ご訪問ありがとうございます。「見える化集客」を運営する山下です。
「見える化集客」とは、製品やサービスの質の高さを証明するために企画〜製造〜販売までの製造プロセスにおける品質管理を可視化して、顧客の「信用・信頼」の獲得することで、新規顧客の獲得を目的としています。
今回の企画は、クライアントである大阪府守口市にある製造業の町工場(生産財)が『6ヶ月で売上4000万円以上アップ』した27回の改善事例をご紹介するものです。これは、「製造業のブログ集客の教科書」として、あなたの集客のお役に立つことが目的です。売上4000万円アップという、結果が出るまでの27回のコンサルティング内容を「27の手順」として、全て公開していますので、ぜひ活用してください。
【製造業】ブログで新規受注を獲得する27の手順【手順18】
この企画は、、、
機械製造業(生産財)のクライアントが”6ヶ月で売上4000万円以上の受注を獲得したブログ”の改善ポイントを解説します。いわば「製造業(生産財)のブログ集客の教科書」のようなものです。
全27回を通じて、顧客からあなたの製品やサービスの見えない部分を見えるように改善して、新規受注獲得に繋げていく過程をご紹介します。さまざまな改善事例が、あなたの力となることでしょう。
【今回の主人公】(部品供給装置製造業:株式会社シマテック島原さん)
【第18回目の個別相談の解説】
▶︎【主人公:株式会社シマテックのご紹介】 |
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▶︎【ホームページからの集客状況】 |
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「相談前」:ホームページからの新規お客さまの受注は、月0件。
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▶︎【見える化集客:個別相談のコース内容】 |
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回数無制限の個別相談(期間:1年間) |
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▶︎【個別相談:1年後の目標】 |
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ホームページから5件/月の受注獲得(ブログ集客から) 1年後の結果は、こちらの『売上が前年比1.7倍の伸び(4200万円アップ)』をご覧ください。
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【新規受注獲得のための改善タイムスケジュール】
第18回目の個別相談の内容
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【第18回目の個別相談の内容】 |
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今回から個別相談は「④:販売記事の作成」に入りました。「この製品はこういうものだ!」という製品コンセプトができ、それを販売するステップに移りました。
今回は「なぜ、ホームページから製品が売れないのか?」という、問題把握を行います。事前に検証を行った結果は『1300万円の部品供給装置を新規受注した「製造業ブログ3つの改善点」』を参照ください。
なぜ、ホームページから製品が売れないのか?
「このホームページがなぜ、売れないのか?」
改善点①:「この製品を購入すると、どうなるの?」
このホームページのトップには、
- パーツフィーダーの重要性
- パーツフィーダー掲示板
- 製品紹介・実績
- 同業者の皆さまへ
4つの項目が書かれているが、顧客が一番知りたいことは『おたくの製品買うと、どうなるの?』ということだけです。
- 当社の問題を解決できるの?
- 生産性が上がるの?
- 作業者の負担が減るの?
「結局、購入したらどうなるの?」という顧客が一番知りたい答えを書いてあげることが大切です。
改善点②:製品のコンセプトが分からない
商品コンセプトとは?
『独自の商品提案』
つまり、業界でオンリーワンを目指すための一つの戦略。
製品が売れないのは、この商品コンセプトが明確でないため、他社との差別化ができず「選ばれない・・・」から売れないのです。他社と同じ製品なら、価格が安い・近いといった方が選ばれやすくなります。
「この製品は、どんな製品なの?」ということが書かれていません。
例えば、食事に行った時に、
- チェーン店のピザ
- ピザ発祥の地イタリアナポリの味!生地が厚めでモチモチ!
こんな2つのお店があったら、どちらで食べたいと思いますか?もちろん、安さを求める人もいれば、 味や雰囲気を求める人もいます。重要なのは、どのような顧客に提供したいか?ということです。
製品のコンセプトを構成する3つの
- 誰に提供するのか?
- 何を提供するのか?
