金属加工の治具:機械加工の用語と解説

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こんにちは。「EC生産委託先の品質改善」の山下裕司です。このページでは『金属加工の治具:機械加工の用語と解説』をお伝えいたします。

  1. ▶︎【治具用語:機械加工】85種類
    1. アーバー
    2. アキシャルレーキ
    3. アダプター
    4. ウェブテーパー
    5. エアグラインダー
    6. エアハンマー
    7. エジェクタードリル
    8. F形トルクレンチ
    9. エンゲージアングル
    10. エンドミル
    11. エンドレム
    12. オイルホールドリル
    13. カートリッジ
    14. ガンドリル
    15. ガンリーマー
    16. 気孔
    17. 傷防止カバー
    18. QLレンチ
    19. クイックチェンジ
    20. 組付治具
    21. クランプ
    22. クランプユニット
    23. 結合剤
    24. 結合度
    25. 研削砥石
    26. 抗折力
    27. 高速度工具鋼
    28. 工具
    29. 工具寿命
    30. 工具交換基準
    31. コンビネーションドリル
    32. サーメット
    33. 座ぐりカッター
    34. 治具
    35. シェービングカッター
    36. 水平回転治具
    37. セッティングゲージ
    38. せり出し装置
    39. センターベッド
    40. ダイヤモンド焼結体
    41. タップ
    42. 立刃バイト
    43. チゼルエッジ
    44. チップブレーカー
    45. 超硬合金
    46. チルト治具
    47. ツイストドリル
    48. 転造ダイス
    49. 転造ラック
    50. 砥粒
    51. 砥石軸
    52. 砥石フランジ
    53. ドリル
    54. トルクコントロールインパクトレンチ
    55. ナットランナー
    56. 逃げ角
    57. 逃げ面摩耗
    58. ネガティブ・レーキ
    59. 熱亀裂
    60. 刃具配置図
    61. バイト
    62. バイトホルダー
    63. 背分力
    64. バックテーパー
    65. バックバー
    66. PVDコーティング
    67. ピニオンカッター
    68. ピンクランプ
    69. フライス盤
    70. プリセット形トルクレンチ
    71. フレキシブル治具
    72. ヘリサート
    73. ブローチ
    74. ポジティブ・レーキ
    75. ホブ
    76. ボールエンドミル
    77. ボーリングクイル
    78. ホローミル
    79. モールステーパー
    80. ラックカッター
    81. ラフィングエンドミル
    82. リーマー
    83. 粒度
    84. レンチソケット
    85. ワイパーチップ

▶︎【治具用語:機械加工】85種類

「機械加工」は、切削工具や工作機械を用いて素材を加工すること。 切削加工・研削加工・研磨などがある。 工作機械は、旋盤・フライス盤・ボール盤・研磨機・NC工作機械・マシニングセンタなどが使用される。

「治具」とは、加工や組立ての際、部品や工具の作業位置を指示・誘導するために用いる器具の総称。日刊工業新聞社刊「機械用語辞典」によると、治具(冶具)は当て字と説明されている。 

アーバー

アーバーとは、工具を機械主軸へ取り付けるための接続治具の一種のこと。

アキシャルレーキ

アキシャルレーキとは、フライスの回転中心軸に対する刃先のすくい角のこと。

アダプター

アダプターとは、工具を機械主軸へ取り付けるための接続治具の一種のこと。

ウェブテーパー

ウェブテーパーとは、ドリルの先端部はスラストを減らすため小さく、またシャンク部に近づく程ドリル剛性を高めるため大きくしてある。

エアグラインダー

エアグラインダーとは、圧縮空気で作動するエアモーターの先端に砥石をつけバリとり、曲面研削などを行う手作業工具のこと。

エアハンマー

エアハンマーとは、シリンダーに圧縮空気を導入してピストンを往復運動させ、先端にタガネなどをとりつけて、カッティング、ハツリやノックピンなどの打込みを行う工具のこと。

エジェクタードリル

エジェクタードリルとは、インナーチューブ及びアウターチューブより構成される深穴加工用ドリルで、刃先とガイド部の冷却と潤滑を行った切削油が、切屑と共に排出されるようになっている。

F形トルクレンチ

F形トルクレンチとは、締付トルクの強さによりアーム部のたわみ量が変化するため、その量をトルクに変換した目盛によって読む締付トルクを測定する工具のこと。

エンゲージアングル

エンゲージアングルとは、フライスカッターの中心と切れ刃の食い付き点を結んだ線と、加工物の食い付き側の縁とのなす角度のこと。この角度が90°に近くになるとチッピング、コバカケ、バリなどが発生しやすくなる。

