ブログ集客力UP!トヨタに学ぶ「5why分析」

ブログ集客力UP!トヨタに学ぶ「5why分析」

こんにちは。世界を冒険するマーケター山下裕司です。「コンバージョンが伸びなくて、、、」「アクセスが減ってしまって、、、」という悩みを相談されることがよくあります。ただ、ほぼ100%の方が、真因を把握できていません。原因と考えられる要因はたくさん把握されていますが、真の問題の原因となる真因まで把握できている人はいません。

だから、同じ問題が繰り返し、繰り返し、発生してしまうという状況になっています。真因が把握できていれば、問題解決は非常にシンプルになります。改善するまでに時間がかかるものだとしても、進むべき道が明確になっている訳ですので。

ブログ集客力UP!トヨタに学ぶ「5why分析」

(TOYOTAより引用)

500万円の投資をして作ったホームページ

建設会社の社長さんから相談を受けました

先日、クライアントさんの建設会社の社長さんから相談を受けました。建設会社のホームページで注文取りたいと。それで、ホームページ制作会社に見積もりを依頼したら、3000万円だと。それはさすがに高いから払えないということで、だいぶ値切って値切って、500万円まで値切ったそうなんです。

500万円のホームページはどれだけすごい?

500万円まで値切れるのもすごい話ですが。それであれば、予算出せるから制作会社にホームページ制作を依頼したのです。それで新しいホームページが完成し、集客スタートさせましたが、結局そのホームページからの売上げはゼロ円。500万円の投資をして、一件も注文がこなかったそうなんです。

なぜ、500万円の投資が売上0円という結果を生んだのか?

売るためのホームページではなく、デザインがキレイなホームページを作ってもらっていたんです。注意すべきは、きれいなホームページと売れるホームページは違うということ。ホームページ制作会社というのは、売れるホームページを作る会社ではない。デザインのキレイなホームページを作る会社なんです。ホームページの制作で、お金をいっぱい使って結局、人が集まらないということになります。

ホームページ制作会社に丸投げの時代ではない

こんなこと、普通に起きています。こんなときに必要なのが、「5why」という思考法です。どうやって改善していくか?今は、自分たちで考える力が必要な時代なのです。ホームページ制作会社に丸投げではなく、ガッツリと関わり合い、しっかりと指示を出せる様になる力も必要になってきます。

ブログの集客力を改善するための「5why」

「ブログ記事作ってるのにPV数が伸びない」「コンバージョン率が伸びない」という状況のとき、どうやって改善しますか?ブログの「なにが問題で、どう解決すればいいのか?」解決の糸口をなかなか見つけることはできない方は多いのではないでしょうか?そこで、原因分析や問題解決に使えるフレームワークとして、私も13年間、トヨタの品質管理部門で勤務して学んできた、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)が取り入れている「5why」があります。

「5why」は、原因と結果との関係を明らかにする

この「5why」は、問題解決する際に「原因と結果との関係を明らかにする」使う手法です。つまり、基準と現状とのギャップの要因(原因)を明確にする手法です。弊社は、この「5why」をWebサイトを改善する手法として取り入れています。

「5why」とは?

根本的な真因を発見する「5why」

問題が解決しないのは、真因が特定されておらず、その真因が残ったままだから、問題が繰り返し発生してしまうのです。解決すべき課題を発生させている原因を究明し、真の要因を突き詰め、その真因を取り除くことによって目標を達成できます。(真因とは問題を発生させる真の要因のこと)

5W1Hとは

物事を具体的に述べるときに便利なフレームワーク「5W1H」というのがあります。この手法は、疑問を持って幅広く問う場合に使われます。この5W1Hで、問題解決では表面的な問題の発見に留まってしまい、対策も表面的なものとなってしまいます。

  • Why(なぜ:必要性の追求)
  • What(なに:対象物)
  • Where(どこ:場所)
  • When(いつ:時期)
  • Who(だれ:人)
  • How(どのように:方法)

5Whyとは

トヨタの現場では、根本的な真因を発見する方法として「5Why」を使います。

  • Why(なぜ:原因を考える)
  • Why(なぜ:その先の原因を考える)
  • Why(なぜ:そのまた先の原因を考える)
  • Why(なぜ:そのまたまた先の原因を考える)
  • Why(なぜ:そのまたまたまた先の原因を考える)

問題点の真因を発見するには?

