金属加工の設備:樹脂成形用語と解説

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こんにちは。「EC生産委託先の品質改善」の山下裕司です。このページでは『金属加工の設備:樹脂成形用語と解説』をお伝えいたします。

▶︎【樹脂成形】30種類

「樹脂成形」とは、金型の中に樹脂を入れ、加熱・圧縮して成形する方法である。熱硬化性樹脂を使用して製品など立体的な成形品を作るのに使われる。

「設備」とは、建築物や車両・船舶などに備え付けられた機器のことや、その機器を設置するもの。

アシストプラグ

アシストプラグとは、真空成形法で熱可塑性プラスチックシートの伸びを均一にするために使用される補助プラグのこと。

インラインスクリュー

インラインスクリューとは、射出成形機の射出ユニット部分の形式のことで、樹脂ペレットを溶融するバレルの中にスクリューを持ったもののことをいう。

オリフィス

オリフィスとは、管・煙突などの孔や口の部分のことで、押出し成形においてはダイの開口部をいう。

金型温調機

金型温調機とは、射出成形に使用する金型の温度を調整する装置のこと。水または油など熱媒体をヒーターで加熱し、ポンプで金型内に圧入することで熱媒体と金型の間において熱交換させて、成型品を固化させる装置である。

可動プレート

可動プレートとは、ダイカストマシン、射出成形機などの金型を開閉するためにスライドするプレートのこと。大型マシンの場合は数十トンの金型を取り付けるため、プレートというよりは巨大なブロックになる。

可塑化

可塑化とは、射出成形機での可塑化機構には、プランジャー・インラインスクリュー・ロータリーシャコンの3タイプがあり、熱可塑性プラスチックのペレットまたは粉末を溶融状態にすること。

竪形成形機

竪形成形機とは、型締めユニットが垂直に配置されており、金型が上下方向に開閉する。特徴として、重力による金型歪みがなことが挙げられる。

型締

型締とは、成形材料に充分な圧力がかかるよう成形機の金型を閉じさせること。型締機構には、直圧式、トグル式、空気作動式、機械駆動方式がある。

型締めユニット

型締めユニットとは、射出成形機の金型を開閉する「固定プラテン、可動プラテン、タイバー、スライドベース、型締めシリンダー」の総称。

金属分離器

金属分離器とは、高感度近接スイッチや、静電容量計測等を利用した、樹脂加工用原材料の中に金属片等が混入する事を防止する異物検出機器の一種。

クラウンロール

クラウンロールとは、太鼓状に中央部の径がいくぶん大きいテーパ形状のロールのことで、シート板厚の均一化などに使用される。

クロスガイダー

クロスガイダーとは、2本のロールでシート端末をはさみ回転することで、樹脂、繊維、紙などのシート加工における蛇行防止、シワ取りする装置のこと。

原料乾燥機

原料乾燥機とは、射出成形に使用する、原材料に含まれる水分を、高温エアを原材料へ送風することで、乾燥させて減少させる装置のこと。

高圧注入機

高圧注入機とは、原料を原料タンクから型内へ注入する際、注入ヘッド部で原料を衝突混合させながら注入する。

固定プレート

固定プレートとは、高い寸法精度の鋳物を短時間に大量に生産する鋳造方式のこダイカストマシン、射出成形機などの金型を取付けるプレートのこと。

射出圧力

射出圧力とは、射出成形機において、樹脂材料を密閉された金型内に射出するために必要な圧力のことで、品質を大きく左右する成形条件の一つである。

射出成形機

射出成形機とは、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ゴムなどを加熱溶融させた材料を金型内に射出注入し、冷却・固化させる事で成形品を得る方法。

射出ユニット

射出ユニットとは、加熱溶融させた材料を金型内に射出注入し、冷却・固化させる射出成形機の樹脂を加熱溶融し、金型内に射出圧入する部分の名称をいう。インラインスクリュータイプの基本構成は、バレル、スクリュー、射出シリンダー、射出フレーム、計量モーター、ノズル、ノズルタッチシリンダーから成り立つ。

収縮率

収縮率とは、常温の金型の寸法と、成形した常温の製品の寸法との比率のこと。成形時の収縮を成形収縮、成形後の収縮を後収縮という。

充填ガン

充填ガンとは、発泡樹脂成形においてキャビティ内部にエアで可動するピストンを可動させることで材料を充填する装置のこと。

スタティックミキサー

スタティックミキサーとは、原料の混合・攪拌状態を向上させる目的の駆動部のないユニークな静止型混合器ラインミキサーのこと。

ターンテーブル

ターンテーブルとは、成形において型内冷却や硬化時間が成形サイクルを左右する最も大きな要素で、成形用金型を多数個同心円上に取付、回転しうるようにした設備のこと。

段取台車

段取台車とは、成形機内へ金型の搬出および次仕掛金型の搬入を連続的に行う装置のこと。

チェックリング

チェックリングとは、可塑化された溶融樹脂が射出ノズルから洩れ出さない様に逆止弁的役割を果たすもの。

直圧型締め

直圧型締めとは、油圧シリンダー1本で射出成形機の金型を開閉する方式のこと。

トグル式型締め

トグル式型締めとは、トグル機構の油圧シリンダーを利用して射出成形機の金型を開閉する方式のこと。

ニーダー

ニーダーとは、ゴム、パテ、プリミックスなどの”こね”に特化した粘質物を練り混ぜる専用の機械のこと。

ピンチロール

ピンチロールとは、熱可塑性シート材など材料を上下から一定の圧力で押えはさみ込み、正しい方向に送られるように平行に接触した等速回転する同径の2つのロールのこと。

ホットランナー

ホットランナーとは、射出成形でランナを温めながら金型から成形品だけを取出す技術のこと。ホットランナーの目的は、樹脂の歩留まり向上、成形サイクル短縮など。熱可塑性樹脂の射出成形用金型において、スプルー、ランナー部分を加熱し成形材料を常に溶融状態に保ち、製品部だけを冷却して取り出すようにした構造である。

ランナー

ランナーとは、プラスチック成形金型での成形材料の分配流路のことで、金型加工のしやすさから台形や半円がよく用いられている。

 

▶︎【この記事を書いた人】
山下 裕司

トヨタで製造技術を担当しQCやTQMを学ぶ。独立後は中小製造業の新規顧客獲得するwebマーケティング会社を設立。

欧州や国内の舞踏会に参加。ディンギーヨットで沖縄・クック海峡・カタリーナ海峡の横断達成。Big Bandメンバー(テナーサックス)としてサントリーホールやHotel de Paris Monte-Carlo(モナコ公国)での公演を行う。

最近では、欧州でデザイン賞を受賞する高級家具ブランド企業様や、大手自動車会社のグループ企業様などからの研修・コンサルティング相談も増えている。

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