- 選ばれる理由(USP)は何か?
がないと、顧客は選べないということです。選ぶ理由がないということです。
※製品コンセプトは『「製品コンセプトの改善前後を比較」なぜ、1300万円の新規受注獲得できたのか?』で完成したので、ホームページの修正時に取り入れていきます。
改善点③:購入までの3つの壁を超えてない
【壁1:お客さんは読まない】
ホームページを開いた瞬間に「読みんでみたい!」と思ってもらうためのキャッチコピーやストーリーがなく、「読んでみよう」と思わない作りになっている。
【壁2:お客さんは信じない】
自社製品の確からしさを信じてもらうために、商品の実物・実績は少しありますが、ビフォーアフター、顧客の体験談などの証拠を見せたり、納得できる理由を書いて信じてもらう材料が少なすぎです。
【壁3:お客さんはこちらの思うように行動しない】
購入へ背中を押してあげることで、限定して希少性を高めたり、購入までのハードルを下げたりするものもない上、電話しようにも電話番号がない。(一番下に申し訳なさそうに小さく掲載されているが・・・)
「壁1:お客さんは読まない」をクリアするために
希少性や興味性で顧客を引きつける必要があります。
ページの一番最初に「パーツフィーダーの重要性」を書くのではなく、「この製品を買ったらどうなる?」という答えを書いておくと興味性を引くでしょう。
あなたが何を伝えたいのか?よりも、顧客が何を知りたいのか?の方が重要です。顧客が知りたいことを答えてあげましょう。
「壁2:お客さんは信じない」をクリアするために
ホームページやブログを開いて内容を見てくれたとしても「ホントに?」と疑われています。
お客さんが信じられるようにするには、どうすればいいのか?
信じてもらえるために、最低限やるべきことは、、、
①:製作実績や取引実績を伝える
何よりもの証拠になります。確かな製品を作っているんだと顧客に理解してもらえる強力なコンテンツになります。
②:お客さんの声や動画インタビューを掲載する
動画インタビューを掲載することで、『お客さんとこんなに良い信頼関係ができてますよ』という証拠になります。
これは、「当社はいい仕事してますよ」という最高のアピールに繋がりますので、顧客の信頼を獲得することができるコンテンツです。
③:しっかりと権威付けしておく
テレビ出演・雑誌掲載などのメディア掲載実績や権威ある人からの紹介など。権威ある人やメディからの紹介は、信頼や安心に繋がります。
④:どのように製作しているのか?製作プロセスを紹介
どんな人が、どんな方法で、製品を作っているのか?が明確に分かるので安心できる。お金を払って購入する顧客は、しっかりとした安心できる製品が欲しいと思っています。
「3:行動しない」をクリアするために
最後に、安心して『問い合わせ』をしてもらうために、返金保証や長期間のサポートサービスなどを付けると行動しやすくなります。
以外と盲点なのが、電話番号やメールアドレス、FAX番号など”大きく掲載する”ということです。申し込みしにくいホームページの作りだと、それだけで成約率が下がってしまいます。
申し込みしやすい、申し込みが分かりやすい作りにしましょう。
▶︎第18回目の個別相談を終えての解説(山下)
「ホームページから製品が売れない理由がハッキリと理解できました。これでは、購入者がいなくて当然ですね!」島原さんからの感想です。
今回のコンサルティング(個別相談)では、なぜ、ホームページから購入されないのか?という疑問を解消させるための解説を行いました。
自分が伝えたいことを伝えても、顧客が知りたいことに答えてないので、顧客には興味がないホームページになっています。「この製品を購入したら、どうなるの?」「なんで?」という疑問をしっかりと答えてあげることが、購入率を向上させる一番お近道ですね。
【参考:コンサルティング後の変化(1年後)】
↑中心のボタンを押すと再生(11分08秒)↑ ※詳細はこちら『お客さま体験談(パーツフィーダ自動供給装置)』をご覧ください。 |
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