ディンギーヨットで沖縄 神ノ島を渡る横断達成!

透き通る沖縄の青い海を渡り、沖縄の神アマミキヨが降臨した島「久高島」と神が棲んだ島「浜比嘉島」をめぐる〜OKINAWA – JAPAN Beautiful Sailing Project〜神の島横断プロジェクトの一員として冒険した。神に力を与えてもらうのではなく、神を応援しようではないか!と思う、世界を冒険するマーケター山下裕司です。

沖縄 神ノ島をディンギーヨットで渡る

どんな冒険なのか?その目的は?

今回「沖縄の海の美しさを世界に伝える!」という志を持って、ディンギーヨットに乗り、右図のように『与那原マリーナ → 小高島 → 浜比嘉島 → 与那原マリーナ』という”神の島”を巡る総帆走距離70kmを航海する。

我々は、ディンギーヨットというエンジンなどの動力は一切使わない、風だけを受けて走るヨットに乗り、そのヨットの乗船技術もスクールとかに通わず、自分たちで調べながら習得し、冒険に望む。

実はこの冒険が始まったのは2ヶ月ほど前である。我々が沖縄にヨットに乗りに遊びに行ったことから始まった。「ヨットは人生の縮図」ということを体験した沖縄の仲間が、私たちも沖縄での冒険をやりたい!と言い始め、ヨットを全く初心者の四名から始まったのである。

そして、ヨットやサポート艇探しも、ほぼ全ての問い合わせ先から「無謀な航海」だと、断られ続けてきた。でも「沖縄の海の美しさを世界に伝える!」という志のもと、絶対に諦めることなくヨットを探し続けた。

なんとかヨットとサポート艇を見つけ出し、海図の見方を習い、航海計画も自分たちで立て、当日を迎え、見事にこの冒険を成功させたのである。いうときますが、このディンギーヨットの冒険は、どこかの企業が儲けるためのしょうもないプロモーションではありません。我々は自分の時間とお金を使って、わざわざやっている。なぜって?

「世界を変えるため!」冒険をした人が美しくてかっこいい世界を作るためである。美しい世界を作るために冒険する人生を歩む。冒険する人生方が絶対に愉しいのである。

まずは、久高島を目指してスタート!

グレン・グールド(Glenn Gould)のJ.S. Bach-Partita No.4 D major-part 2 of 2 が頭の中で駆け巡っていたのである。今から冒険に向かう快い軽快な音楽で、心躍っていたのであった。

朝のAM5:00に与那原マリーナへ集合し、着替え、艤装を行い、AM6:00きっかりに出港というスケジュールである。以下が、当日の冒険スケジュール。

  • 6:00:与那原マリーナ出港
  • 8:40頃:久高島通過
  • 12:00頃:浜比嘉島到着
  • 16:00頃:与那原マリーナ帰港

さあ、いよいよ出港である。下記の動画は、与那原マリーナで艤装も終わりヨットをスロープから海に下ろす所である。ここにいる全員が、これから始まる大冒険でワクワク胸高鳴りながらも、非常に緊張感みなぎっている。始めは艤装も全くできなかったメンバーが今回は15分できっちり完璧に艤装を行った。流石であり、本当に嬉しい瞬間でもある。

いざ出港。この日の予報は風速 5〜6M/S ほどである。距離を考えるともう少し風が欲しいところである。しかし、空は我々の冒険を応援してくれている。あの空を見て欲しい。空から進行方向へ光が差しているではないか。間違いなくこの冒険は成功すると確信した瞬間であった。

右図のナビオニクスのデータを見て欲しい。こうやって航路が記録として残るのは、非常に助かる。後で見返して反省に使えることが助かるのである。

久高島への風上への登りは、想定以上に時間がかかり島が見えてるのになかなか進まないこと、むしろ押し返されてるんじゃないかという焦る気持ちとの戦いであった。

しかし、最初の目的地である久高島まで、次で6回目のタック。想定した以上に回数が多い。

これはタックした時の角度がキツすぎで起こったもので、無駄な距離をとるから、90度タックを基準にしておくべき。風向きに対して、デッドの角度を最小限として、いけるはずである。

しかし、出港してしばらくは、風もなくなかなか進めない状況。風がでてきてからも、久高島から風が吹いていて、久高島へはデッドになるため、まっすぐ向かうことができなかった。その上、久高島の西側には強い潮流があり、沖縄本島の方に押し戻されてしまう状態。

久高島に向かうまでが、想像以上に大変なことで、進路を久高島と津堅島の中間あたりを狙って行ったことが、結果的に久高に向かうことができたのである。

さあ、次は浜比嘉島へ向かう!

さあ、久高島の次は、津堅島を通り抜け、浜比嘉島へ向かう。上の動画は、久高島から津堅島へ向かう途中の様子である。

津堅島を通り抜けると、一帯がサンゴ礁だらけになるので、海の色が「青」から「エメラルドブルー」「碧」に変わる。そして、海が透き通っていて底が見えるのである。透ける海が、猛烈に海がキレイなのである。

  • ユニフォームや帽子の「赤」
  • ディンギーヨットや雲や波の「白」
  • 空や海の「青」

フランス国旗の見事なトリコロールカラーなのである。美しくないだろうか?

