ご訪問ありがとうございます。「見える化集客」を運営する山下です。
「見える化集客」とは、製品やサービスの質の高さを証明するために企画〜製造〜販売までの製造プロセスにおける品質技術を可視化して、顧客の「信用・信頼」の獲得することで、新規顧客の獲得を目的としています。
今回の企画は、クライアントである愛知県名古屋市にある整体院が『毎月30人の新規集客』した35回の改善事例をご紹介するものです。これは「個人整体院の集客ブログの教科書」として、あなたの集客のお役に立つことが目的です。新患集客30名という、結果が出るまでの35回のコンサルティング内容を「35の手順」として、全て公開していますので、ぜひ活用してください。
目次
【整体院】ブログで新規顧客を集客する35の手順【手順13】
この企画は、、、
個人整体院のクライアントが”6ヶ月で毎月30人の新患を集客したブログ”の改善ポイントを解説します。いわば「個人整体院の集客ブログの教科書」のようなものです。
全35回を通じて、顧客からあなたの整体サービスの見えない部分を見えるように改善して、新規集客に繋げていく過程をご紹介します。さまざまな改善事例が、あなたの力となることでしょう。
【今回の主人公】(愛知県名古屋市:大須快福堂:渡辺さん)
▶︎【主人公「整体院:大須快福堂 渡辺さん」のご紹介】 |
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▶︎【個別相談の日時】 |
2015年06月10日 |
▶︎【ホームページからの集客状況】 |
「相談前」:ホームページからの新規お客さまの集客は、月4人程度。
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▶︎【見える化集客:個別相談のコース内容】 |
回数無制限の個別相談(期間:6ヶ月間) |
▶︎【個別相談:6ヶ月後の目標】 |
①:ホームページから30人/月の新規集客(ブログ集客のみ) 6ヶ月後の結果は、こちら『整体院集客:毎月30人前後の新患集客に成功』をご覧ください。 |
【新規集客のための6ヶ月間改善スケジュール】
第13回目の個別相談の内容
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【第13回目の個別相談の内容】 |
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「③:商品コンセプト作成」のご相談をされた渡辺さんのご感想です。
今回のトライの「あなたの痛みが楽になる5つの理由」の出来は何点か?と聞かれ、満点だと答えたら、じゃあ何も教える事はありません(笑)と言われました。
『まだまだ上を目指したいですか?突き抜けたいですか?』と聞かれて、突き抜けたいと答えました。そしたら、改善点を教えてもらえました。(笑)突き抜けたいという発想はすごくいいと思いました。圧倒的に突き抜けてやろうと思いました。
「あなたの痛みが楽になる5つの理由」:レポートの確認
※下記は、渡辺さんがWord4ページ分にまとめたもの。
実際に渡辺さんが作成した「あなたの痛みが楽になる5つの理由」 ※上図のテキストのみ(読みやすいよう加筆しました) |
▶︎【理由①】名古屋で唯一!ヨガを取り入れた根本改善させる整体と体操 「ヨガの要素を取り入れた整体と体操とは、早期に痛みを改善させるため、痛みを和らげる整体。そして、根本的に改善させるために、ヨガの要素を取り入れた体に負担をかけない姿勢を手に入れる体操を行う。整体と体操の両方行うことで、その場で痛みも和らぎ、再発させない根本的な体作りも同時にできる。
▶︎【理由②】自宅・職場でもできる5分の簡単体操だからスキマ時間でもできるので、改善が早い 整体院に来られた時だけ、体を良くするのではなく、自宅、職場に戻られてからも短時間の体操で痛みを軽くし、体を良くすることができるので、整体だけをしてもらうよりも、改善が早い。
