なぜ「見せれば売れる会社事典」を作ろうと思ったのか?

なぜ「見せれば売れる会社事典」を作ろうと思ったのか?

こんにちは。「見せれば売れる 会社事典」の(株)Happy Make Project 山下裕司です。

今日は、なぜ「見せれば売れる 会社事典」を作ろうと思ったのか?についてお伝えします。私は独立する前、13年間、トヨタ自動車九州(株)の品質管理を担当していましたので、数多くのサプライヤーのメーカーさんとお仕事をさせて頂く機会がありました。

例えば、車両製造のための「納入部品の受け入れ検査」をやっていましたので、必ず何%かの確率で、製品の不具合が発生していましたので、不具合を出した第一次・第二次・第三次サプライヤーメーカーさんの工程調査に行っていました。

または、プレス品を溶接して組み付ける「設備の受け入れ検査」もやっていました。三次元計測器で設備を計測して、図面通り正確にできているか?などの確認していました。設備の確認のために、必ず製造工場に伺い、計測していました。

品質管理部門として、そういう仕事をしていましたので、数多くのサプライヤーのメーカーさんの工場に伺っていたのです。その企業に伺う際、僕を困らせることが、、、。

企業ホームページは一体、何のためにある?

企業の事を知りたくてもしれないホームページ情報の内容の薄さ

業務で、サプライヤーメーカーさんに伺う時、初めて伺う会社は、事前にインターネットで、その会社のホームページを調べていきますよね?「どんな会社なのか?」「他にどういう製品を作っているのか?」「どういう特徴や強みがある会社なのか?」「どういう人達が作っているのか?」「どんな社風なのか?」そういう情報は知った上で会社に伺いたいと思っていたんです。

しかし当時、いくら調べてみても、会社の表面的なことしか分からなくて困っていました。もちろん最低限のことは理解できるようにはなっていました。例えば「会社案内・事業案内・製品案内・採用情報・お問い合わせ」など。

でも、取引先メーカーさんといえど、初めて伺う会社です。しっかり知りたかったんです。ホームページのあるべき姿は「ホームページを見れば、その会社を理解できる」ということだと思うんです。僕らが伺う会社は、以下のような、大きな会社ばかりです。

【今まで伺った取引先の企業(一部)】

  • 豊田織機(資本金 804億円)
  • フタバ産業(資本金 168億円)
  • 太平洋工業(資本金 73億1,600万円)
  • 堀江金属(資本金 30億円)
  • 豊田鉄工(資本金 22億2,300万円)
  • アイシン九州(資本金 14億9,000万円)
  • 岐阜車体工業(資本金 11億7,500万円)
  • 青山製作所(資本金 4億5,000万円)
  • 小島プレス(資本金 4億5,000万円)
  • 三島光産(資本金 3億5,950万円)
  • シンテックホズミ(資本金 3億5,000万円)
  • 佐賀鉄工(資本金 3億1,000万円)
  • 高木額田(資本金 3億600万円)
  • ワイテック(資本金 8,960万円)
  • 旭洋工業(資本金 6,000万円)
  • 杉浦製作所(資本金 4,800万円)
  • 芝岡製作所(資本金 4,500万円)
  • 鬼頭工業(資本金 4,000万円)
  • 福設(資本金 4,000万円)
  • 三富工業(資本金 3,500万円)
  • 日本セキソー(資本金 3,000万円)
  • マセック(資本金 3,000万円)
  • 高津製作所(資本金 2,400万円)
  • コサカ精機(資本金 2,000万円)
  • 山田マシン(資本金 1,000万円)
  • 長坂産業(資本金 1,000万円)

企業(製造業)の何を知りたかったのか?

