統計的な考え方「QC手法の活用」とは?

品質管理(QC)とは何か?

 品質管理とは「顧客の要求品質を満たす製品作りのマネジメント活動」のこと。つまり、「顧客の要求を満たす製品やサービスを経済的に作り出すための手段の体系」ということです。

QC手法とは?

 QC七つ道具・新QC七つ道具が代表的である。他にも製造段階・開発設計段階・商品企画段階での質向上のための方法がある。

 「QC七つ道具」とは、管理を行うにあたり、現象を数値的・定量的に分析するための技法。いずれも可視化によって、誰にでもすぐに問題点がわかったり説明を容易にすることを狙っている。

Wikipediaより引用

 『仕事を効率的に進めるための手法』であり、データや思考を見える化するためのツールです。仕事を効率的に進めるために問題解決の各ステップで使うと便利な手法で、品質管理(QC)で使われ始めたため、QC手法と呼びます。

QC手法の必要性とは?

QC手法たとえ、計測したデータが手元にあったとしても、そのデータを上手く使えないと意味がありません。

例えば、日常管理で計測している数値データをまとめても、その数値から、何がどのようになって、どうすればいいのか?分からないものです。

その判断を助けるために、データを見える化して整理しやすくする道具がQC手法と呼ばれるものです。

QC手法の一例

【QC七つ道具】
①特性要因図 ②パレート図 ③グラフ ④チェックシート ⑤ヒストグラム ⑥散布図 ⑦管理図

【新QC七つ道具】
①連関図 ②系統図 ③マトリックス図 ④親和図 ⑤アローダイヤグラム図 ⑥PDPC法 ⑦マトリックス・データ解析

【統計的手法】
①検定・推定 ②実験計画法 ③相関分析 ④回帰分析 ⑤直交多項式 ⑥二項確率紙 ⑦簡易分析法 ⑧多変量解析(主成分分析・因子分析・クラスタ分析・判別分析・数量化Ⅰ類~Ⅳ類など)

【その他】
①サンプリング法 ②抜取検査法 ③官能検査 ④信頼性工学(FTA・FMEA・ワイブル確率紙など)

QC七つ道具

道具

内容

チェックシート

データが分類項目別にどこに集中しているか?視覚化する
データの取得・整理を容易にし、また点検・確認項目がもれなく行えるように、あらかじめ設計された様式・フォーマット。(QC7つ道具の一つ)

パレート図

「原因を分類して視覚化。重点指向、優先順位を付けやすい」
パレート図とは、値が降順にプロットされた棒グラフとその累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフ。(QC7つ道具の一つ)

特性要因図

「要因解析の時に使う特性と要因の関係を線で結んで表した図」
この特性要因図は、問題解決の7ステップの中の「要因解析」で“原因と結果との関係を明らかにする”一番重要になるステップの一部です。(QC7つ道具の一つ)

バラツキ管理

「バラツキに注目し、ばらつく原因をつかむこと」
製品の品質を保つためには、このバラツキを管理していくことが重要であり、品質を一定の水準に安定させることを品質管理といいます。

層別

「データを何らかの基準(尺度・視点)によって分類すること」
データの共通点や特徴に着目して分類することで、複雑な事柄を解きほぐし問題点を具体化していくことです。

データ

「それをもとに推理し結論を導き出す、行動を決定するための事実」
連続的に変化する計量値データや断続的に変化する計数値データがあり、正しいデータ収集が重要になります。

QC手法を活用するメリットとは?

 今まで、22業種100社以上の集客・品質改善サポートを行ってきた中で、言われてきたのは「QC手法は手間がかかって時間のムダ」「QC手法は発表のための手法で実務で役に立たない」ということをよく言われます。ここで、QC手法を活用した場合としなかった場合をご紹介します。

QC手法を活用すると・・・

  • パッと見て一目で状況が判断でき、ポイントや問題点を把握することが可能になります。
  • 思考が見える化でき、問題点が他人に説明しやすく有識者の意見も聞きやすくなります。
  • 何を問題として、どう分析し対策するか?その考え方と計画の組み立て方が明確になります。

QC手法を活用しないと・・・

  • 伝える側の表現力によって、伝わり方が異なり、伝えることに労力が必要です。
  • 考えやポイントがまとまらなかったり、判断が見えないため困ったりします。
  • 「この山積みの問題を、どう解決すればいいか分からない・・・」状態から抜け出せない。

まとめ

QC手法を活用することで、データの層別、重点指向、バラツキ管理が容易になります。

「何のためにデータをとるのか?何が得たいのか?そのデータをどう生かすのか?」という目的を持ってQC手法を活用すれば、より効果的・効率的に解決策が見えてきます。それにより仕事を効率的に進めることが可能になります。

データや思考を見える化することで、一人で悶々と悩んでいた解析も、周りに協力してもらいやすくなり、とても仕事が進めやすくなります。

また、問題解決(QC手法)を活用したwebサイトの新規開拓で、売上4.1倍になった整体院の事例や、1300万円・2200万円の受注成功している製造業の事例など、成功事例もたくさんありますので『トヨタで学んだ問題解決(QC手法)を使ったwebサイトの新規開拓改善事例』を参照して活用ください。中には、1億2000万円の受注を獲得した事例もあります。

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