▶︎【理由③】再発させないカラダ作りも兼ねた30種類の体操を指導 30種類あるけど、目的別に分かれております。 ●「最初の10種類は・・・痛みを取る為の体操です」 痛みの原因となっている固くなっている筋肉が上手に伸び縮みできるようにして、正しい骨格の位置に自然に導く体操をすることで、早く痛みがとれて、根本的に痛みや痺れが取れて、もう再発しない体になります。その結果、今の痛みや痺れから解放されて、痛くなかった頃みたいに楽しく生きられるようになります。 ●「次の10種類は・・・姿勢をよくする為の体操です」 痛みが取れても、姿勢が悪いと体が歪み、一部の筋肉のみに、体重がかかりまだ痛みが再発しやすいカラダになっています。しかし姿勢が良くなると、カラダが歪まなくなり、正しい骨格の位置に整うので、骨でカラダを支える事ができるようになり、痛みが根本的に良くなり再発しにくいカラダになります。 この体操は姿勢を無理なく、努力感なしに自然によくする体操。あなたの得られる利益・・・猫背改善、お尻が上がって、胸が開いて姿勢が良くなり、見た目の印象が変わります。 ●「次の10種類は・・・アスリートに効果がある、スポーツのパフォーマンスをあげる為の体操です」 体幹部(肩甲骨、骨盤、肋骨、背骨)の可動域を最大限に高め、体幹部から手足を動かせる事ができるようになるので、思ったとおりの動きができるようになり、パワーアップして、機敏性、瞬発力、持久力が高まります。
▶︎【理由④】あなたの痛みレベルに応じたメニューだから体に無理がない あなたの痛みの症状(坐骨神経痛や首痛など)やその痛みの度合いに合わせた整体と体操をします。その痛みやあなたの体格に応じた、今のあなたに一番効果がある整体と体操をしていくので、体に無理なく回復の階段を上り、早く良くなります。
▶︎【理由⑤】痛みを刺激しない優しいソフト整体と体操だから楽になれる 痛いのは辛いですね。そのお気持ちすごくわかります。まずは、痛みが楽になる優しい整体でからだを緩めますからカラダに全く負荷がかかりません。その後体操といっても、全く痛くなくて、あなたが心地よいと感じる体操をやっていきます。 寝て行う体操・座って行う体操・立って行う体操などがあらゆる姿勢で行うことができますから誰にでもできて、続けているうちに自然に痛みがとれている体操です。 |
お客さんとの認識のズレを解消する9つのアドバイス
「痛みが楽になる5つの理由」の改善点は・・・前回よりも、だいぶ良くなっているけど、お客さま目線で見ると、まだ説明不足のところあり。
【理由①】:名古屋で唯一!ヨガを取り入れた根本改善させる整体と体操
「ヨガの要素を取り入れた整体と体操」とは・・・?
早期に痛みを改善させるため、痛みを和らげる整体。そして、根本的に改善させるために、ヨガの要素を取り入れた体に負担をかけない姿勢を手に入れる体操を行う。整体と体操の両方行うことで、その場で痛みも和らぎ、再発させない根本的な体作りも同時にできる。
▶︎【アドバイス①】:『根本的に改善させるために、ヨガの要素を取り入れた、体に負担をかけない姿勢を手に入れる体操を行う。』「この文章って、結局なに?」「どんな効果があるのか ?」説明不足で、イメージできない。『体に負担をかけない姿勢を手に入れる体操』は特徴であり、ベネフィットではない。
▶︎【アドバイス②】:『名古屋で唯一!ヨガを取り入れた根本改善させる整体と体操』は、分かりずらい。ヨガ体操と脱力整体の方が分かりやすい。なぜなら、ヨガ体操の方が、ヨガを取り入れた体操より、言葉も簡潔でイメージしやすい。
根本改善させる整体もイメージしにくい。どこの整体でも同じことを言ってるから、脱力整体の方がお客さんの得られる結果がイメージできていい。
▶︎【アドバイス③】:いきなり文章力はアップしないから、お客さんが知りたいことを特徴を分けたり細分化するといい。そうすることでお客さんに分かりやすく、私も説明しやすくなる。
- ヨガ体操とは何か?
- 脱力整体とは何か?
- 両方行うことで、なにが得られる?
- どんな効果が得られるのか?
- なぜ、その結果が得られるのか?
