こんにちは。「見せれば売れる 会社事典」の(株)Happy Make Project 山下裕司です。
今日も、なかなか集客できないと悩んでいる方に向けて。先日のコンサルティングの中で、クライアントさまである、圧延用ロール製造メーカーを経営している社長さんより、以下のような質問を受けました。
【質問】:会社の問題が山積みです。売上も立てなければなりませんし、社内の様々な問題が山積しています。何をどう解決して良いのか、優先順位も付けなければなりませんが、どうすればいいか分からず悩んでいます。
これから会社を再度、軌道に乗せていくために、どのように解決していけばいいか?教えてください。
という質問をいただきましたので、今回は『あなたは、このまま何も成し遂げずに人生を終えるのか?』という内容でお伝えします。
【答え】:あなたが今、もっとも感情を左右されていることはなんですか?バカは、問題に感情を左右されます。問題は、淡々と解決すればいいだけの話です。我々起業家は、夢に感情を左右されましょうよ!
まず問題を認識するために整理して、現状把握しましょう。その中で、一つずつ、何が問題なのか?を絞り出して淡々と解決していきましょう。
目次
あなたは、このまま何も成し遂げずに人生を終えるのか?
あなたが、企業経営しているのは何故なんですか?
偉そうに上から目線でお伝えしますが、何も成し遂げない人のほとんどは、何かを成し遂げることだけに注力しすぎなんです。
僕が、仕事でコンサルティングをやる理由はそこにあります。コンサルティングを行う目的は、クライアント様に儲けてもらうためです。しかし、コンサルティングが、ただ儲けてもらうということだけが目的なのであれば、そこまでの道中はまったく不要なものとなってしまいます。
でも違いますよね。
ビジネスは結果が出るまでの1秒1秒の美しさに感動し、自分たちの商品やサービス、そして存在でそこにいる人達を笑顔にし、途中に設けられたさまざまな問題を社員と共に愉しみ、最終目的を達成すること、それらすべてが目的です。
コンサルティングが、ただ儲けてもらうことだけが目的なのであれば、コンサルティングを通して儲けたという事実だけ「わずか1つ成し遂げたこと」です。
そうじゃないんですよ。
その目的達成までの道なり全てが目的なんです。過程こそが本質なんです。目的を達成するまでがビジネスで、目的地に辿り着いてからが、またビジネスなんです。プロセスこそが結果であり本質なんです。
問題は、淡々と解決するもの!
あなたが起業したのは、より人生を豊かにするためにではないでしょうか?
金銭的に豊かになり、バイタリティ溢れる面白い人達と友だちになり、より上質な遊びをするために、そして企業理念を達成する世の中にするために、起業したのではないでしょうか?目先の問題で苦しんでいるような、ひ弱な起業家になりたかった訳ではありませんよね?
あなたの人生から、この先、問題が無くなることなんてありません。問題は一生付き纏ってくるものです。あなた自身が生み出しているものといった方が正しいですね。これからあなたが、あなたの会社が大きくなるにつれ、あなたが抱える問題は大きくなっていきます。
たかが問題で、いちいち人生の貴重な時間を使っている場合じゃないのです。あなたがやるべきことは、山のようにあります。だってあなた自身が、その道を選んだんですよね?だったら、問題なんて淡々と片付けて、あなたの夢を叶える生き方、何かを成し遂げるという生き方をしましょう。
中小企業・零細起業が抱える問題とは、、、?
これからは、淡々と解決していく問題について見ていきましょう。そりゃ会社経営していれば、いくらでも問題は出てきます。いちいちその問題ごときに、感情を揺さぶられていては、人生を駆け抜けるスピードが遅くなります。
さあ、淡々と問題を見ていきましょう。圧延用ロール製造メーカーの社長さんから伺ったのは、以下の13個の問題でした。どの会社も同じような問題に悩まされているのではないでしょうか?だから、あなたがどの規模の会社になろうとも、この問題から逃れることはできません。
- 利益を確保するのが難しい
- 受注すればするほど資金難となる
- 資金繰りが悪い
- 設備投資をしたいができない
- 資金の見通しが立たない
- オフィスに必要な備品を購入したいけど高額で購入できない
- 継続的に売り上げの見通しがたたない
- 優良顧客の確保が難しい
- 下請けから脱却したいができない
- 海外からの安い製品との戦いで体力的に辛い
- この業界は衰退するという危機感がある
- 製造業・パーツフィーダーのマーケット縮小が続く
- 初代からの引き継ぎなど2代目の苦悩
問題点を8つに分類
上記の13個の問題を、以下のように8つに分類しました。大きな問題も分類していくと、改善しやすくなります。問題を大きく捉えるのではなく、俯瞰して全体像は捉えつつ、細分化して細かく解決できるくらいの一口サイズまで持っていきましょう。
小さい事にこだわらなきゃダメなんです。 失敗は、絶対忘れずに地獄の底までおいかけて、撲滅することが必要です。
「①:営業の問題」 |
「②:4Sの問題」 |
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「③:在庫システムの問題」 |
「④:人間関係の問題」 |
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「⑤:商品についての悩み」 |
「⑥:顧客との関係の問題」 |
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「⑦:時間管理の問題」 |
「⑧:人財育成の問題」 |
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最後に
今回は、問題点を浮き彫りにするというところまでですが、いかがでしたでしょうか?まず問題を認識するために整理して、現状把握しましょう。その中で、一つずつ、何が問題なのか?を絞り出して淡々と解決していきましょう。
繰り返しますが、あなたが今、もっとも感情を左右されていることはなんですか?バカは、問題に感情を左右されます。問題は、淡々と解決すればいいだけの話です。我々起業家は、夢に感情を左右されましょうよ!あなたは金儲けをするためだけに生まれてきた訳じゃありません。
PS:「見せれば売れる会社事典」のお客さまの声
大阪でパーツフィーダー製造を行う町工場の島原さんの会社「シマテック」には、営業マンは一人もいません。全て、webサイトからの受注です。今では、一部上場の大手一流企業や官公庁との取引を獲得するまでになっています。
あなたと同じように、島原さんもいくつもの問題を抱えています。でも、淡々と解決してきているから、結果は普通に伸びています。問題ごときに感情を揺さぶられるのは止めましょう。そういう感情はお客さまへ伝わります。
ただ、商品価値を伝えるwebサイトやブログは、あなたの商品を売り込むツールではありません。お客さんへのラブレターです。あなたがお客さんの人生を変える商品を持っているならば、あなたはお客さんにそれを伝えなければなりません。最高のラブレターを書きましょう。
詳細は、BtoB 製造業の生産財を生産・販売している弊社クライアントさまの体験談『お客さま体験談(パーツフィーダ自動供給装置:機械製造業)』をご覧ください。
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