エンドミル

エンドミルとは、表面削り、溝加工、輪郭加工、底面削りなどに使用する外周・端面に切刃を持つシャンクタイプのフライスのこと。

エンドレム

エンドレムとは、ハイポイドリングギアの小端側の干渉防止のため、リードカムを利用して、小正規の歯スジより小端部分を若干多く削り込んで歯面のエンドレムをつける。

オイルホールドリル

オイルホールドリルとは、先端刃先部より切削油の噴出を可能にするため、給油用のオイルホールを持つドリルのこと。標準のツイストドリルで深穴を加工する場合の問題を解決するために使用する。

カートリッジ

カートリッジとは、バイトホルダーの一つで、刃先位置の微調整機構を持つため、スローアウェイチップ破損時バイトホルダー本体を傷める事が無く、被害を最小限にとどめることができる小型のもの。

ガンドリル

ガンドリルとは、深穴加工用ドリルのことで、切屑の排出、切刃の冷却、および潤滑のため、高圧で多量の切削油を工具内部より切削点に供給している。

ガンリーマー

ガンリーマーとは、深穴の精密仕上用リーマーのことで、切屑排出、切刃冷却と、潤滑のため、高圧で多量の切削油を工具内部より切削点に供給することで、切屑が押し出され、穴径・真円度・真直度深穴の加工精度と、面あらさが良好となる。

気孔

気孔とは、砥石を構成する砥粒、結合剤、気孔の3要素の一つで、研削中に発生する微小な切屑の排除を助ける。気孔が少ないと目づまりや加工物の研削焼けを、逆に多すぎると仕上面粗度が悪くなる。

傷防止カバー

傷防止カバーとは、組立作業時、キズ付きを防止するためのカバーのこと。

QLレンチ

QLレンチとは、ねじ締付トルクを管理するために使用するレンチのこと。

クイックチェンジ

クイックチェンジとは、ドリル、カッターなど工作機械の無駄な停止時間を短くするための工夫の一つ。

組付治具

組付治具とは、加工や組立ての際、部品や工具の作業位置を指示・誘導するために用いる器具のことで、組付作業性の改善などにより、固定治具、水平回転治具、自在治具などがある。

クランプ

クランプとは、組付加工する部品を位置決めする固定装置のことで、押し切りクランプ・正寸ストップクランプがある。

クランプユニット

クランプユニットとは、加工組付設備で被加工物を位置決め固定する目的で、ダイレクト式、リンク式、カム式などエアシリンダーでワークを保持する機構のこと。

結合剤

結合剤とは、砥削砥石の砥粒、結合剤、気孔の3要素の中のひとつで、切刃である砥粒を保持する充分な強度をもつ役割がある。

結合度

結合度とは、砥粒を保持する結合剤の強さの尺度のことで、研削砥石の結合度が高いと切味が低下し、結合度が低いと砥粒が脱落して砥石は損耗する。

研削砥石

研削砥石とは、砥粒を結合剤で結合し、用途に応じた形に成形した工具のこと。

抗折力

抗折力とは、JISで定められた試験方法で、ある材料を切断する際の必要な荷重から求めた曲げ強さのこと。

高速度工具鋼

高速度工具鋼とは、タングステン・クロム・モリブデン・バナジウムなどを含む、工具用炭素鋼より高速切削が可能な切削加工用工具材料のこと。

工具

工具とは、切削工具、研削工具砥石、保持具、溶断工具、作業用工具など、機械加工工程で使用される刃具、それを保持する保持具、その他一般的に使われている組付用、塗装用作業具のこと。