- 『名古屋で唯一!とか言っているけど・・・本当か?』とお客さんは思っている。
つまり、他の治療院でできなかったことが、なぜ「大須回福堂」では可能なのか?ということを説明しないといけない。
▶︎【アドバイス④】:文章の横に掲載されている写真が、何の写真なのか?その意図がよく分からない。ブログ作成時もサービス提供 時も、すべて「何の為にコレをしているのか?」を考えて行動する。整体の説明をしているのならば、もっと整体している、一目で分かる分かりやすい写真にする。
その上で、写真にキャプション(写真に添えられた説明文)をつける。腰痛の施術で腰をほぐしているところとか。立ち上げる時の姿勢を指導しているところとか。
【理由②】:自宅・職場でもできる5分の簡単体操だから、
スキマ時間でもできるので改善が早い
「どういうこと?この文だと意味が伝わらない、、、」
整体院に来院された時だけ、体を改善させるのではない。自宅、職場に戻られてからも短時間の体操で痛みを軽くし、体を良くすることができる。だから、整体だけよりも改善が早い。ということを伝えたいはず・・・。
▶︎【アドバイス⑤】:これは他の院と比較するといい。『通常の整体だと、整体院の治療しかありませんよね?しかし、当整体院は、あなたの家でもやれることもお教えしています。整体院は、その場の30分で痛みを改善することができる。うちは、一日の残り23時間30分を有効に使うことができるやり方なので、他の治療院よりも圧倒的に早く改善する。
「その手段として、どんな体操なのか?」細かく項目を区切って、小見出しを作る必要がある。なぜなら、お客さんはどこから読むのか分からないから。今の文章のままだと、お客さんは最初から読まないといけない。これはお客さん大変だから、読まない。
▶︎【アドバイス⑥】:山下さん:「5分の簡単体操」それって何?
私:「筋肉を緩める体操です」
山下さん:「筋肉を緩めると、なぜいいのか?」
私:「みんな、体が固まっているから。」
山下さん:「何でみんな、体が固まっているのか?」
私:「仕事で、一日中パソコンしたり、運転したりして、同じ動きばっかりしていて体を動かさないから固まる。」
山下さん:「でもパソコンしてても通勤で、歩いてるからカラダ固まらないと思っている人もいるかもしれない。」
この文章から見て分かる通り、お客さんと私の認識のズレがある。『あなたカラダ固まっているでしょー!!気がつきなさいよ!!』ではない。まずは、お客さんがカラダ固まっていることを、気がつかせてあげる。その後、体操して動かすと楽になることも気がつかせてあげないといけない。
山下さんの前職のトヨタ自動車では、とっても技術的にも詳しい上司が、会議で「素朴な質問だけど、これって何だったけ?」と、わざとアホな質問をしてきたそうです。それによって、以下の事を気がつかせていたらしいです。
- 盲点になっているところはないか?
- 大きな方向性はあっているか?
- 抜けているところはないか?
- そもそも、その前提はあっていたか?
私に置き換えてみると、、、その前提を素人のお客さんは、分かっていないのではないか?
このように伝えれば、体が固まっていることを気付かせてあげられるかもしれない。
↓ ↓ ↓
パソコンしてると体を動かさないですよね?肩こったりしますよね?その時に、グーと体をストレッチすると気持ちいい経験ありませんか?あれは、こっている肩を自分でセルフケアしているから楽になる。それがより効率よく起こるように、あなたに最善の体操を教えているから、その場で痛みが軽くなり、改善が早いのです。
と説明するとどうでしょうか?
【理由③】:再発させないカラダ作りも兼ねた30種類の体操を指導
体操は30種類あるけど、目的別に分かれております。最初の10種類は、痛みを取る為の体操です。
▶︎【アドバイス⑦】:「素朴な疑問で、なぜ30種類も体操があるの?」お客さんは「そんなに必要ないでしょ?覚えられないし、3種類でいいじゃん。」「そもそも、そんなに必要なのか?」と思っている。
だから、こういう理由で30種類あると説明する必要がある。そして、なぜ10種類ずつに分かれているのか?その目的を説明する。例えば、、、あなたの年齢・性別・痛み強さ・痛む部位に応じた体操があるから、沢山体操があり、その段階に分けて体操を教えている。そして、その10種類ずつの目的、お客さんの得られる利益を説明する。
【理由④】:あなたの痛みレベルに応じたメニューだから体に無理がない
あなたの痛みの症状(坐骨神経痛や首痛など)やその痛みの度合いに合わせた整体と体操をします。その痛みやあなたの体格に応じた、今のあなたに一番効果がある整体と体操をしていくので、体に無理なく回復の階段を上り、早く改善します。
▶︎【アドバイス⑧】:「それってどういうことですか?」
- 「あなたの痛みレベルに応じたメニュー」は、なぜそうする必要があるのか?
- 「体に無理がない」とは、どういう意味なのか?
