個性を捨てコモディティ化へ向かう君はアホなのか?

今日のお昼は、いきつけのシガーBARで一服。今日の相棒は、キューバ産のポール・ララニャガ ペティコロナス。タバコ感強めキューバの手巻きシガーを燻らせる、世界を冒険するマーケター山下裕司です。

「あなたは、また儲かってる風な人のマネをして、自らコモディティ化する方向に進むのか?本当にアホなのか?」

あなたは他人の真似ばかりで自分の個性を捨てていいのか?

この葉巻は、僕のお気に入りペティコロナの一つである。

手に入れるのが難しいといわれるシガーだが、キューバの手巻きシガーの歴史の中ではかなり早い時期の1834年に、スペイン人のイグナシオ・ララニャガが「ポール・ララニャガ」のブランドを創立。古いキューバの伝統的なブレンドと質が際だつ芸術と称されるほどのブランドである。

最初の点火後は、甘くてフルーティーな感じから始まり、だんだんと出てくるスパイシー。スムーズなダークチョコレート風味にソフトなスパイスそして、隠し味にドライ・ラフランス。柔らかな風味の割にフルボディーで強く、だんだんとコクと深みと艶やかさが出てくる、いろんな顔を見せてくれる。この味わいは、古き良きキューバタバコを彷彿とさせる。けっこうタバコ感あるのだ。

ポール・ララニャガは、手巻きのカサカサする手触りが手にフィットし、タバコを吸わない僕は、この葉巻の「タバコ感」が妙に気に入っている。しかし僕は、昔からタバコの匂いが大嫌いだった。服にタバコの香りが付くのもたまらなく嫌だったので、タバコは吸わないのだ。

あなたは、タバコと葉巻の違いを知っているだろうか?

  • 紙巻きタバコ:刻んだタバコの葉を紙で巻いたもの。日本製にはフィルター付きが多い。煙を肺まで入れる。
  • 葉巻:刻んでいないタバコの葉を撒いて細長い形状にしたもの。煙を口の中でふかして吐き出す。

今から20年前くらいの話だが、僕はトヨタ自動車のある工場で勤務していた。当時の工場で勤務していた人はよく紙タバコを吸っていた記憶がある。セブンスター・エコー・ホープ・ケント・マルボロ・キャスターなど、みんな色んな種類の紙タバコを吸っていた。(当時230円くらいだったが、今では500円くらいまで値段が跳ね上がっている)今のように分煙などなく、同じ部屋の中で、仕事中でも休憩時間でも紙タバコを吸うので、服や髪の毛がタバコの匂いがつくのだ。いや〜臭かった。それで紙タバコが嫌いになったのだ。

笑っちゃうだろ?

そんな紙タバコ嫌いな僕がだよ、葉巻を燻らせるようになり、その”タバコ感が好き”だなんて言っている。人間の趣味嗜好なんて、変えるのは簡単なもんなのだ。そのきっかけは自分で作ればいい。気が付いたら変えればいいだけなのだ。

ブランド人になろう!

ところで話の話題を変えるが、世界から見れば、今の日本はプレゼンス(存在感)が低下している。これは紛れもない事実。

かつては世界最大の経済大国であった日本。現在は世界三位という順位。失われた30年が日本経済を長期停滞させている。さらには少子高齢化、それに対応するための社会保障など、今後の日本は非常に難しい局面を迎えている。

「これからどうすればいいのか?」

あなたがやることは、ただ一つ。あなた自身がブランド人になることだ。あなたの会社をブランド化させることだ。個人や会社の個性がなくなっている、今の状態を変えなければならない。あなたは個性を取り戻さなければならないのだ。いや、強烈な個性を持たなくてはならないのだ。強烈な個性は、外見でも、内面でもいいだろう。できれば外見を変えようではないか。外見は内面の一番外側という言葉がある。内面の一番外側である外見から変えていくことは、内面をも変えるもっとも早い方法だ。

