こんにちは。世界を冒険するマーケター山下裕司です。今日は、コンサルティングを終えての執筆になりますが、クライアント様の「ボツだったビジネスネタに、ある視点を加えると売れる商品に変わった!」という、売るために必要な”リサーチ”のポイントについて、お話したいと思います。
目次
ボツだったビジネスネタが、なぜ売れるネタに変わったのか?
その秘訣は、リサーチである視点を加えるだけ
あなたも商品コンセプト作りの際、リサーチをしていると思います。
- 誰に提供するのか?
- 何を提供するのか?
- 他との違いはなにか?(USP)
という視点でリサーチをされていると思います。リサーチの基本はこちらの『マーケティングリサーチの基本!ビジネスアイデアの見つけ方』を参照ください。
ところで、あなたにお聞きしたい。
あなたの商品を欲している人は、どこにいますか?本当にあなたが探している”そこ”にいますか?今日、売るために必要な”リサーチ”のポイントというのは、「どこに?」この視点を加えるだけで、リサーチの結果が全く違う結果になるということをお伝えしたい。
弊社のコンサルティングで、実際に相談を受けた事例を、今回、ご紹介したいと思います。もしかしたら、あなたのボツだったビジネスネタが売れる商品に変わるかもしれません。
クライアントのHUさまは、こんな風に思っていました
「リサーチって、一度やって終わりかと勘違いしていました、、、」
●【受講生さんのリサーチへの思い込み】
今回、山下さんのコンサルティングを受けて認識が新たになったのですが、常にリサーチは必要だって事が分かりました。なぜかコンサルティングを受ける前は、商品コンセプトを作る時に、一度やっておしまい、、、みたいに捉えてました。
(HUさま:女性:30代:エステサロン経営)
●【山下の回答】
そうですね。「リサーチは永久」ですね。そして「販売」が最大のリサーチです。興味がない人にリサーチ(質問)しても「興味がない」ということが返ってくるだけなので「売れないんだ(涙)」と、多くの方が、がっかりして、へこむだけです(笑)
興味がある人に、リサーチしなければなりません。興味が無い人の意見は、バッサリ捨てます。昔、私がコンサルティングさせていただいていたときにあった例が、フランス語教材です。周りのみんなに聞いたら「興味ない」「そんなの売れるわけない」と言われて、その人はそのネタをやめていました。
「ネタが見つからない・・・(涙)」と僕に相談があったので「え!絶対売れますよ!」と思ったままを伝えて「フランス語教室」=すでに自分の代わりに「販売」というリサーチをしてくれているところ(教室)に電話しまくってもらって、受講したいということで、生徒数や単価などを確認してもらいました。そして、実際に受講もすすめました。
英会話教室の平均単価に比べて2〜4倍の平均単価で、どこの教室も20〜30人でいっぱいでした。そして、フランス語を習いたい人は、旦那さんが外資系勤務や経営者で、セレブリティな奥さまタイプ。「必要」ではなく「趣味」や「教養」として語学をやっている方たちでした。
何億円ものビジネスにはならないかもしれないですが、月3万円×30人だけでも、月90万円です。料理教室やパーティーなどなど、みんなが望んでいることがリサーチできれば、無限に収益商品(バックエンド商品)もいくらでも追加できますね。ビジネスとは、みんなの望んでいること、願いごとを叶える行為です。
最後に
いかがでしたか?あなたは、興味のある人に聞いていますか?「どこに?」という視点を加え、もう一度リサーチしてみませんか?より良いお客さまが見つかるかもしれませんよ。いえ、この世の中には、必ずもっと良いお客さまがいらっしゃいます。
今まで10年以上の集客コンサルティングの経験上、それまでボツだったビジネスネタが売れる商品に変わるなんてことは、よく起きることです。自分視点で見ていると特に、この現象は起きやすく、自分の思い込みで物事を見るのではなく、他人から見た客観的な目が必要になります。
自分が儲かるためだけのリサーチでは見えてこないことも、誰かのため役に立つビジネスを作るためのリサーチでは、見えてくることが違うのです。自分が儲かるためのリサーチは、自分自身しか見てないですからね。周りが見えるはずがありません。
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