工具寿命

工具寿命とは、工具を使い始めてから、工具の摩耗、仕上面粗さ、製品精度、バリの発生状況が悪化し、正常切削ができなくなった寿命点に達するまでの正味切削時間のこと。

工具交換基準

工具交換基準とは、効率良く工具交換ができるよう、工具を使い始めてから交換するまでの加工数のこと。

コンビネーションドリル

コンビネーションドリルとは、穴明け、面取り、座ぐりなどを同時に行うことが出来る、複合切刃を持ったドリルのこと。

サーメット

サーメットとは、炭化チタンおよび窒化チタンの微粒子を主成分に、ニッケル・モリブデンなどを結合剤として焼結した切削加工用工具材料のこと。

座ぐりカッター

座ぐりカッターとは、ナットやボルト頭に接する面が平らでない場合、穴の周りを平らにする座ぐり加工で用いるフライスのこと。

治具

治具とは、部品の位置決めを行うための組付基準・クランプを固定した設備で、加工精度、作業性を向上させるための補助具のこと。

シェービングカッター

シェービングカッターとは、シェービング盤で歯面を削り取る歯車形の工具で、セレーションと歯面との角部が切刃となる。

水平回転治具

水平回転治具とは、作業性改善の面より考案された、治具が水平回転する組付治具の一種のこと。

セッティングゲージ

セッティングゲージとは、工具交換の際、加工初品から寸法精度を満足させるため、工具の刃先位置を設定するゲージのこと。

せり出し装置

せり出し装置とは、バイトホルダー、クイルあるいは主軸頭内に組み込まれたクサビ、カムなどを用いて、刃先の摩耗による加工寸法補正など刃先位置の微調整に使われる。

センターベッド

センターベッドとは、設備の中心に位置する治具固定用の土台のこと。

ダイヤモンド焼結体

ダイヤモンド焼結体とは、切削加工用工具材料として使用する、天然ダイヤモンドの成形品と人造ダイヤモンドを超硬合金台の上に超高温高圧で焼結したもの。

タップ

タップとは、下穴に対してめねじを切る工具のことで、切屑を排出する切削タップと、粗材を塑性変形させる転造タップがある。

立刃バイト

立刃バイトとは、旋削加工で使用するバイトの中で、縦方向に取り付けて切削を行う工具のこと。

チゼルエッジ

チゼルエッジとは、ドリル先端の尖った部分の切刃の2つの逃げ面が、ウェブ上で交わってできる線のこと。

チップブレーカー

チップブレーカーとは、切屑の流出方向や形状制御のために、工具すくい面上に設ける段や溝・凹凸形状のこと。

超硬合金

超硬合金とは、炭化タングステンの微粒子を主成分に、用途により炭化チタン・炭化タンタルを加えコバルトを結合剤にして、1400℃前後の温度で焼結した、耐摩耗性に優れるが欠けやすい、旋削・フライス加工に使用される切削加工用工具材料のこと。

チルト治具

チルト治具とは、NC専用機との組合せで用いる、傾斜可能な構造となっている治具のこと。

ツイストドリル

ツイストドリルとは、正確かつ能率よく穴を加工する穴あけ作業に用いられる工具で、すくい角を与えるためと切れ刃で生成された切くずを穴の外に排出する、2本のねじれみぞを設けたツイストドリルを備えている。

転造ダイス

転造ダイスとは、平ダイス、丸ダイス、セグメントダイスなど転造加工に用いられる工具のこと。

転造ラック

転造ラックとは、平板にラック歯が刻まれている転造加工に用いる工具の一種。

砥粒

砥粒とは、砥削砥石の砥粒、結合剤、気孔の3要素の中のひとつで、酸化アルミナ系、炭化珪素系、CBN系、ダイヤモンド系がある。

砥石軸

砥石軸とは、砥石を取付けて回転する軸のこと。

砥石フランジ

砥石フランジとは、研削砥石を砥石軸とアーバーに取付けるための取付具のこと。

ドリル

ドリルとは、先端に切刃をもち、切りくずを排出するみぞをもち、穴あけを行う工具のこと。

トルクコントロールインパクトレンチ

トルクコントロールインパクトレンチとは、ねじ締め時に発生するトルクを検知し、狙い値のトルクに達すると供給エアを遮断する機構を持つインパクトレンチのこと。

ナットランナー

ナットランナーとは、電気モーター・エアモーターの回転で、ボルトやナットを締付ける時に使用する設備のこと。

逃げ角

逃げ角とは、被削材の仕上面と、工具逃げ面とのなす角のことで、逃げ角が大き過ぎると、刃先が欠け易く、小さ過ぎると切削抵抗が大きく仕上面が荒くなる。

逃げ面摩耗

逃げ面摩耗とは、被削材との間のこすりによって生ずるバイト逃げ面の摩耗のことで、進行すると加工面の面粗さの悪化や加工寸法が変動し易くなる。

ネガティブ・レーキ

ネガティブ・レーキとは、被削材の仕上面に対する垂線と、工具すくい面とのなす角が負角になっている角のこと。

熱亀裂

熱亀裂とは、フライスや旋削で断続切削した場合、刃先への熱衝撃が大きく、加工を重ねるとすくい面上に亀裂を生ずること。

刃具配置図

刃具配置図とは、機械加工ラインで使用している工具と、その寸法および切削条件が一目で分かるようにした図のことで、工程に対応した工具の使用状況がわかる。

バイト

バイトとは、コンピューター内部で処理するデータの単位のひとつで、ビットを8個集めたもの。

バイトホルダー

バイトホルダーとは、旋盤による切削加工の時、バイトやスローアウェイチップを保持する治具のこと。

背分力

背分力とは、工具にかかる切削抵抗のうち、工具の切り込み方向に働く分力のこと。

バックテーパー

バックテーパーとは、ドリルなどでの穴明け加工中に必要以上に穴内壁をこすらないよう、ドリル外径を先端から根元に向かって細くした形状のこと。

バックバー

バックバーとは、外板面に打痕が出るのを防止のため、溶接材とガンの間にはさんで使用する銅合金で作られたスポット溶接当て板のこと。

PVDコーティング

PVDコーティングとは、水を沸かすと水滴が付着する。という物理蒸着の基本を応用し、ハイスや超硬の表面に窒化チタンなどの硬質物質を真空蒸着、イオンプレーティング、スパッタリングなどの物理蒸着法により数μmの厚さに被覆させる方法のこと。