その会社では「どんな人が働いているのだろう?」と思って探してみても、出てくるのは社長さんのメッセージだけ。「どんな会社にしたいのか?」と探してみても、出てくるのは社訓の紹介だけ。

そして多いのが、「弊社が選ばれる5つの理由」みたいな、自社の紹介の仕方。誰から選ばれているのか、よく分からないですし、5つの理由も大した理由じゃないところが、自作自演ぽくて逆に「信頼できない」という感じることもありました。

例えば、、、

  • 『創業何十年の実績と培ってきたノウハウで、高品質を実現』:この表現は全く具体的でなく、どんなノウハウで、どれだけの高品質なのか、全くわかりませんよね。高品質なら、どこか具体的な部分を一部切り取って、しっかりお見せするべきですよね。
  • 『徹底した品質管理』:この表現もよく見ますよね。私も品質管理していたのでよく分かりますが、この表現は何も言ってないのと同じです。会社としての”こだわり”が1mmも見えないですね。会社として、どんな品質管理を徹底しているのか?お客さんの立場であれば知りたいところです。
  • 『柔軟で安定した供給体制』:多品種少量生産を実現し、なおかつ試作からも対応できるということを伝えたいのだと思いますが、具体的にこれまでどのような事例があったのか?を教えて欲しいですよね。
  • 『技術研鑽への取り組み』:従業員スキルアップのため、社外研修や各種資格試験・技能講習などの受講をサポートしています。ということを謳っている企業も多いです。では、具体的に、何の試験を受けているのか?今までどれだけの合格者がいたのか?など、見せて欲しいのです。

なぜ、「会社事典」を作ろうと思ったのか?

このトヨタ自動車九州の品質管理の業務経験から、伺う企業の事が分からなくて困った経験から、企業のホームページを見ればすべてわかる「会社事典」を作ろうと思ったのです。企業ホームページのあるべき姿というのは、「ホームページを見れば企業のことが理解できる」ということではないでしょうか?

企業ですので、利益を出さなければならないです。それで効率化のために、売れる情報をだけを掲載するという企業ホームページばかりの世の中です。セールスばかりのホームページで、顧客満足を得られるわけがありません。

本当は、自分たちが効率よく売るためのセールス色が強く、最低限の情報のホームページではなく、本当に作るべきは、「顧客満足度の高い、売れるホームページ」ではないでしょうか?

子供の時、インターネットが普及する前、調べ物をする時は、国語辞典や漢和辞典など、事典を使って調べていなかったでしょうか?そういう会社のことを調べれば会社のことが分かる「会社の事典」を作りたいと思ったのがきっかけです。

なぜ、受注が入らないホームページがあるのか?

これは明確です。ホームページ業者の制作フォーマットに則り、通り一遍等のホームページを作らされてしまっているからです。そんなホームページを作ってしまっては、あなたの会社の特徴なんて、出せる訳がないのです。

私は運良く、トヨタ自動車勤務時代に、第一次・第二次・第三次サプライヤーメーカーさんの工場に数多く伺う事ができました。小さな会社でも技術は非常に高かったり、いろいろな創意工夫して改善して面白いことをやっていたり、とてつもなく機動力が高かったり、様々な事例がありました。

各企業には、独自の強い特徴がありますが、ホームページ業者にホームページの作成を依頼してしまって、ホームページ業者のフォーマットに則り、通り一遍等のホームページを作らされてしまっていることが、一番の問題です。

あなたの会社がやるべきことは、ホームページを作成するのではなく「会社事典」を作るべきなのです。通り一遍等のフォーマットで表現するのではなく、ブログ形式で、あなたの会社の特徴を事細かに表現するべきです。詳しくは『見せるだけで売れる「会社事典」とは?』を参照にしてください。

最後に

「見せれば売れる会社事典」を作ろうと思ったきっかけは、トヨタ自動車に勤務時代に、数多くのサプライヤーのメーカーさんの工場に伺う経験をし、どこのホームページを見ても会社のことが分からないという経験をしたからです。

当時知識がなかった私にとっては、企業のホームページを見れば、その企業のことが理解できると思っていたんです。あまりの情報の無さに驚いた経験が、この「会社事典」を作ろうと思ったきっかけです。

今、webマーケティングの仕事をしていますが、売れない理由の第一位は、「企業ホームページの情報が少なすぎる」それで、売れないということが多いです。とにかく、企業の持っている情報をどんどん分かりやすく情報公開できる部分は公開していきましょう。あなたの会社の分からないことは、ホームページを見れば解決できるようにしましょう。

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