山下裕司プロフィール
1976年生まれ。福岡県出身。13年間(株)トヨタ自動車九州で品質管理エンジニアとして勤務。その後独立し、webマーケティングのコンサルティング会社「株式会社Happy Make Project」を設立。世界中の超一流たちと対等な立場で接するための共通言語でもある「プロトコール(国際教養)」を学び、人生を愉しみ中。
またディンギーヨットで、世界で最も危険な7つの海峡(オーシャンズセブン)を仲間とアメリカ・ニュージーランド・沖縄の海峡横断を達成する。オーケストラでも、tenor saxophone奏者としてモナコ公国「Hôtel Hermitage Monte-Carlo公演」日本では「サントリーホール公演」「グランドハイアット東京公演」を行う。
山下裕司は、どんな人?
山下裕司の経歴
私は、福岡県北九州市で生まれ育ちました。北九州市といえば、政令指定都市であり、人口規模は日本の市で13位、九州地方では福岡市に次ぐ2位。
今では自動車産業やエコ活動が盛んですが、昔から八幡製鉄などを代表とする”工業が盛んな都市”でもあります。そんな活気ある街で、両親と弟の4人家族の中で私は育ちました。
・品質管理エンジニア
私は、トヨタ自動車九州(株)の製造工場で13年間、品質管理エンジニアとして業務を行ってきました。
近年、自動車の高級化指向に伴い、外観の仕上がり品質への要望が高まっていますが、その外観品質には建付という部品同士間の「隙間」「段差」があります。この建付には車両検査法で正寸と公差が定義されており、満足できないと車両を出荷できません。
私の担当は、LEXUS生産工場で、自動車ボディの部品同士間の「隙」「段差」を測定・解析し、建付寸法を図面通り正寸&公差内に仕上げる仕事でした。
自動車ボディは、各部を構成するパネル単体→溶接して組付→塗装→部品取付という流れで完成車両が作られていますが、部品同士の建付の「悪さ」には多くの要因が関連している為、不具合箇所を早い段階で修正してボディ精度を確保することが重要です。
品質不具合の「発生源+流出源」対策など、品質を工程で造り込む品質向上活動や新型車の生産準備などの業務を通して、生産性向上とコスト削減による競争力強化(品質・コスト・納期)を高める業務を行ってきました。
・webマーケター
2008年に、子供の頃の夢だった起業を決意し、品質管理エンジニアから一念発起し独立起業。「これからの時代はマーケティングのスキルが必要」と考え、全くの異業種であるインターネットを活用したマーケティングのスキルを磨き「集客代行・集客コンサルティング」の事業を立ち上げました。株式会社HappyMakeProject 代表取締役に就任。90業種200社以上の会社の集客代行や集客コンサルティングなど、webマーケティングの支援をさせて頂きました。
過去、コンサルティングや研修で関わった業種
これまで、BtoB、BtoC、両方で約90業種200社以上の企業さまのコンサルティングや研修に関わらさせて頂きました。
以下、ご紹介します。
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山下裕司のこれまで
「ああ、、もう人生終わりだ、、、」
あまりにも、不甲斐ない自分が悔しくて、涙をこらえられない。「グッ、、グッ、、」肩を震わせ、暗い部屋の中で一人むせび泣く。これは、起業して3年半の後の、私の話。
私は、特別な才能がある訳でもなく、得意分野があるわけでもなく、ビジネスのネタすらなかった。ビジネスは、安易な発想で、当時勉強していたNLPなどのコミュニケーション技術を使って「今、自分ができるネタ」を選んだ。お客さんの悩みを解決する商品ではなく、自分がやれるであろう商品を選定していた。
しかも、お客さんに話を聞くわけでもなく、webサイトの「教えてgoo」や「yahoo知恵袋」を使って、リサーチをしたつもりになっていた。悩みを眺めているだけで、その悩みの本質を理解していなかった。考えているのではなく頭に思い浮かべているだけの時間が長いだけで、ビジネス自体は何にも進んでいなかった。
お客さんの本当に悩んでいることが分かってない
