こんにちは。「見せれば売れる 会社事典」の(株)Happy Make Project 山下裕司です。
あなたは、「もっと分かりやすい商品ネーミングってないかな〜」と悩んでいませんか?今回は、売上が大きく変わる一つのポイントとして大きな要素だといえる、商品ネーミングの話をします。最近、弊社クライアントさまにコンサルティングのときに、ネーミングのアドバイスをしましたので、その時にしたアドバイスをブログでお伝えします。
目次
売上が大きく変わる商品ネーミングの妙技
脳裏に焼き付く商品ネーミング
商品やサービスのネーミングは、商品を販売するのに、すごく重要な要素です。なぜなら、商品名によってお客さんの受ける印象は変わり、購買意欲も変わります。また、メディアなどで取り上げてもらえる量も変わってくることで、認知度も大きく変わります。
- ネーミングが良いと、勝手に売れます!!
- ネーミングが悪いと、売るのに苦労します!!
とても面白いのが「あったらいいなを形にする 小林製薬」が付ける商品ネーミングです。小林製薬の商品名の特徴といえば、とにかくわかりやすいこと。そして、とてもユニークで面白い名前が並びます。商品名を見ただけでも、どんな商品なのか理解でき、「どんな時に」「どう使うと」「どんな効果が期待できるのか」までイメージできる。すごいネーミングです。
- 熱さましシート:熱を冷ますから熱さまシート。
- のどぬーる:のどの痛み・腫れ・乾燥に喉に塗る
- ブルーレットおくだけ:「ブルーな水」+「トイレット」の造語
- トイレその後に:トイレの瞬間消臭スプレー
- ワキガード:ワキのニオイに、ジェルタイプ
- シビラック:手足のしびれ、神経痛が楽に
- イララック:イライラが楽に
- コリホグス:肩こりをほぐす、肩こり内服薬
- なめらかかと:ガサガサ、ひび割れをしっとりつるつる
- サカムケア:ひび・あかぎれ・さかむけをピタッ!と固める
- キズアワワ:泡で傷口を洗浄・消毒
- ガスピタン:ガスだまりによるおなかのハリに
- 髪の毛集めてポイ:髪の毛をしっかりキャッチして、パイプのつまりを防ぐ!
・商品ネーミングの3つのコツ
①イメージできる
商品の、その名前を聞いて「どんな時に」「どう使うと」「どんな効果が期待できるのか」がイメージが出来た方が良いです。そして、出来るだけわかりやすいネーミングがいいです。
例えば、弊社は「見せれば売れる会社事典」というサービスを販売しています。これは、学生の時、授業や日常生活で分からなかった事、辞書や事典で調べるれば、ほぼほぼ、だいたいのことは理解できましたよね?
でも今、どこの会社のホームページを見ても、会社のこと、商品やサービスのこと、わからないことの方が多いです。セールス(売り込み)にはどこの会社も力を注ぎますが、困りごとを解決してあげるコンテンツは準備していません。商品やサービスでお客さんが何か困ったら、あなたの会社のホームページを事典のように使ってもらうことで、商品やサービスが売れます。
だから、お客さんがあなたの会社のホームページを見ればすべてが分かる、会社事典を作りましょう!ということで、「見せれば売れる会社事典」を提供しています。購入を迷う人のために、なんでも分かる「会社の事典を作る」事典のイメージを利用しています。
②コンセプトがわかる
商品ネーミングで、商品コンセプトが理解できる、イメージできるということはとても重要です。イメージをさせて、コンセプトまで理解させる言葉があります。さきほどの弊社の商品「見せれば売れる会社事典」でいうと、『あなたの会社の全てのことが分かる事典を作ろう!』というコンセプトがあります。
年間一億円以上を稼ぐスーパースター営業マンを育てるのは、非常に困難です。ハッドハンティングされてしまうこともあります。だったら、自社ホームページをスーパースター営業マンにしよう!というのが、この「見せれば売れる会社事典」の狙いです。
『イメージ + コンセプト』が一致するネーミングが良いです。
③メリットがわかる
最後の3つ目は、「メリットがわかる」商品ネーミングが良いです。この商品を使ったらどうなるか?とか、「どんな時に」「どう使うと」「どんな効果が期待できるのか」こう言うことが分かる商品ネーミングを付けるということです。先程もお伝えしましたが、小林製薬の商品ネーミングは秀逸です。
- 熱さましシート:熱を冷ますから熱さまシート。
- のどぬーる:のどの痛み・腫れ・乾燥に喉に塗る
- ブルーレットおくだけ:「ブルーな水」+「トイレット」の造語
- トイレその後に:トイレの瞬間消臭スプレー
- ワキガード:ワキのニオイに、ジェルタイプ
- シビラック:手足のしびれ、神経痛が楽に
- イララック:イライラが楽に
- コリホグス:肩こりをほぐす、肩こり内服薬
- なめらかかと:ガサガサ、ひび割れをしっとりつるつる
- サカムケア:ひび・あかぎれ・さかむけをピタッ!と固める
- キズアワワ:泡で傷口を洗浄・消毒
- ガスピタン:ガスだまりによるおなかのハリに
- 髪の毛集めてポイ:髪の毛をしっかりキャッチして、パイプのつまりを防ぐ!
非常に分かりやすいですよね。こういう、メリットや用途そのまんま系の商品ネーミングは売れます。なぜなら、わかりやすいからです。誰が見ても一目で「どんな時に」「どう使うと」「どんな効果が期待できるのか」が理解できます。
ネーミングの作り方
以上、マーケティング視点での商品ネーミングの3つのポイントでした。弊社の「見せれば売れる会社事典」という商品ネーミングも「コレで行くぞ!」という、この形になるまで、実は10年ほどかかっています。いろいろ考えてはボツにしての繰り返しでした。
ちなみに、商品ネーミングを作る時、考える時間が短いと良いアイデアが浮かばないと思っています。アイデアは、自分の頭に入っているものしか出てきません。様々な経験をすることで、アイデアのもとになるものを増やしていくしかありません。
そうやって探し続けていた10年間でしたが、ある日子どもが国語辞典で調べ物をしている姿を見て、「これだ!」ピン!っときました。自分の今までやってきたことは「クライアントさんの会社の事典を作っていたんだ!」と気が付いたという。いつも目の前にアイデアは転がっていたという話のオチです。笑
商品ネーミングを考えようと思ったら、一日で決めるという期間を設定して作るより、期間に迫ってないときは、いつか降ってくるという気楽に考えてみてもいいと思います。もし期間が迫っているなら、5日間で日常生活の中で、いろいろと考え紙に書き出し、自分の常識を疑って見るというモノの見方が良いです。
自分の常識を疑ってみる。そうすると、ふとしたときにパッと思いつきます。でも、そんなものです。アイデアのストックがないと、アイデアも湧いてくることはありません。是非、面白い商品のネーミングを考えてみてください。
●最後に
商品のネーミングというのは、商品に命を吹き込むのと同じようなことです。子どもに命名するのと同じですよね。だからといって、自分好みのネーミングではいけません。お客さまに理解され、購入してもらえるような商品ネーミングにしなければなりません。
そういう意味で、小林製薬の商品ネーミングは、面白くてユニークで、いつも感動すら覚えます。しかし、我々零細企業・個人事業主も同じ人間ですから、できないことはありません。
期限に迫られてないものに関しては、常にアイデアのもとを頭の中に、ノートの中に、アイデアのストックをためていきましょう。意外なものがアイデアになり花開きます。弊社の「見せれば売れる会社事典」の商品ネーミングも結局は、10年かかりました。
でも見つけたものは、とても身近に合った『事典』でした(笑)そんなもんです。
PS:「見せれば売れる会社事典」のお客さまの声
名古屋でエステティックサロンのスクールを運営している春藤さんは、webサイトをパット見て一発で理解できるように修正しました。コンサルティング開始一ヶ月で生徒さんが2倍の成果です。分かりやすいというのは、もっとも重要なポイントです。
webサイトやブログは、あなたの商品を売り込むツールではありません。お客さんへのラブレターです。あなたがお客さんの人生を変える商品を持っているならば、あなたはお客さんにそれを伝えなければなりません。最高のラブレターを書きましょう。
詳細は、弊社クライアントさまの体験談『お客さま体験談(エステティックサロンスクール)』をご覧ください。
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