この辺はずっと、ヨットは平均5ノット(9.2 km/h)くらいのスピードで進み、波も1mほどで安定している。とにかく最大スピードを維持して、前へ前へ距離を稼ぐ。前へ進むのである。

しかし、サンゴ礁の海はキレイである。愉しい。気持ちいいのである。沖縄でのヨットは堪らない。地中海でのヨットも素晴らしいだろうな。と思いを馳せながら進むのである。沖縄の海は泳ぐのもいいが、ボートもいいが、ディンギーヨットで遊ぶのが一番である。間違いない。

さあ、ゴールの与那原マリーナへ

最後は、浜比嘉島から与那原マリーナへ向かう。この間は、ヨットは平均5ノット(9.2 km/h)くらいのスピードで進み、波も1mほどと、非常に安定している。

とにかく真っ直ぐのコースを最短距離で、最大スピードを出す。これでけを考え、クルー全員が協力して突き進むのである。まさに今、「俺もお前もない」という状態になっているのである。「俺もお前もない」状態というのは、何を言わずとも通じ合っている状態のことである。通じ合いすぎて、行動や発言がダブったりしてしまうことが度々あるのだ。

そんな状態のヨットの中での会話は、「次の冒険」のことであった。今の冒険を行うときには、すでに次の冒険が決まっているべきなのである。

途中、メインセールのメインシートの緩みで目一杯張れていなかったため、メインセールが美しい形になってなかったり、水がコックピットに入ってきたりと、色々あったが、一つずつ、きちんと対応していった。

そして最後のゴール直前、与那原ヨットハーバーに入る前に、ウミガメがお出迎えをしてくれたのだ。沖縄に7年住む仲間も沖縄で初めて見たというくらいだから、なんとも貴重な機会である。本当に冒険成功のお祝いに来てくれたのだろう。いい話ではないか。ウミガメのためにも、ラストスパート!ゴールは目前。

ということで、朝6:00から8時間以上の長い航海を行い、見事にゴール!!素晴らしい冒険であった。

沖縄 beautiful sailing project を終えて!

【結果】
6:00出航 → 14:53帰港(8時間53分)距離72.59kmの航海。平均時速3.5ノット。航海計画の予測艇速の通りであった。

今回の〜OKINAWA – JAPAN Beautiful Sailing Project〜もう最高に愉しかった。沖縄の美しい蒼い海を背景に、8時間53分という冒険はすごく短かく感じた冒険であった。

冒険終了後、休憩を入れる間もなく、片付けを行い、すぐにシャワーを浴び、ウェットスーツからジャケットに着替え、那覇市のレストラン「パインツリーブレス」で、祝賀パーティーを行った。ディンギーヨットで冒険した後は、ワインとコース料理を頂きながら、今日の振り返り、そして次の冒険を語り合う。この振り幅が愉しいのである。

この祝賀会で、あるメンバーが「ウンズが、おかえり!待ってたよ!って強く思えた瞬間があったんです」と話して、みんなで大笑いした時間があった。私も大笑いしながら、これこそ成功するチームだな!と改めて思った。ここでいうウンズとは、海上に浮いている航路標識のための浮標のブイの名前ことである。あなたも海で浮いてるブイ見たことあると思う。あれである。

今回のプロジェクトは、与那原マリーナ → 小高島 → 浜比嘉島 → 与那原マリーナという、直線コースではなく、三角形の周回コースであり、目標地点が変わるたびに、風や潮流の受け方が変わる、今までにない難易度の高いコースであった。

だからこそ、海図を用いて綿密な航海計画を立てる必要があるのだ。このウンズは、今回のプロジェクトにおいて、スタートして最初の目標地点であり、ゴール前最後の目標地点となる、重要な役割であった。とは言っても、海図見るなんて初めてのメンバーばかりで、チンプンカンプンながらも航海計画を立て始め、最初に目的地を決めたのがウンズ。

しっかりと航海計画を練り上げ、その計画通りに進めるためのヨットの操船練習を何度も行ったり、潮流を見に行ったりと準備を進めてきた。まずはウンズ!とにかくウンズ!しっかりと準備したからこそ、冒頭で話した「ウンズが、おかえり!待ってたよ!って強く思えた瞬間があったんです」というのに繋がっているのだ。

祝賀会で、このウンズのおかえり話で大笑いしながらも「しっかり準備したんだな〜!」と、その言葉の背景にある、人生かけて冒険を愉しんだ感をすごく感じた。ただの目印だったブイが、いつの間にか大切なパートナーになるという、冒険したものにしか分からない、頑張ったものにしか分からない、この気持ち。本当に素敵な冒険であった。

そして、多くの仲間にヨットに乗りたい!と思ってもらえたのではないだろうか?一緒にヨット乗ろう!一緒に冒険いこう!次の冒険へ!

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください