こんにちは。「見せれば売れる 会社事典」の(株)Happy Make Project 山下裕司です。
今日も、なかなか集客できないと悩んでいる方に向けてお伝えしたいと思います。コンサルティングの中で、クライアントさまである、デンタルクリニック(歯科医)を経営している院長より、以下のような質問を受けました。
【質問】:webサイトから新規集客を増やしたいのですが、今まで社長ブログを作ったり、ワードプレスを作ってスタッフ日記など書いても、全く増えませんでした。
webサイトやブログに何を書けば、新規が集客できるのでしょうか?どのようにすれば、教えてください。
という質問をいただきましたので、今回は『ブログやwebサイトに何を書いたらいいか分からない人へ』という内容でお伝えします。
【答え】:「お客さんが何を求めているか?」あなた自身が病院に通うときに実際、何を見て選んでいるのか?を考えれば、自然とわかってくると思います。
「自分がなぜ、申し込もうと思ったのか?」そして「最初に何をして次に何をして、どんな行動をするのか?」そういったことを振り返って見てください。
目次
ブログやwebサイトに何を書いたらいいか分からない人へ
デンタルクリニック(歯科医)を探してみた、、、
「痛い、、、。痛みが引かない」
右を向いても痛い、左を向いても痛い、上を見ても下も見てもやっぱり痛い。気がつくと、右の奥歯当たりが痛くてしょうがない、、、。
- 虫歯なのか?
- 細菌でも入ったのか?
- 歯ではない別の神経に何か触れているのか?
思いあたる原因は特にないのだけれど、とにかく痛い。少しでも動かすしても痛い。何もしなくても痛いので、寝てても痛いし起きてても痛いという、、、なかなか大変な同しようもない状況である。
痛み止めを飲んでなんとか収まるといった感じ。たぶん正露丸を痛いところに詰めたとしても痛みはなくならないどころか、むしろ悪化してるんじゃないか?という状況。こんなのはじめてといった具合だった。(正露丸を詰めたら、痛みが収まるかどうかは置いといて。笑)
痛いときはどうするか?
こんな歯が痛む時に出番がやってくるのが、デンタルクリニック(歯科医)。今は、インターネットで調べたら、あなたの住んでいる地区のデンタルクリニック(歯科医)の情報はたくさん出てくる。ということで、インターネットで調べてみた。
もともと13年前に、整骨院や整体院など治療院のweb集客で、weマーケターとして独立した私としては、こんなときもどんなサイトで新患を取るのか、気になって仕方がない、私がいる(笑)
まずは、どんな症状なのかが気になったので、痛みがなんなのかを昼食をとりつつ調べてみた。すると、どう考えても「虫歯の痛み」だと思える。痛み止めが切れると涙が出るほど、痛みに襲われる。
さらにインターネットのブログなどを調べていくと、痛みがあった人が、こうしたら良くなる、という情報にめぐり逢った。それで良くなったとブログで書いている人もいる。私は、ブログの記事は信頼性に乏しいので、あまり参考にしないことが多い。多くは、アフィリエイトの販売だからだ。だが、このページはアフィリエイトで何かを売っているわけではないようで、良くなったので喜んでブログに書いたような感じだった。
また、デンタルクリニック(歯科医)の院長も何やら似たような体操を良いと解説しているwebサイトもあった。そこで、病院に行く前に試してみようと、解説されている通りにやってみた。全く効果はなかったが、、、。(笑)
見事に分かれるWebサイト
いろんなデンタルクリニック(歯科医)のWebサイトを見ていると、見事に真っ二つにタイプが分かれている。この病院は、比較的しっかりマーケティングをしているな!という印象を受ける治療院もあれば、そうでないところもあって差は歴然としていた。
近所のデンタルクリニック(歯科医)は2軒とも適当なサイトで、キレイに作り込まれているわけでもなく、適当感を感じることから「ここ大丈夫かな、、、」という勝手な印象を持ってしまった。ブログもあったが、どんな治療をするかもどんな人がやるかも分からないし、そもそもどうやって予約したらいいか分からない。
デンタルクリニック(歯科医)の集客は、別にインターネットは使わなくてもできるので、中途半端にwebサイトを作るくらいなら、お店の印象を悪くするだけなので、作らない方がいいんじゃないかとさえ思える。いや、中途半端なwebサイト作るなら、絶対に作らないほうがいい。
一方、ちょっと家から離れているデンタルクリニック(歯科医)は、webサイトがちゃんと作られていて、しっかり見てくれそうな印象を受けるため、ここなら良さそうだというものだった。好印象を受けたのは、院長がどんな人で、どんなスタッフがいて、というのが写真つきで分かりやすいし、患者の声もたくさんあったからだ。それだけではない、どんな料金体系かも分かるし、どんな治療をするかも説明があって素人でも、どういうことをするのか何となく分かる。
どうやって治療を受けたらいいかも書かれているし、診療日時も連絡先も明確。そう不明確な点が少なく、場所も比較的近いため、そこに行こうかなと思った。正直、webサイトからでは、治療技術がいいかどうなんて事前には分からないので、いかに疑問をなくして信頼をとれるかが鍵になるということだ。
そうこうしているうちに、午後の仕事の打ち合わせ予定の時間が近づいてきたので、それが終わった後に行くかと思った。
異変
午後の仕事の打ち合わせが終わったので、これから「虫歯」を治しにデンタルクリニック(歯科医)にでも行くかと思ったら、異変が、、、。実は、どうも痛みが治まってきていることが分かったのである。異変といっても痛みが引いてきた嬉しい側に変わった異変だ。
ただ、、、そのまま夜になると明らかに違っていて、また猛烈な痛みに襲われたので、なんとか痛み止めを飲んで、誤魔化して次の日の朝、デンタルクリニック(歯科医)に向かったのである。
お客さんはwebサイトで何を見るか?
ところで、デンタルクリニック(歯科医)を調べているときには当然ながら、完全にお客さん(今回の場合は「患者」だが)の視点で見ていた。自分でwebサイトを作ったり、誰かに教えたりすると、作り手の目線が拭えないのだが、今回は100%でお客さん(患者)の目線だった。
痛いんだから当たり前なのだが、一体、どんな情報を自分は知りたかったのか?を振り返ってみると、
- どんな人が治療するのか?
- どんな治療をするのか?
- 口コミは?
- 患者の声は?
- 料金は?
- 場所は?
ということを見ていて、響いた点は、
- どんな人が治療しているか(印象)
- 治療の実績(患者を診ている数)
- 患者の声
あたりだった。
加えて、
- 場所はどこか?
- どうしたら治療してもらえるのか?(予約制なのか来た順なのか)
なども明確だったので、行こうと思うときに止まることがなかった。せっかく行こうと思っても、
- 「直接行けばいいの?」
- 「電話で予約するの?」
- 「電話番号が載ってないぞ?」
なんて疑問に思うと行動が止まってしまい予約しなくなるので、この当たりも重要なポイントになる。もちろん、これだけあれば十分ということはないが、必要ではあることが分かる。それに、何を書いたらいいか分からないという場合には考えるとっかかりになる。何を書いたらいいか分からないの答えは、お客さんが持っているのでお客さんに聞こう。
まとめ
自社webサイトの価値をお客さんにお伝えしなければならないので、webサイトが大切だということは言うまでもないにしても、
- 自分がなぜ、申し込もうと思ったのか?
- 最初に何をして次に何をして、どんな行動をするのか?
ということをたまに振り返ってみることもいい。自分が何か売ろうとしたときにお客さんのことを想像するときにスムーズになるものと思うので。今までお客さんがどんな思いと行動で買うのかを想像もしていないのに、急にリサーチしてお客さんになりきろうと思っても難しい人もいるだろうし。普段から自分の購買心理を考えていたら、何をリサーチしたらいいかも想像がつきやすくなるはずだ。
お金と時間は、浪費と消費と投資の3つに分かれるなんていうが、どうせ使うなら少しでも投資になるようにしたいもの。
PS:「見せれば売れる会社事典」のお客さまの声
福岡市で整体院を開業している高松さんは、この「見せれば売れる会社事典」のコンサルティングで、パッと一目で見で分かるように、webサイトを修正しました。今では、地元のテレビに出演するなど、人気整体師となっています。
価値を伝えるwebサイトやブログは、あなたの商品を売り込むツールではありません。お客さんへのラブレターです。あなたがお客さんの人生を変える商品を持っているならば、あなたはお客さんにそれを伝えなければなりません。最高のラブレターを書きましょう。
詳細は、弊社クライアントさまの体験談『お客さま体験談(福岡市の整体院)』をご覧ください。
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