ビジネスでは、よく「市場との差別化」というキーワードがよく出てくる。USP(Unique Selling Proposition)というやつだ。私はこの13年間90業種200社以上の企業や個人のマーケティングのコンサルティングを行ってきた。ココ最近は、冒険のため世界に足を運び世界一の富裕層が集まる国モナコへも通っている。その経験を通して思うのは、他社との差別化ばかりにフォーカスがいって、自分の個性が全く生かされてないのである。

※USPについては、この『プロが教える集客に困らないUSPの創り方』を参照してほしい。

ただ、ブランド人になるには、覚悟が必要である。ブランド人になればなるほど、人から批判されることを、きちんと想定しておかないといけない。例えば、日本の総理大臣である安倍晋三首相(2019年1月現在)支持率は42%であり、不支持率は36%、残り22%は無関心となってる。(NHK世論調査より)日本の総理大臣でも、国民の58%は不支持か無関心なのだ。

つまり、僕らがなにをやってもこのような結果になるのだ!!だったら、何をやってもいいじゃないか!!最大の失敗は、何もやらないことだ。

何事も強烈なやつであれ!

とにかく、あなたは、そしてあなたの商品は、”強烈なやつ”になる必要がある。他人と同じあなたなんて世の中に必要ないのだ。あなたは、あなたの個性を尖らせて行かねばならないのだ。

なぜならば、あなたが、あなたの商品が”強烈なやつ”になればなるほど、お客さんが商品を選びやすくなるのである。世の中には、星の数ほど商品が溢れかえっている。その殆どは、他の商品と差別化できておらず、自分の個性も活かされず、目立たず、他の商品とほとんど変わらないのである。お客さんは選びにくいのだ。

「目立つこと」とは、とりわけ人目をひくということである。しかし日本の社会では、特に田舎に行けば行くほど、村八分という言葉があるように、僕らの本能には仲間はずれにされたくないという習性がある。※村八分とは、仲間はずれにすること。村の掟や秩序を破った人や家族に対して課される制裁行為であり、村民全部が申し合わせて絶交するものである。

目立てば目立つほど、仲間外れにされてしまうかもしれないという恐怖心が出てくるのだ。「仲間外れにされるかもしれない、、、」こう考え出すと、目立つのが怖くなってしまうのが、多くの人間の習性ではないだろうか?そうなると、今度は人のマネをすることが安全だと考え始めるようになる。

「他人のマネをするのは何故だ?」

自分が儲かるために、すでに結果を出している人をマネする。それも自然な流れだろう。仲間外れになりたくない、失敗したくないと思えば、上手く行った他人の成功事例をマネするのが安全だと考えるだろう。結果が出るのも早そうに感じる。本当に馬鹿だ。瞬間的に上手く行くこともあるだろうが、それが長続きするかは分からない。

結局、儲け続けるようになるためには、ビジネスを自分で考え作り上げることができなければならないのだ。他人の知恵を丸っとコピーしたところで、マネだけでは長く儲け続けることなんてできないのである。当たり前の話である。

嫌われるが、社会の一般常識からハミ出す勇気はある?

結局は、世の中の流れに乗っかっては儲かることなどできないのである。世の中の流行とは、”逆張り”で行かなければならないのだ。この逆張りとは、投資の世界で使われる言葉である。順張りと逆張りという言葉があるのだが、

  • 順張り:相場のトレンドに従う投資方法で、相場の上昇トレンドのときに“買い”、下降トレンドのときに“売り”の取引を行うやり方。
  • 逆張り:相場の動きが大きくなったときにトレンドとは反対方向に取引を行う投資方法で、上昇相場のときに“売り”、相場環境が悪くなって値下がりしているときに“買い”取引をするやり方。

今までコンサルティングを行ってきた市場のマーケティングを見ると、ほぼ95%が順張りといえる。みんな同じことをやるのだ。今はTwitter、 Facebook、LINE、インスタグラムなどのSNSマーケティングやmailマーケティング、検索エンジン最適化(Search Engine Optimisation)いわゆるSEO、クリック報酬型広告、検索連動型広告(リスティング広告)など、様々な手法が確立され、かなりマーケティングも複雑化している。しかし、重要なのはこれらのツールは、情報を広めるための手段であり、顧客を獲得するものではない。最も大事なのは、ビジネス企画でありビジネスコンセプトなのだ。