問題点の真因の発見のためには、先入観を持たずに白紙になって観察することや、事実の背後にある真実を発見することが重要になります。トヨタでは、現地・現物・現実という「三現主義」を徹底していましたので、「この目的は何か?」を明確にして上で、半日ぐらいは問題が発生する現場にジ~ッと立ち観察していました。

様々な要因のうちから真因を見極める

この「5why」は、「なぜ?」を5回問うことにより、様様な要因のうちから真因を見極めるための手法です。もっと噛み砕いていえば、問題が起きた時に「なぜ問題が起きたのか?」と掘り下げて問うことです。これは、トヨタの元副社長の大野耐一氏の著書「トヨタ生産方式」の中で、5回の「なぜ」を自問自答することで、事象の因果関係や、真の原因を追究できると書かれています。

なぜ「5why」が必要なのか?

問題の真因(根本的な原因)にたどり着く

この「5why」は、「なぜなぜ分析」や「なぜなぜ問答」ともいわれています。この「なぜ?」を5回繰り返す目的は、問題の真因(根本的な原因)にたどり着くためです。つまり因果関係をつきつめていくための手法として、この「5why」が有効なのです。

「なぜ?」を繰り返さないとどうなるのか?

その場合は、表面的な思考・行動に陥りがちになります。問題の真因まで辿り付けないからです。様々な要因が上がると思いますが、要因はあくまでも、1つの可能性なだけです。事実に基づく管理であるファクトコントロール(Fact Control)の思考こそが、真の原因にたどり着くことができます。

なぜ?と問いかけるところが、5whyのスタート

例えば、「コンバージョン率が0.5%落ちた。何とかならないか?」とクライアントから求められたとき、「なぜ?」が抜けている人は、「キャッチコピー変えます!」とか「アクセス増やすために記事を量産します!」となります。ここで「なぜ、コンバージョン率が0.5%落ちたのか?」と問いかけることが、「5why」のスタートラインです。

「5why」は、こう考える

「トヨタ生産方式(著:大野耐一氏)」より

さきほど挙げた「トヨタ生産方式(著:大野耐一氏)」では、機械が動かなくなったと仮定して、「5why」の実例が紹介されています。

  1. 「なぜ機械は止まったか」→「オーバーロードがかかって、ヒューズが切れたからだ」
  2. 「なぜオーバーロードがかかったのか」→「軸受部の潤滑が十分でないからだ」
  3. 「なぜ十分に潤滑しないのか」→「潤滑ポンプが十分くみ上げていないからだ」
  4. 「なぜ十分くみ上げないのか」→「ポンプの軸が摩耗してガタガタになっているからだ」
  5. 「なぜ摩耗したのか」→「ストレーナー(濾過器)がついていないので、切粉が入ったからだ」

これが真因を突き詰めるということ

1回目の「なぜ?」では、機械は止まったのは、ヒューズが切れたことが原因として挙げられました。しかし「なぜ?」を繰り返して、5回目の「なぜ?」では、ストレーナー(濾過機)がついていない、ということが「真因」だと分かりました。1回目の「なぜ?」で分かった、ヒューズ交換をしても、何度も機械は止まる事になります。真因の対策ではなかったから。こうやって「5why」を繰り返すことで「真因」にたどり着き、根本からの問題解決をが可能になります。

「5why」は実践できるのか?

「5why」は、なぜ?(why)を繰り返し、繰り返し行うことで、物事を本質的に考えるようになるための手法になります。多くの人が「5why」のことを知っていても、実践する人が少ないのは、繰り返して問うことを、慣れていないと、非常に骨の折れる作業になるからかもしれません。私は、トヨタで13年間、毎日毎日、普段からフレームワークで考える習慣を当たり前のようにやってきたので、特に骨の折れる作業だとは思いませんが。

ロジカル思考が鍛えられる

「なぜ?」と自問自答を掘り下げることで、「5why」を身につけると、ロジカルに物事を考えられるようになります。論理的に物事を理解する力がつくことで、あらゆる視点から物事を見る力が付きます。

まとめ

「コンバージョン率が伸びない」「アクセスが伸びない」など、ブログ運営に行き詰まってしまうことは、だれでも経験することです。あなたも様々なブログ運営での問題があると思います。アクセス解析を見ると、かなり現状のことは把握できますが、その数字の裏にある真実。そこまで掴みきれてないのかもしれません。結果が出ない真因まで把握できれば、ブログ運営で迷うことはなくなります。

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