お客さんの本当に悩んでいることが分かってない状態で、セールスレターを書いて販売していたので、売れるはずもない。ブログを書いてもお客さんの悩みが分からないから、ブログは日常の日記を書いているような状態。そんなブログ誰も見ない。リスティング広告も、メインキーワードを何個か登録しただけ・・・。絶対に売れるはずがない。でも、すべて“やったつもり”になっていたので、「俺はビジネスに向いてない・・・」と、何度も投げ出しそうにもなった。
今まで、いろいろなビジネスに手を出して、大きく回り道をした。13年間勤めたトヨタ自動車を退職し、その後、独立しインターネットビジネスを学び、いろいろな商品を販売してきた。だが売れなかった。その間、妻と2歳の子どもを食べさせるために、少しでも時給のいいアルバイトを探してやってきた。
ほんとに貧乏だった。
ほんとに貧乏だった。 毎日2〜3時間の睡眠。土日もほとんど休みなし。 そんな感じで働いているのに全然お金は手に入らない。 むしろ日々活動費でどんどん貧しくなっていく。 打ち合わせでコーヒーを飲むお金さえもギリギリの状態だった。
毎日毎日、ボロボロになるまで働き、妻と子どもが寝静まっているボロアパートに帰る。狭い部屋にむりやり布団を敷きつめて親子3人川の字で寝た。毎日毎日、一生懸命働くけど我が暮らし楽にならず。そんな毎日だった。本当にたまの休みになると、私たちは息子を連れて出かけた。 連れていくのは、アパートから徒歩20分ほどの所にある動物園「到津の森公園」。
明日のお米を買う金にも事欠く身
でも、明日のお米を買う金にも事欠く身であり、到津の森公園の入場料を支払うお金なんてあるわけがない。だから当然、到津の森公園には入れない。 仕方ないので到津の森公園に幸せそうに入っていく家族を横目に、目の前にあるサンリブのおもちゃ屋に連れて行った。もちろんおもちゃだって買ってやれない。だから展示品のおもちゃで遊ばせた。
そこで、ひとしきり遊んだ後に、ダイソーに連れて行って100円のおもちゃを1個だけ買ってあげた。100円のおもちゃでも、とても喜んでくれた息子に何度救われただろう。そして、100円のおもちゃを持って、しゃぶしゃぶダイニングMKにいくのが私たちのコースだった。 しゃぶしゃぶダイニングMKに行って、一番安い鶏しゃぶしゃぶランチのご飯大盛りを頼んでみんなで食べる。 そんなのが精一杯の贅沢だった。
あれから4年がたった。
あれから4年がたった。 私は自分で言うのも何だがほんとに頑張った。 愛する家族の笑顔を見るために頑張った。 そして、いま4年前とは明らかに暮らしが違う。 まだまだ成功ではないが、少なくとも4年前とは暮らしが違うのは事実だ。
いまでも定期的に私たち家族は、到津の森公園を訪れる。もちろん今は、ちゃんと到津の森公園に入って遊ぶ。そしてその後、しゃぶしゃぶダイニングMKに行く。到津の森公園に行くと、いつも初心を思い出す。しゃぶしゃぶダイニングMKに行くと、今自分がとても恵まれていることに自動的に感謝の念が湧いてくる。
4年前、正直とても苦しかった。
4年前、正直とても苦しかった。だって、一生懸命勉強して、一生懸命働いても、全然暮らしがよくならなかったから。でも、そんな苦しい中でもずっと心から消えないある確信があった。それは「これだけ必死で頑張っている自分が成功しないわけがない!」という確信だ。
だからもし、あなたがいま必死で努力をしているのなら、必ずその想いは遂げられる。努力はあなたを裏切らない。日本女子陸上界初のオリンピック金メダルリスト。そんな高橋選手の原動力になったのが、高校時代の陸上部監督、中澤正仁氏から送られた言葉だった。「何も咲かない寒い日は下へ下への根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」
「これだけ頑張っている自分が成功しないわけがない!!」
必死でやってもがんばっていても一向に結果が出ない。 もう投げ出してしまいたい。 そんな時に思い出して自分自身に対して優しくこう言ってあげてほしい。「これだけ頑張っている自分が成功しないわけがない!!」と。共に頑張りましょう!!