- カラダに無理がないと、私の痛みが取れるのと、どう繋がっているのか分からない。
このように伝えれば、体が固まっていることを気付かせてあげられるかもしれない。
↓ ↓ ↓
痛いところ触ったら、体がキューと緊張しますよね?緊張して、萎縮すると筋肉固まりますよね?ですので、痛みを我慢した状態での施術では、余計痛みがでます。一番早く痛みが改善できる状態とは、心身ともに力が抜けたリラックスした状態なんですよ。
その状態にあなたのカラダを持っていくために、当院では、あなたの現状を把握する為に、カウンセリングをして、痛みの現状を把握するために、どの動きが楽か、動きの検査をします。そして、痛みのない楽な状態をみつけて、あなたにあった整体と体操をします。
と説明すると、前より分かりやすくなるのではないか?
【理由⑤】:痛みを刺激しない優しいソフト整体と体操だから楽になれる
痛いのは辛いですね。そのお気持ちすごく分かります。まずは、痛みが楽になる優しい整体で、体を緩めますから体に全く負荷がかかりません。その後、体操といっても、全く痛くなくて、あなたが心地よいと感じる体操をやっていきます。
寝て行う体操・座って行う体操・立って行う体操など、あらゆる姿勢で行うことができますから誰にでもできて、続けているうちに自然に痛みがとれている体操です。
▶︎【アドバイス⑨】:理由①~⑤は全て繋がっていて、理由⑤は、全体のまとめのようなもの。【痛みを刺激しない脱力整体とヨガ体操だから楽になれる】痛いのは辛いですね。そのお気持ちすごく分かります。
そして、、、『なぜ当院は、痛みを刺激しないようにしているのか?』その理由とベネフィットを書く。さっきも説明したように、痛いと体が萎縮するでもいいし、新しい切り口で説明してもいい。
次に、、、「楽になれる」とは、どういうことか?これをすることで、結局あなたはどうなるのか?リラックスできるようになる。そして、ヨガ体操をすることで、一日中自分でリラックスできるようになる。
さらに、、、「リラックスとは、どういう状態か?」痛みがなくなるとは、常にリラックスできる体になるという事。リラックス状態が、体操で自分でできるようになったら、どこでもできてすごくいい。
ということは、、、お客さんは、痛みはあるけど、私はリラックスしていると思っているかもしれない。「でもそれは、実は本当の意味でリラックスではなくて、必ず体のどこかに力が入っています。それを見つけて取るのが私の役目なんです。」ということを伝えなければならない。
今回の気づき
お客さんと話が繋がるレベルまで、私自身が降りていかないと話が繋がらない。日本語と外国語みたいに話が繋がらない状態になってしまう。お客さんが分かっている前提で書いている内容が多かった事が分かった。
- その前提条件をちゃんと共有しているか?
- なぜ、そうなのか?
- どういう意味なのか?
- そもそも何なのか?とか
もっと自分自身に問いかけて、お客さんに通じる言葉で書いていこうと思いました。
山下さんに質問されて、仕事現場でお客さんに説明しやすくなり、お客さんが疑問に思っていることが分かった気がしました。最近、新しく来られた方が早い段階で、知り合いを紹介したいといってくれるケースが増えてきて、どんどんいい方向に向かっていると思います。山下さんの個別相談のお陰様です。ありがとうございます。
▶︎第13回目の個別相談を終えての解説(山下)
今回は「お客さんとの認識ズレを解消する9つの整体院ブログ」ということをお伝えしました。お客さんと話が合わないのは、その前提条件が違っていることが殆どです。その前提条件さえ分かれば、話のスタートラインを揃えられるので、話がとてもスムーズにできます。その上で、伝えたいことを細分化すると、説明しやすくなります。
だいたい、お客さんと話が通じあわないのは、その前提条件が違っていることが殆どです。その前提条件が分かれば、話のスタートラインを揃えられるので、話がとてもしやすくなります。
まずは、渡辺さんが話したいことについて、お客さんがどんな認識なのか?話して聞いてみるとよいでしょう。お客さんとの前提条件を合わせた上で、伝えたいことを細分化すると、説明しやすくなるので使ってみてください。
【参考:コンサルティング後の変化(6ヶ月後)】
↑中心のボタンを押すと再生(16分11秒)↑ ※詳細はこちら『お客さま体験談(愛知県名古屋市の整体院:大須快福堂)』をご覧ください。 |
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