私のクライアントを見て面白いのが、コンサルティング前は、何か一つのマーケティング手法に特化しているとか、ほぼほぼ無いのである。「あれがいい。これがいい。」インターネットでどこかで聞いては、そのツールを使い中途半端に終わる。95%のクライアントが、全てのツールを使っているのである。成果も出ず、かなり中途半端に、、、。

みんなが使っているから使うのである。成功事例が目の前にあるから使うのである。逆に言うと、成功事例がなければ使わないのである。面白い話だ。あなたは、このビジネスはこのやり方をすれば儲かる!と確信を得られればやるのか?逆に、確信を得られなければやらないのだろうか?あの娘、俺に気がありそうだから告白しよう!そんなしょぼい恋愛をしてきたのではないか?笑

話は戻るが、逆張りには勇気がいるのが大丈夫だろうか?例えば、一万人の人が北へ向かって走っている中を、たった一人で真反対の南に向かって走らなければならないが、その勇気はあるだろうか?例えば、一万人が効果実証済みの女性にモテる最新流行の髪型を追うのではなく、あなた一人だけ、全く流行ってもない、サングラスをかけクリクリパーマに葉巻をくわえるというスタイルにできるだろうか?例えば、一万人が集客効果実証済みの流行りのインスタグラムをやるのではなく、今からあなた一人だけmixiをやるということができるだろうか?

自分の個性を自分で作ろう!

ちなみに「個性」とは、大辞林 第三版によると、『ある個人を特徴づけている性質・性格。その人固有の特性。パーソナリティーのこと』である。あなたの人格も含まれているのだ。しかし個性とは、先天的な生まれ持ったものだけでなく、後天的に変えられるものでもある。どちらかと言うと、育った環境に大きく左右されやすいものだ。そこは間違いない。

しかし、育った環境や親のせいばかりにしてはいられない。自分の個性は今からでも変えられるのだ。しかし、自分のことは意識すれば変えられるのである。日本の人口1億2000万人の全員が、個性を持って生まれてきている。小さな頃は個性いっぱいだったのが、いつの間にか皆が同じような感じになり、個人の個性が見えなくなり、大人になったら、みんな同じ人に見えてしまう。それが、今の日本ではないだろうか?

個性は、自分で選択し、自分が考えたように作り上げるものである。あなたの今の個性は、過去の積み上げで、たまたまできているものではないだろうか?小・中・高・大学を卒業し、社会人となり、その環境によって作り上げられた個性ではないだろうか?今の自分の個性を見て、未来はどう在りたいのか?を考え、その未来像になるために、必要な個性を選択して取り入れるのが正解である。そこに他人は関係ないのである。

「あなたは、自分の未来をどうしたいのか?」ただ、それだけである。

今までの人生で作ってきた個性は、どうでもいいのだ。自分の未来に必要な個性を作り出せばいいのである。それを明確にしないから、ずっと個性が無くてとかで悩むのである。ちなみに私は、昔は、とにかく人見知りで人と会うのがイヤであった。初対面の人なんて何を話せばいいのか分からず苦痛であった。人前に出て話すことや目立つことなんてもってのほかだ。特に写真も苦痛であった。ポージングなんかモデルしかできないと思いこんでいた。まあ、そんな自分だったのだが、未来の自分を決めると、そんなこといってられないことが明確になった訳である。

個性を作るというのは技術なのである。生まれ持ったものを死ぬまで引きずるものではない。今では、人前に出てしゃべる講師というお仕事もたくさん引き受けているのである。そして、写真に写るのが大嫌いだった私が、カメラを向けられると、こんなポージングで撮っているのである。人間は変われるのである。自分の個性を作るのは自分なのだ!!さあ、今、新しい自分の個性を作るのだ!

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