ピニオンカッター

ピニオンカッターとは、歯車を歯切りするギアシェーパー歯車形削盤で、カッターの歯形はスクイ角、逃げ角により修整されたインボリュートになっている。

ピンクランプ

ピンクランプとは、組付基準・基準ピン・クランプ全てを一体化した、基準ピンの中にクランプ用の爪を内蔵したユニットのこと。

フライス盤

フライス盤とは、旋盤のバイトと同様な切刃を持ち、回転軸に取り付けたフライスという切削工具を回転させ、かつ被削物を相対的に移動しながら、平面・溝・歯車などの切削加工を行う工作機械である。

プリセット形トルクレンチ

プリセット形トルクレンチとは、締付精度の向上のため、ボルトやナットを、一定のトルクで締付けられるように、トルクを表示したレンチのこと。

フレキシブル治具

フレキシブル治具とは、固定治具と異なり、水平回転、垂直回転機構をもった、作業組合せの自由度が高い治具のこと。

ヘリサート

ヘリサートとは、ねじの締結強度を向上する目的で、断面がねじ山形状になった針金を、コイル状に巻いたねじブッシュをめねじの中に挿入する。

ブローチ

ブローチとは、荒、中仕上、仕上と多数の連続した切刃を持つ切削工具のことで、加工部位により内面ブローチ(インターナルブローチ)と表面ブローチ(サーフェースブローチ)がある。

ポジティブ・レーキ

ポジティブ・レーキとは、被削材の仕上面に対する垂線と、工具すくい面とのなす角が正角になっている角のこと。

ホブ

ホブとは、ねじのねじ筋に直角のみぞを入れ、切刃のみが正しいねじ面上にあるようにしたフライス状の工具のこと。

ボールエンドミル

ボールエンドミルとは、鍛造型・プレス型・ダイカスト型・プラスチック型などの金型のプロフィル加工に用いる底刃が球状になっている型彫用エンドミルのこと。

ボーリングクイル

ボーリングクイルとは、下穴をくり広げ、必要な精度を有する穴に仕上げるボーリング加工の一つで、バイト、スローアウェイチップなどの切刃を保持する軸状の工具のこと。

ホローミル

ホローミルとは、ワーク端面に、リング状の溝加工、しん残し加工、へこみ加工を行う工具のこと。

モールステーパー

モールステーパーとは、ドリルやリーマーのシャンク部などに使われている国際規格で決められているテーパーのこと。

ラックカッター

ラックカッターとは、歯車を歯切する等間隔に台形刃を数刃ならべたギアプレーナー歯車平削り盤のこと。

ラフィングエンドミル

ラフィングエンドミルとは、切刃が波形をしているエンドミルカッターのことで、切屑処理性向上、切削負荷低減の効果を得られる。

リーマー

リーマーとは、ドリルであけた下穴を正確に仕上げると同時に滑らかな仕上面を得るために用いる切削工具のこと。

粒度

粒度とは、研削砥石の砥粒の大きさの大小を表す番号のことで、。最も粗い8番から、最も微細な3000番まである。

レンチソケット

レンチソケットとは、ナットランナーやインパクトなどの締付工具の先端に取付けられる、ボルトやナットを締付け・弛め時に使用する工具のこと。

ワイパーチップ

ワイパーチップとは、仕上面アラサ向上を目的に、仕上げ面に平行な切刃となる直線・ゆるい弧状の切刃を有するスローアウェイチップのこと。

 

▶︎【この記事を書いた人】
山下 裕司

トヨタで製造技術を担当しQCやTQMを学ぶ。独立後は中小製造業の新規顧客獲得するwebマーケティング会社を設立。

欧州や国内の舞踏会に参加。ディンギーヨットで沖縄・クック海峡・カタリーナ海峡の横断達成。Big Bandメンバー(テナーサックス)としてサントリーホールやHotel de Paris Monte-Carlo(モナコ公国)での公演を行う。

最近では、欧州でデザイン賞を受賞する高級家具ブランド企業様や、大手自動車会社のグループ企業様などからの研修・コンサルティング相談も増えている。

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