立っているという実感」が、充実感になり、感動になり、エネルギーになると私は思います。この「誰かの役に立っているという実感」がほしくて、熱く熱く、毎日夢中になりたくて みんなもがいているんじゃないかと思います。

人のために何かをする、、、!

では、私達は何のために献身的に人と接しようとするのか?それは『自分がやりたいから。』でいいんだと思います。ていうか、それしかないと思います。だってそれが愉しいんだから。だから、大好きなことを仕事にしたいのなら、まず、ピンときた仕事に就いて、あなたが貢献すべき相手(社内、社外問わず)のために、思いきり尽してみればいいんです。 そしたら、きっと相手に「ありがとう」って言ってもらえるから。

とはいっても、そうやって、この人のために、この会社のために、と思って誠心誠意尽くしていても、相手は何も感じていなかったり、逆に、「あれ、そんなに一生懸命やってたかな~。」という会社さまから、必要以上に感謝されたりもすることがあるんですよね。

そんなことを味わいながらも、この「ありがとう」を一つずつ積み重ねるんです。これが充実感につながり、信頼につながり、自信につながる。「ありがとう」の積み重ねが仕事の充実感になるんです。そして、あなたはきっとその仕事を好きになるでしょう。

好きなこと、得意なことを磨き込んでいけば、それが自分にしかできない仕事になる。日々を全力で取り組むから、見えてきます。100人いれば100通りの大好きがある。 100人いれば100通りの才能がある。 そして、大好きを手にしたオンリーワンなあなたと いつか何か一緒にできたら最高に素敵だと思います。

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