昨日また到津の森公園やしゃぶしゃぶダイニングMKに行って、初心を思い出したのでした。
人生を愉しむ
ある方から「自分が好きなことや得意なことが、自分の人生を必要十分なほど豊かにしているわけではない、、、」ということを気付かせて頂き、こんな未来を創りたいという生き方に変えました。
- 楽譜が読めないところから40歳でサックスを始め、ビッグバンドオーケストラに参加。
- 40歳を超えてディンギーヨットの乗り方や海図を勉強し、世界の海峡を横断。
- 「晩酌にはビール!」「居酒屋ではとりあえず生!」というのが定番でしたが、ブルゴーニュやボルドーなど仏オールドヴィンテージワインを愉しめるようになりました。
- タバコも吸いませんでしたし匂いも嫌でしたが、「ロミオ・Y・ジュリエッタ」という葉巻を燻らせながら未来を考える時間が好きになりました。
- 写真を撮られることは苦手で極力避けてきた人生ですが、フォトジェニックを愉しめるようになりました。
- 社交ダンスなんて全く1mmも興味ありませんでしたが、舞踏会でワルツを楽しめるようになりました。
ノイローゼも離婚も経験し、トヨタを退職して独立後は日銭を稼ぐためアルバイトや派遣でも働いた経験もありますが、未来の自分が今の自分を見て「OK!」という人生を生きるために、私も毎日頑張っています。
ビッグバンドオーケストラ:テナーサックス
- 2017年2月:グランドハイアット東京公演
- 2017年11月:赤坂サントリーホール公演
- 2017年12月:ロックハート城公演
- 2017年12月:バル・ルージュ東京公演
- 2018年1月:Hôtel Hermitage Monte-Carloモナコ公演
- 2018年2月:グランドハイアット東京公演
世界の海峡をディンギーヨットで横断
- 2018年4月:沖縄県の神ノ島縦断(8時間53分・距離72.59km)
- 2018年5月:ニュージーランドクック海峡横断(5時間58分・距離51.5km)
- 2018年5月:米国カタリーナ海峡横断(8時間02分・距離34.78km)
オールドヴィンテージワイン好き
EXPC主催のウルトラワイン会『Romanée-conti SHOCK!!!』にて。以下のラインナップ。
- DOM PERIGNON 1952 Champagne(ドン・ペリニヨン)
- MEURSAULT COMTES LAFON Les Perrières 1970(ムルソー・コント・ラフォン・レ・ペリエール)
- DRC Romanée Conti 1969(ロマネ・コンティ)
- DRC Richebourg 1959(リシュブール)
- DRC La Tache 1972(ラ・ターシュ)
- DRC Grands Echezeaux 1972(グラン・エシェゾー)
- DRC Echezeaux 1967(エシェゾー)
- DRC Romanée Saint Vivant 1976(ロマネ・サン・ヴィヴァン)
- Château d’Yquem 1971(シャトー・ディケム)
この時のことは『私の人生を変えた一本のワイン』として、インタビュー記事がブログに掲載されました。
コメント
山下さんの経歴もすごいですが、ブログの
コンテンツが100 もある、!というところに非常に興味があります❗️
小さな整体院してますが、ホームページ、
リス広告だけでは弱い❗️やはりブログかな
それも、だれが読んでも役立つもの、、。
原田さま、コメントありがとうございます。
整体院をされていらっしゃるのですね。リスティング広告も有効ではありますが、ブログも必要だと考えます。というのも、ブログを活用することで、相手の土俵で戦わず、自分の土俵で戦うことができるからです。
整体院もご近所に数多くあると思います。突き抜けるために考えるべきことは「どう差別化するか?」ですよね。
となると、ブログで自分の世界観をしっかりと出していくことは、とても有効だと考えます。